チリのなぞなぞしかけ絵本『#ぴぅ!』と出会ったワールドライブラリー さんの、本ができるまでの物語。
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チリのなぞなぞしかけ絵本『#ぴぅ!』と出会ったワールドライブラリー さんの、本ができるまでの物語。


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ボローニャブックフェアで、チリのなぞなぞしかけ絵本『ぴぅ!』と出会った ワールドライブラリー さんが、本ができるまでの長い道のりを、版権交渉される立場からnoteでご紹介されています。

ワールドさんが絵本を選ぶ視点が、とても素敵です。

イギリスやフランスなどの大手出版社は、ブックフェアでも、もちろん規模が大きいです。数が多い分、多種多様な絵本を見つけることができ、もちろん、素敵な絵本も沢山あります。
ですが、それだけではなく、小さな出版社の隠れた名作を見つけ出し、日本の子供たちに届けること、そして、より多くの国の絵本に触れ、世界中の価値観や文化を幅広く知ってもらうことも、私たちの役目だと思っています。

本との出会いを知ることができるのはとても貴重ですし、読ませていただいて、出会うべくしてであったような気持ちになり、この作品への愛着がますます強くなりました。

「出さない理由がない」とは、なんとも横柄な(笑)私でしたが、そこに嘘はなく、熱を込めて語っていたが故であります。ボローニャブックフェアで、たくさんのブースを回る中、よくぞチリのブースに立ち寄ってくださった!そのこともうれしかったですが、その後も刊行に至るまでの間、直接にオンライン等でやり取りをされて、チリの出版社さんとしっかりした信頼関係をつないでいったことで、版元さんもぜひ!と思ったのだと思います。

日本で『ぴぅ!』が刊行された後、ワールドライブラリーさんの『ぴぅ!』の記事をインスタでリプライしたところ、チリの出版社さんがすぐに反応してくださって、「Nuestro amigo:私たちの友人」と付け加えているのを見ました。あぁ、とても良い関係が築けているのだなとうれしくなります。

外国で1冊の絵本が生まれて、それが日本に届き、刊行に至るまでには、作者さんをはじめ、編集者、版権を担当される方、デザイナーさん、印刷工場の方、そして販売や営業の方などなど、本当にいろんな方々が携わり、たくさんの物語が生まれているのだなと思います。私は翻訳というひとつのパーツにすぎませんが、ぴぅ!という船の乗組員の一員になれたことを、心からうれしく思っています。

絵本『ぴぅ!』は、9月に岩崎書店さんから刊行した絵本『わたしたち』の作者のパロマ・バルディビア さんとモニカ・ボンバルさんが、2019年に立ち上げた出版社から刊行した作品です。おふたりの素敵な写真も紹介されていますので、ぜひに!!



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スペイン語圏の詩と絵本の翻訳をしています。翻訳した本を中心に綴っていきます。2021-22年は、『フリーダ・カーロの日記』と宮沢賢治の日西バイリンガル詩集を共訳で刊行予定です。http://colorin-colorado.info/