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2歳息子と山梨旅行記録

2歳息子と夫婦で山梨の石和温泉に一泊二日で旅行に行ったので、記録として残しておく。
ネットで子連れ旅行レポを検索すると、まだ自我のない赤ちゃんだったり、多少言葉でのコミュニケーションがとれるようになった子供だったりと、今の息子ぐらいの年齢のレポがなかったので、参考になったら幸いです。

2歳息子の情報

  • 言葉は多少は通じている(ごはん食べる?とかお風呂行こうとか)

  • 単語くらいだったら何を言っているかわかる(りんごとかブーブーとか、二語文もでてきた)

  • 若干のイヤイヤ期、自分の意思が通らなかったり、否定されると癇癪を起こす。

  • じっとしていることができない。常に動いている。

  • 午後2時間~2時間半くらい昼寝

  • 車移動、チャイルドシートは嫌いではなく、おとなしく外を見ている。

  • 1ヶ月に1回ペースで母実家に行くので、頻繁に高速を使っての長距離移動をしている。

  • 食べることがとにかく好き。野菜には若干の拒否反応があるが、基本的に一口サイズに切っておけば何でも食べる。

  • 1歳半で旅行デビュー、このときは祖母もついていった。


旅行先の選定


山梨、静岡が候補に上がる。
三人では初旅行、私と夫があまり冒険しないタイプなのもあり、以前行ったことがあって、多少は土地勘のある石和温泉に軍配が上がった。
静岡だったらさわやかのハンバーグ、伊豆シャボテン公園に行きたかった。
大人二人だったら、行き当たりばったりでいいかもしれないが、息子を連れて行くとなると多少は予定を立てたほうがいいだろう、ということで、ハーブ庭園旅日記 勝沼庭園フルーツ公園に行くことにした。
もう少し大きくなったら甲州天然石工房 彩石の蔵に行きたい。
あと我が家は夫の仕事の都合で平日に出かける。今回も水、木で日程を組んだ。 

持っていったもの (息子関連)


長袖と半袖、肌着、長ズボンを三着ずつ、薄めの長袖上着

天候が読めなく、嵩張るものでもないので多めに持っていった。長ズボンは転ぶだろうと思っていたから膝が隠れるものを用意。
これが大正解で、公園で転ぶし、遊んで汚れるし、おむつ替えのタイミングをミスって何回か漏らした、、、
 
歯ブラシセット
宿の歯ブラシだと慣れてないから嫌かと思い、普段の歯磨きとジェルを持っていった。
私も自分の歯ブラシと歯磨き粉を使いたいタイプなので、私のポーチに入れていった。
 
常用薬を多めに
小児喘息のため、毎日飲む薬と吸入薬を2、3日分多めに持っていった。万が一発作が出たときのことも考えて発作の頓服の吸入薬も入れる(4回分くらい)。
ネブライザーを入れた袋に、お薬手帳と薬を挟んで入れた。
 
オムツ
夜用を2枚(普段から夜は夜用なので)、普段用を10枚、オムツごみ袋
これとは別に持ち歩きのおむつポーチにも4枚くらい持っている。 おむつのゴミ袋は何枚あってもいいので、包装のまま持っていった。
 
パジャマ、スリーパー
浴衣ははだけるだろうと思い、いつものパジャマを。
スリーパーも持っていったけど、着せる前に全員寝てしまった、、、
 
ご飯セット(スプーン、フォーク、袖つきエプロン、スタイ6枚、シリコンスタイ)
シリコンエプロンとスタイ以外使わなかった。
汁物を食べるとき、エプロンの下に布スタイをしておくと首の隙間から入った汁を吸ってくれるのでオススメ。
手づかみ食べするから袖付きエプロン持っていったのに、結局使わなかった。
全部お店のカトラリーを借りたけど、使いにくそうにしているときもあったので、そういうときは自前のカトラリーを使えば良かったかもしれない。
 
ストローマグ
コップ飲みできるけど、わざとこぼすので。麦茶を一本買って継ぎ足し。
 
ハンディ扇風機
ご飯を冷ます用。すこしでも早く冷やすため。
(はやく食べられないと癇癪を起こす)
 
