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<Weの市民革命>刊行のお知らせ

書く書く詐欺から、出る出ると言い続けるオオカミ少年のようになっておりましたが、ついに表紙を公開できるところまでこぎつけました。

実はこの本、ロックダウンの直前に、第一稿のようなものを編集者に渡していました。すっかり変わってしまった世の中に、「あーあ、書き直しかあ」と思いながら手をつけられない時間がしばらく続き、初夏頃から結果的に本になった原稿を書き始めたのですが、今思えば、めまぐるしく変わる世の中の流れに、やっぱりオロオロしていたのでしょうか。後で読み返してみると酷いシロモノを土台に、書き直しながら、最先端の情報をアップデートする、という作業を何度もすることになりました。本を書くってこんなにしんどかったっけ?と自分を呪ったりもしましたが、遅れたことで選挙の結果が出たタイミングに合わせることができなかったので結果オーライということにしたいと思います(編集者には多大なる迷惑をかけました)。

コロナウィルスがやってきて内容が大幅に変わった結果、結果、最初のバージョンにはあった、各地の小さなメーカーさんの話や、食べ物や農業の話をカットすることになってしまったのが心残りなのですが、こうしたトピックスは、来年以降やりたいと思っている雑誌(的なもの)で再訪したいと思っています。

本が出るときはいつもそうなのですが、一番拡散されるリンクはAmazonです。今回の本は、けっこうな量の文章を、Amazonに割いています。気がつけば、Amazonは世界最大のマーケットプレイスとして強大な力を持っていながら、社会責任をまったく果たしていないからです。というわけで、もしこの本を買っていただけるようであれば、書店でのご購入を検討いただけると幸いです。朝日出版社のページから、オンラインストアを参照いただけます。

近くに本屋がないよ、という方のために、通常は、私のサイト(今、商品を補充できていないので品薄です)でも本を売っていますが、Amazonのように送料無料ができないので、サインを入れることにしています。今回は、それができないので、考えあぐねていたところ、運営のKatalok.oooさんから、特典イベントをやればと提案いただき、今、急ピッチで考えています。

今回、本を持って書店をまわる、ということができないので、オンラインのイベントを積極的にやっていこうと思っています。書店、ショップのみなさま、奮ってご相談ください。

それでは!

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