佐久間裕美子

文字を紡いで売っています。著作に「#My LittleNewYorkTimes」「#ピ…

佐久間裕美子

文字を紡いで売っています。著作に「#My LittleNewYorkTimes」「#ピンヒールははかない」「#ヒップな生活革命」「#真面目にマリファナの話をしよう」。マガジン二つやってます。アメリカ観察日記「DailySakumag」と人生修行日記「InnerSakumag」

マガジン

  • Inner Sakumag アーカイブ

    2019年から2020年の終わりまでの期間に書いたセルフケア、セルフケア、人生修業をテーマにしたマガジンのアーカイブです。

  • 佐久間裕美子のMyLittleNewYorkTimes

    書籍化したMy Little New York Timesから1年前の今日の日記と今年の日記を対にして不定期にお届けします。

  • はじめまして

    佐久間裕美子を知らない人のために、今やっていること、これまでのキャリアのこと、学んだことを振り返っています。

  • 佐久間裕美子・試し読み

    佐久間裕美子が出している本・ZINEの試し読み用に作ったマガジンです。

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はじめまして

こんにちは佐久間裕美子です。 (2021年1月追記:note株式会社の度重なる不祥事を受け、ブログは別のプラットフォームに移しました。noteには過去の記事だけ置いています) noteで私を初めて発見してくださる方に読んでいただくために書いた「はじめまして」のポストを書いてから1年4ヶ月。気がつけば、自分の生活もずいぶん変わり、自己紹介の内容も更新するべきのような気がしてきました。 基本、私は、文字を紡ぐ仕事をしています。ひとりの文筆家として原稿の依頼をいただいたり、本

    • キヤノンさん、気候危機懐疑論をスポンサーするのをやめてください。

      *しばらくnoteにポストするのをやめていましたが、大切なお知らせがあるので一時的に復活しています。 キヤノンの関連企業であるシンクタンク、キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)が、気候変動懐疑論を流布している、と伝えると、人はびっくりする。 私自身もびっくりした。カメラの世界市場で最大のシェアを持ち、多くの自然写真家たちに愛用されるグローバル・ブランド、そして日本を代表する上場企業であるキヤノンが、持続性に関心のあるブランドであるという顔をしながら、キヤノンという名を冠

      • 新年を迎えて:私の2021年計画

        2021年を無事に迎えた皆さま、あけましておめでとうございます。 日本で年が明けてから13時間後、ようやくニューヨークで日付が変わったときの気持ちは、「災禍にあふれたクレージーな1年をなんとか生き延びた」という安堵でした。けれど、朝が来れば、自分は昨日と同じように、この森の中に住んでいて、ただまた新しい1日が始まるだけです。いつものように起床して、コーヒーを淹れ、ニュースをチェックし、インスタライブをやり、ヨガと瞑想をやって・・・と、朝食に雑煮を作った以外は、普段とまったく

        • 過去のマガジンをアーカイブ化しました

          12月いっぱいで、noteの有料マガジンを廃刊するにあたり、過去のポストをアーカイブ化しました。 とにもかくにも激動の1年でありました。 今後の定期ポストは、こちらのニュースレター・サイトから展開しています。

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        記事

          セルフケア/セルフラブ(2020年振り返り)

          このところ、2020年を振り返る、という作業を自分の頭の中でやったり、今年書いたものを読み直したりしているのだが、今年の最大のテーマのひとつに、セルフケアとセルフラブというものがあった。 疫病とクライシスを乗り切るためには精神力が必要だと気がついたときに、こんなときに使えるツールはなんだっけと、自分のセルフケアの道具箱を探り、動じない自分を作るためのずいぶん意識を使った気がする。

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          セルフケア/セルフラブ(2020年振り返り)

          毎日がお祝い

          今日、無事に選挙人の投票が各州で終わった。 昨日、これまでトランプ陣営が起こしていた訴訟がすべて終わり、59回目(!)の敗北を期して、法律的なハードルはすべて排除されたとはいえ、週末、DCやオレゴン州で白人至上主義者が暴れていたし、共和党の極右が独自の選挙人を派遣すると言い出したりもしていたので、不安がなかったとは言えない。ミシガン州議会は、脅迫を受けて、手続きに参加する人以外の入場を禁じることを決め、選挙人を投票の資格を持たない共和党議員が議会に押しかけたけれど入場を断ら

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          毎日がお祝い

          気候危機が心配なあなたへ

          今週本屋に並び始めた「Weの市民革命」を書いた理由を一言で言うと「このままではヤバい、と思ったから」に尽きる。政治・経済的状況もそうだけれど、やっぱり大きいのは環境問題だ。 気候危機/地球温暖化に対する危機感というものは、行く場所や人の政治志向によってかなり変わる。ヨーロッパはとっくにグリーン経済に舵を切っているし、拝金主義のアメリカでも、グリーン経済に勝機を見た人たちのお金がそちらに一気に流入し始めている気配を感じ、防波堤が決壊しつつあるのだという気がしている。 ところ