はさみ
ごはんをカットする用。外出の時は絶対に必要。
セリアで売っている赤白柄のミニキッチンはさみ(マグネットのケースがついている)は小さいのにとても良く切れるので、離乳食用ハサミを買うよりオススメ。
 
ウェットティッシュ(大容量のやつ)

普段は持ち歩いていないが、汚したらお店のおしぼりだけでは足りないので。
行きにドラッグストアで購入。やっぱり必要だった。

宿選びで重視したこと

家族風呂か部屋付き露天風呂があること
脱衣場で動き回る息子をひとりで対応するのがキツい、部屋風呂では狭いのでは、という理由で家族風呂か部屋付き露天風呂の部屋を探した。
 
子供オッケーそうなところ
自我がある2歳が泊まっても大丈夫そうな宿を選んだ。赤ちゃん歓迎宿や子連れプランがありそうな宿を探した。
 
検討の結果、全てを満たしたホテル花いさわに宿泊した。 使わなかったがキッズスペース(絵本やおもちゃが置いてある)もあるということだった。

ルート

一日目

9時半自宅を出発、高速に乗り2時間くらいで一宮御坂ICに到着。途中談合坂SAでトイレ休憩を挟む。
昼は全く考えていなかったが「子連れ可 ランチ」で検索して行けそうなところで食事を取ることにした。最悪近くのイオンモール等のフードコートにしようか、と話していたので、ラッキーだった。
子連れスペースがあり、洋食のおいしいお店で、息子のお子様メニューもとてもおいしかった。個人店なので名前を出してよいかわからない、桔梗信玄餅の工場の近くのお店です。
 
お昼を済ませ、ホテルへ。
チェックインまでは小一時間があったのでベビーカーでモンテ酒造まで散歩した。工場紹介のブースを見たり、売店を見たり。
ブドウジュースでもあれば購入しようと思ったが、めぼしいものがなく断念。ホテルから徒歩(ベビーカーに乗せて)片道15分くらい。
 
チェックインを済ませて、予定のハーブ庭園旅日記 勝沼庭園へ。大体車で20分くらい。
これがめちゃめちゃ楽しかった…!
敷地が思っていた3倍くらいあって、直接触れてハーブの香りや触感を楽しめる。
ハーブ庭園と大温室があって、バラ園と季節の花畑(コスモスとブルーサルビアが咲いてた)とその奥に足湯まであった。しかも足湯は天然温泉らしい。すごすぎ。あと池に鯉がいるので、鯉の餌やりもできる。 
売店ではハーブ系のグッズ(ポプリとかお茶とか)、ハーブを使った化粧品が売っていた。化粧品が売りらしくて、店員さんがツアーの人に営業していた。
ジュースとピーチティーを試飲させてくれた。
ジュースをあんまり飲まない息子が、試飲のジュースを「おいしー!!」と夫の分も奪って飲んでいた。実際美味しかったのでジュースを購入。
カフェでシャインマスカットのソフトがあったので、3人で分けて食べた。
鯉の餌やりは息子がどハマリして大変だった。餌がガチャガチャ式なのも息子が喜んだ。(息子は初ガチャガチャだった)
ネットのサジェストに不安なこと書いてあるけど、まったく気にすることなく満喫して帰った。
 
17時頃ホテルに戻る。息子は車で寝てしまい、部屋でもぐっすりだった。
18時夕食。息子の分のお子様ランチをお願いしていた。
プランで3歳以上はお子様ランチがついてくるということだったが、事前にお願いをしておいた。
2歳との旅行で一番頭を悩ませるのは食事だと思う。息子はよく食べる方なので、お子様ランチをお願いしたが、宿に事前に確認したところ取り分けするという方もいるということだった。
座敷の会場もあったが、息子は座敷で落ち着いてご飯を食べられないので、そちらのプランはやめた。
食事会場は子供用椅子が用意されていた。ベルトは無かったので、息子が動き出さないか心配だったが、食事を目の前にすればおとなしいので、しっかり食べていた。
座面が低くて食べにくそうにしていたので、クッションを頼んだところ快く対応していただけてありがたかった。(しかも、翌朝もクッション付きで椅子が用意してあって、本当にありがたいし感動した。)
大人のごはんもおいしかった。牛鍋のお肉が柔らかかった。
家族風呂が19時からだったので、デザートに間に合わなそうだったのも、対応していただいて本当に至れり尽くせりで助かった。
 
