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大人の英語学習。「もっと単語を覚えないと!」からの脱却
こんにちは。40代以上の女性のための英語コーチYumikoです^^
子どもが言葉を覚えていくプロセスと大人が外国語を学ぶ時の決定的な違いは、「子どもが使える単語≒子どもの知っている世界」で知っている世界が広がるにつれて単語数も少しずつ増えるためバランスが取れています。大人の場合は母語ですでに色々な知識を蓄えているので、自分の言いたいことや知っている世界に対して学習中の外国語の単語が圧倒的に足りないというアンバランスが起きています。それが「しゃべれない」と感覚を引き起こします。
「今の語彙力じゃ言いたいことが全然言えない!単語をもっと覚えよう!!」と勉強熱心な皆さんは思われるかもしれませんね。
確かに単語を覚えることは大切です。でも単語は無数にあるのでキリがありません。滅多に使わない難しい単語まで覚えることに時間を使うよりは、中学英語レベルの1500語までは必死に覚え、それらを大体自分のものにできたら単語暗記は一旦スピードを落とし、使えるようアウトプットすることに重点をおくのがgoodです^^
でも1500語ではまだまだ「言いたいことが言えない」に直面しますので、
「知っている単語で勝負する」という発想に転換して下さい。コツは「小さな子どもにこれを言うならどう言うか?」と子どもを思い浮かべて自分の言いたいことを噛み砕きます。
「紆余曲折、ようやくここまで来ました。」と言いいたい場合、「紆余曲折なんて単語知らないからお手上げ!もっと単語覚えてから出直してきます!」と引き返すのではなく、今知っている単語でいかに勝負するかです。そのために噛み砕くのです!
子どもにも分かるように言うなら「大変だったんだよ。やっとここまでできた。」そんな感じになるでしょうか?
そこから英語にします。
"It was hard. But finally we are here. "
これで十分です^^
大人の頭に浮かぶ難しい言葉をそのまま英語にしようとすると「そんな単語知らないな〜」となるので、何とかやさしい表現に置き換えることで英語にします。
「猛暑日」は?子どもに言うなら「めっちゃくちゃ暑い日」かな?
じゃあ、a super hot dayでいいですね^^
自分の知っている単語だけでなるべく自分の言いたいことを表現するゲームだと思って頭を柔軟にして楽しんで下さい。
この転換が速くなると限られた語彙ながら巧みに言いたいことを繰り出せるようになります。言いたいことが言えないもどかしさも英語学習の楽しみの1つと考えポジティブにいきましょう^^
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