          気候危機が心配なあなたへ

          カンナビスの熱い日(と上院のあれこれ)

          ★このマガジンは12月25日で廃刊します。 2日連続、カンナビス界に大きなニュースがあった。 まず、2020年の春に予定されていたが、COVIDのせいで遅れていた国連の医薬委員会が開催され、WHOの勧告に従ってもっとも危険な医薬品のリスト「カテゴリー4」から、カンナビスを外すことが可決された。

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          カンナビスの熱い日(と上院のあれこれ)

          <Weの市民革命>刊行のお知らせ

          書く書く詐欺から、出る出ると言い続けるオオカミ少年のようになっておりましたが、ついに表紙を公開できるところまでこぎつけました。 実はこの本、ロックダウンの直前に、第一稿のようなものを編集者に渡していました。すっかり変わってしまった世の中に、「あーあ、書き直しかあ」と思いながら手をつけられない時間がしばらく続き、初夏頃から結果的に本になった原稿を書き始めたのですが、今思えば、めまぐるしく変わる世の中の流れに、やっぱりオロオロしていたのでしょうか。後で読み返してみると酷いシロモ

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          有害なマスキュリニティ

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          11月20日 いま私たちは何を見せられているのか/クーデター、未遂に終わる

          19日、校了作業が佳境に入り、数時間、ニュースを見ないで放置していたときに、かかってきた電話に対応しながらTwitterを開くと、いきなりジュリアーニの額から黒茶色い液体が筋となって流れている画像が登場してぎょっとした。ミシガン州の「不正」訴訟にしゃしゃり出たジュリアーニが記者会見を開いていたのだが、次に目についたのは、同僚のシンディ・パウウェル弁護士が壇上に立っている間に、横にいるジュリアーニがハンカチで鼻をかみ、なぜかかんだ内側をわざわざ外に折り直して、さらにそれで自分の

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          11月20日 いま私たちは何を見せられているのか/クーデタ…

          泣くことができない

          泣く、ということがとにかく苦手だ。 いざ泣いてしまうと、楽になることはわかっているのだけれど、その前に冷静に状況を分析してしまう。だいたい、冷静に計算すると「大丈夫、泣かなくてよし」という結論になる。だから、なかなか涙が出ない。 父が病気になった。普段、家族のことを書くときには、「書いていい?」と確認するようにしているのだが、今はそれを確認できないので、詳しく書くことはやめておく。ただ、けっこう難しい病気だということは確かだ。

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          11月16日 新しいプラットフォームに挑戦すること/ジャーナリストを支援するSubstackのストーリー/学びの場を作る

          ★このマガジンは、11月末で終了します。11月15日からは、同時に新しいプラットフォームに移行していますが、そちらに移行していただける場合は、noteのサブスクリプションのキャンセルをお忘れなくお願いします。 昨晩、新しいプラットフォームに自分のページをローンチした。毎回のことながら、ドキドキする。早速、驚くほどの数の人がサインアップしてくれたうえに、1年間の購読を申し込んでくれた人までいて、身が引き締まる思いである。自分にとってはなかなかのコミットメントである。 今日、

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          11月15日 cakesの再び炎上案件について/大統領選挙のゴタゴタを一度俯瞰で見てみる

          今週末 cakesがまた炎上していた。編集部で企画を公募し、「ホームレスを取材する」というテーマで選ばれた企画を見てみたが、本当に悲しくなった。誰にでも起こりうる「家をなくす」という不遇に陥った人たちを、特殊な生態の人々を観察するような目線で描く軽い文章で、メディアとして存在する組織が、これを「編集」して掲載したことにはつくづくがっかりした。 この世の中に家を持つことができない人たちがいる、という現象は何も新しいものではないけれど、アメリカ中のホームレス人口は増加の一途を辿

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          セルフラブのこと(Podcast編)

          マガジン<InnerSakumag>でいつも書いているセルフラブのこと、Podcast<もしもし世界>で、eriと話し合ってみました。 世の中のアップダウンが激しい上に、コロナ禍でなかなか外にも出られず、人にも会えない。 浮いたり、沈んだり、引っ張られたりする自分の気持ちは、どうやってコントロールすることができるのでしょうか。 自分とどうやって折り合いをつけていくのか・・・。 セルフラブ、インナーピースについて考えます。 ・泣けない自分_感情との付き合い方 ・食日記をつけ

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          11月12日 ディスインフォーメーションの歴史を考える

          今週の頭とはまったく違う気分で1週間を終えようとしている。この一週間、トランプが状況をひっくり返すことのできるわずかにあったかもしれない道が、一本、また一本と消えていくのを見たからだ。 トランプは、負けを認めないままホワイトハウスを退去するのだろうというのが大方の見方である。ホワイトハウスのトランパー派のスタッフが、権力を移譲するための手続きを拒み、バイデンが安全保障のブリーフィングを受けられずにいることについても、共和党サイドのポリシー系(というか、トランプ政権以前から政

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          11月12日 ディスインフォーメーションの歴史を考える