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【184】サロンオーナーになるために①(サロンの種類とメリット・デメリット)


”サロンをオープンしたいけど、どんな場所で施術ができるんだろう?”

”お金はいくらくらいかかるんだろう?”


”いつから準備を始めれば良いのだろう?”

”メリット・デメリットを知りたい・・・”

ワクワクと共に不安がつきまとう個人サロンオーナー。

今回は、サロンの種類とメリット/デメリット、費用や準備期間をまとめてみました。

知識として頭に入れておくと役立つ情報盛り沢山なので、いざという時に困らないためにも、ぜひ保存して読み返してくださいね🥰

◆サロンの種類とメリット・デメリット

自分のリラクゼーションサロンを持つには、何種類か選択肢があります。

大きく分けるとサロンの種類は

①レンタルサロン(時間貸し)
②自宅サロン
③マンションの一室
④路面店(テナント)

に分けられます。
一般的には①→②→③→④の順に出店難易度と準備する事が増えます(①と②と③は同等の事もある)

①~④ 全ての選択肢で施術をした私の体験談から、
それぞれのメリット・デメリット・金額・必要な準備期間
をお伝えしますね。
メリットデメリットを知った上で自分に合ったサロンを探せると良いと思います。

〇サロンの種類

■メリット
■デメリット
■初期費用とランニングコスト
■必要な準備期間
の順にお伝えします。


①レンタルサロン(時間貸し)

レンタルサロンとは、自分が施術に使いたい時間だけサロンルームを時間借りする事ができる施設の事です。
最近は都内を中心に、レンタルサロン施設がとても増えてきました。

■メリット

①自分が使いたい時だけ部屋を借りられるので、費用を抑えられる
②施術ベッドやホットキャビ、タオル等 施術に必要なものが一通り揃っているので、開店に必要な準備をする必要がほとんどない
③施設によってはコンシェルジュがいるサロンもあるので、自分は施術だけに集中する事ができる

■デメリット

①他の施術者が既にサロンルームを予約している場合、サロンルームを使いたい時間に使えない事がある。(週末や人気の時間等)
②サロンルームを確保した時間の当日キャンセルは基本出来ないので、当日キャンセルがあってもレンタル料を支払わないといけない。(会社によります)
③顧客数が多くなってくるとサロンルームを1日中おさえる事になり、費用がかさむ

■初期費用とランニングコスト

【初期費用:10万円程】
①レンタルサロンにより、会員登録時に初期費用が掛かる所と掛からない所があります。
(私は初期費用25,000円、月額会費55,000円+時間貸し代金+ロッカー代でした)

②基本的には30分500~1,000円位で借りられるサロンが多いです。
ただし施術時間だけではなく、施術の準備にかかる時間もレンタルする必要があります。
例)60分コースの場合
部屋の準備+お客様お着換え等+部屋の片付け
施術の前後30分ずつ =合計120分レンタル

タオルや毛布、施術に使うオイル等は毎回有料のレンタルサロンが多いです(1回100~500円)。
自前のタオル等を使う場合は、ロッカーレンタル代やクリーニング代がかかります。
施術に使用するもの(制服やお着換え含め)は基本自分で用意します。

■必要な準備期間

【最短1日】
レンタルサロンに申し込み、見学・申込・入金等を済ませ事務手続きもスムーズにいけば最短1日で完了します。
「すぐに施術を始めたい!」という方には一番向いているサロンです。

■私が使用していたレンタルサロン
東京・麻布にある会員制サロンでした。


②自宅サロン

自宅サロンとは字の如く、自分の家をサロンにする事です。
子育てを終えたセラピストが空いた部屋を使って施術したり、家作りの段階からサロン用玄関を2つ作る方も増えています。

■メリット

①自分の家なので家賃がかからない。費用的には一番抑えられる
②空いた時間は家で家事等ができるので、時間を有効に使える
③タオル等をしまう収納場所に困らない

■デメリット

①人を自宅に上げるので、家族の理解がないと成り立たない。(お客様に気を遣わせてしまう事も)
②『家感』が強い家だと、お客様のテンションが上がらない
③プライベートな空間でもあるので、集客しづらい。(住所を公開したくない等)

■かかる費用

【初期費用:5~30万円程】
①部屋を改装する場合はその改装費。
②施術ベッド・タオル・オイル・ホットキャビ等、施術で使うもの全般を用意する金額
③タオルやお着替え洗濯代等がランニングコストとしてかかります。

部屋を大掛かりに改装しない場合、大体20万円もあれば、一通りは揃うのではないでしょうか。
(ベッドの金額にもよる)

