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ナルシスの物語とスイセンの花

こんばんは。
花のある暮らし研究家のコスギです。

今日は東京で雪が降るほどの寒さでしたね。
そんな日もお花レッスンで鎌倉から東京に上京です。

私は寒いのが苦手ですが、
寒いとお花たちがイキイキしてるように感じて、スキ。

寒いけどワクワクする今日のレッスンは
「ナルシスの春」というテーマでいけました。

ナルシスとは、
ギリシャ神話に出てくるナルキッソスで、
水鏡に写った自分自身を愛してしまった美少年のこと。

ナルキッソスが水に映った自分に恋に落ちて、
水面に映る美しい自分に口づけをしようとしたら溺れて死んでしまい、
その後には水仙が咲いたというお話。
それから、スイセンのことを欧米ではナルシスと呼ぶらしい。
(知らなかった・・・そんなに自分が好きだったんだ・・・逆に羨ましいレベル)

そんなこんなで、
今日のテーマは「ナルシスの春」ということで、
メイン花材は、ナルシス=スイセン。

水面を覗き込むナルシス。
そこに写る美しい自分に惚れ込んでしまう気持ちってどんなだろう・・・
なんて、ナルシスの神話を思いながら生けました。

「ナルシスの春」、表現できた気がします。

ガラス花器が氷のようで、
白いお花のユキヤナギとヒヤシンスが雪のよう。
そこに咲く黄色いスイセンたち。
スイセンがほとんどツボミというのも、
雪に埋もれつつ春を待つ花のようで素敵。

そして、なんだかマリメッコのテーブルクロスともぴったりだなぁと眺めていたら、
全く神話と関係ないところで、北欧の冬を思い出しました。

北欧の雪に埋もれた花々。
温かく明るい室内に飾られる花々。
北欧の冬って素敵だったなぁと。

次回は、北欧の「花のある暮らし」を書いてみたいと思います^^

読んでくださって、ありがとうございます*


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