家族風呂
チェックイン時に先着で予約をしていく方式。プランの中に確約プランもあるので、普通のプランだと希望の時間帯に合わない可能性もある。
私たちもできれば20時くらいから入りたかったが、枠が埋まっていたため夕食の時間とギリギリだったが19時からにした。50分間貸し切り。
もう少しゆっくり入りたい気持ちもあったが、息子対応にふたりでかかれるし、気を遣わずに温泉に入れるので最高。息子も「オンシェン!」と楽しそうにしていたので、親的にも満足度が高かった。
 
この日は全員疲れて、21時頃には就寝。

二日目

息子が寝ているすきに交代で大浴場へ行った。
朝食はバイキング。バイキングの方が息子が適量で好きなものを食べられて良いかな、と思ったが、ひとりが食べている間に、片方が息子対応、というのは結構バタバタする、と実感した。
(以前旅行の時は夕・朝バイキングだったが、大人3人のうえ、自我もそこまで無かったので)
あと息子が大好きだからといって、納豆ご飯を持ってきたのは失敗だった。結局息子は朝食後シャワーを浴びた。
 
フルーツ公園の前にシュークリームが美味しいという甲州かすてら 槌やでシュークリームを購入。息子にはカステラを買った。
 
フルーツ公園が本命のつもりで行ったが、あまりの勾配に大人がへろへろになった。息子は楽しそうに走っていたが、すぐ見失うので夫がひたすら走っていた。私はベビーカーを持ってきてしまったがために付いていくことができず、夫に任せきりだった。
フルーツ公園の遊具は、遊具広場、アクアアスレチック、わんぱくドーム(室内遊具)
息子が遊べる遊具は、遊具広場とわんぱくドームになる。アクアアスレチックは10月頭だと寒く、対象年齢も少し上だった。
くだもの館の中にワインやぶどうの歴史、県内で取れる果物についての展示があり、結構楽しめた。子供向けのちょっとしたゲームもある。
フルーツ公園は駐車場が多い。どこに行くかを考えて停めれば移動がきつくないので次回は考慮する。公式ホームページに記載があった。
 
息子がロードトレインを見て乗りたがるので、乗ることにした。ちょうどお昼だったので、上りの終点のカフェでお昼を取ることにした。
終点カフェにもお子様ランチがあったので、息子はお子様ランチを食べた。
ロードトレインは楽しいし、体力温存になるし、息子は上機嫌だし乗ってよかった。帰りも終点の駐車場まで乗った。

駐車場から近い直売店でぶどうを購入。色々な品種の試食があったので、味比べさせてもらった。当たり前だけど全部味が違うし、そのなかでもシャインマスカットは他品種と比べるととんでもなく甘かった。(巨峰やベーリーA、甲州を試食させてもらった)
午後3時くらいに山梨を発つ。帰りも2時間くらい?かかった。

総括


大満足の旅行だった。
2歳がいる時点でのんびり旅行には絶対にならないが、温泉でリラックスできたし、ぶどうは美味しいし、普段行くことのないところ、見慣れない景色を見るのはやっぱり楽しい。
子どもは特に旅行に興味ないので、親の自己満足的なところはあるけど、そこはなるべく息子ファーストで予定を組んだのもあって息子はとても楽しそうだったし、結果的に親も楽しむことができた。
食事については小さいうち、特になんでも食べるタイプの息子であれば食事を出してもらえるほうが良いかもしれない。
山梨、都心からも近いし、自然もあるし、果物はあるし、少なくとも都心よりは土地も安いだろし、移住するのもいいんじゃないかと思ったら、やっぱり人気らしい。
とにかく2歳との旅行は、どれだけ2歳に合わせたプランが組めるかがカギな気がする。
言葉でのコミュニーケーションがもう少しとれるようになったら、もう少し楽になることを祈りたい。


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