■必要な準備期間

【約2週間】
家族に「ここをサロンにしたい!」と説得するところから始めます。
知らない人が家に出入りするようになるので、必要があればご近所様にも話を通しておいた方が人間関係がスムーズです(私はしました)。

家族さえOKなら、部屋はあるのでベッドやタオル等を手配して比較的すぐに施術が出来るようになります。

③マンションの一室

リラクゼーションサロン用のマンションを借りて施術する方法です。
施術に使う荷物等を全て置いておけるので、家賃をおさえながらも仕事とプライベートを分けたい人はメリットが大きいと思います。

■メリット

①レンタルサロンとは違い24時間好きな時間に施術ができ、自宅とは違い【貸切感】がある。
②テナントを借りるより手軽に借りられるので、費用が抑えられる
必要なものを24時間置いておける

■デメリット

①『サロン利用不可』のマンションがすごく多い‼ので、気に入った物件があってもサロンとして使用できない事が多い。
②個室空間になるので、万が一事件等に遭った時対処できない
初期費用・毎月の経費がレンタルサロンや自宅サロンより高くなる事が多い。

■初期費用とランニングコスト

立地や広さにより金額の幅は大きいです
参考までに、東京都心で不動産屋経由でサロン用マンションを契約する場合、40平米前後の広さで家賃約15~80万円。
当たり前ですが、立地が良ければ良いほど高いです。
初期費用は前家賃+敷金礼金+補償金等々 合わせて家賃の10倍程かかります。

家賃の目安は、『月の売上の1/8』と心得ましょう。
例えば事業計画上、毎月60万円の売上を見込む場合は家賃75,000円
このくらいの物件でスタートできたらとても良いと思います。

■必要な準備期間

【3~4ヶ月程】
物件探し、内覧、契約、保険加入等々

すぐに良いマンションに出逢えるとは限らないので、サロンオープンしたい日の3~4ヶ月程前からは準備をし始めましょう。(それでも遅いかも)

無事に物件契約をして鍵の受け渡しが完了したら、そこから内装準備です。
テナントと違いマンションの場合は壁紙や天井を塗ったり穴をあけたりすることは無いと思うので、鍵の引き渡しまでに必要なものを揃えておければ、内装準備自体はそれほどかかりません


④路面店(テナント)

セラピストの憧れ?路面店です。
店頭に看板を出す事ができ、自分のお店を持ったぞ~!という感じになります。
デパートのテナントや、道路沿いのお店… 色々なタイプがあります。

■メリット

視認性がズバ抜けて高く、最も集客しやすい
②開口部(入り口や窓)が大きいので、安全性が高い
③扉や壁、天井を自分好みにカスタムできる

■デメリット

初期費用が最もかかる
②コンスタントに売上を上げられないと家賃を払えず撤退することになる。(でもすぐにやめられない)
店舗保険加入必須や消防署による承認が必要等、細かい決まり事が苦手な人には大変

■初期費用とランニングコスト

【初期費用:100~500万円程】
物件を借りる際の初期費用がかかります。
特に銀座の場合は銀座ルールというものがあり(笑)、敷金が大体どこでも12ヶ月必要なので、敷金だけで300〜500万円程必要な所が多かったです。

neconoteは(企業秘密だねこれ)
物件を借りる際に 約100万円
内装改装費用 約100万円
ベッド等設備費 約80万円
その他 約80万円

合計 約360万円 位でお店をオープンしました。

■必要な準備期間

【6か月程度】
不動産とオーナーの審査・契約、
店舗保険契約、
工務店による店舗改装、
消防署による検査…
テナントを借りると、①~③のサロン経営と比べるとやる事がとても多いです。

必要があれば金融機関で借入をする事もあります。
その場合は金融機関の審査と入金もあり、期間は2か月位かかります。
動かす金額も大きくなってくるので、サロンオープンまでの間に出来るだけ店舗の認知度を上げて集客をしておくことをオススメします。

◆まとめ

如何でしたか?
レンタルサロンからテナントまで、サロンの種類や金額等 様々なタイプがある事をご理解いただけると嬉しいです。

予算や自分のやりたい事に合わせて、どのタイプのサロン作りをする事が自分に合っているかなと考えてみてください。

①~④のサロンについてもっと深く聞きたい事がある方は、ぜひコメントやメッセージをください^^
自分だけのサロン作り、妄想するだけでも楽しいと思います^^☆

次回はこちら





神様のようなアナタ…🥺ありがとうございます! これからも楽しい記事を発信できるように有意義に使わせていただきます❤︎