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生きていくためのパスポート

生きていくためのパスポート

子供達がこれから成長し、社会の一員として生きぬいていくために、必要なモノはたくさんあります。

その中でも次の3つは今後絶対に必要なスキルだと考えています。

言わば「生きていくためのパスポート」です。(なんかカッコいい言葉使いましたけど私の言葉じゃありません。どなたかの受け売りです。)

①ITスキル
②英語(出来ればプラス中国語も)
③金融リテラシー

なぜこの3つなのかと言うと、


一般論として日本人の多くが「苦手」、「出来ない」、「知らない」「理解出来ない」ので、もし出来れば圧倒的に有利だからです。

具体的には

①ITスキル


特にプログラミングをベースとしたIT全般の知識コミュニケーションツールとしてのデバイス活用です。

テレビでもネットでも盛んに言われていますが、これからの10年〜20年は今までの同じ期間よりも、より劇的に進化していくでしょう。AIが日常にどんどん入り込み、自動運転がより進化。5G、6G・・・と「繋がっているのは当たり前」で、ウェアラブルデバイスでモノを持たなくなるでしょう。オンデマンド広告もより進化し、「あなただけ」に訴えかけます。

そんな時代に無知な消費者のままだと、その他大勢と同じ生き方になりそうです。要は今の序列のまま、「みんな高校」→「みんな大学」→「みんなサラリーマン」と言う生き方です。

一方でプログラミングの知識があって、デバイスを自由に操れる人は、価値を高めることが可能になるでしょう。

そんな人物になれれば食いっぱぐれはないはずです。

うちは三兄弟に早くからいろんなツールを使わせてきました。Amazon Fireは小学2年生頃だったと思います。Androidの格安スマホは4年生頃でした。長男は最近SIMフリーのiphone8を使い始めました。箱開けから初期設定、SIMカードの差し替えなど全部自分でやっていてびっくりしました。Apple Payでスイカの登録までしていて驚きました。タブレットも3代目を使っています。

ま〜ほとんどゲームかYouTubeですけど、それでも良しです。そのうち必ず自分の人生について本気で考える時がきます。

ITに年齢制限はありませんので出来るだけ早く本気になってのめり込んでくれないかなぁと毎日考えています。

②英語(出来ればプラス中国語も)


ここでいう英語スキルは、言葉が話せるのは当たり前で、その上で世界中どこに行っても誰とでもコミュニケーションが取れ、ビジネスでは外国人の中で臆することなく議論するための英語です。


残念ながら今の日本の英語教育では、大学卒業時点で、そこまで到達するのは難しいと思います。

私は外資系企業で働いた経験がありますが、英語が話せるということはマネージャー以上の必須要件でした。仕事が出来るだけではダメなんです。

社長外国人とコミュニケーションを取るのも英語が話せないと全く出来ません。英語が話せないスタッフは昇進のチャンスがほぼない状況でした。もちろん皆、自己努力で勉強するのですが、優秀な人材は中途採用で探す事が多く、内部昇格は難しくなります。

今後も英語の必要性は変わらず高いと思います。
ただ10年後、今の子供達が社会人になる頃、みんなが英語を使ってビジネスで議論できる人材が増えているとは思えません。(だって今の学校教育では無理ですよ)

結論として、高校卒業後、海外の大学に正規留学することを考えています。

1年未満の留学ではなく最初から4年間留学するのです。もちろんアメリカやヨーロッパの一流大学ではありません。アジアの三流大学で十分です。

「日本のFラン大学」より「アジアの三流大学」の方が世界では評価が高いと思います。(そう、市場は日本だけじゃない、世界は広いぞ!)

もちろん入学から卒業までメチャメチャ大変な事は想像出来ますし、挫折するかもしれません。
でももし頑張って卒業することが出来たら、英語だけでなく、その後の人生で何が起こっても動じない強いメンタルも自然と身についているはずです。
就職するもよし、起業するもよしです。絶対引っ張りだこですよ。

経済的に自立して「メシが食える」のであれば、我が家の子育て物語は大成功です。

③金融リテラシー(ファイナンス)


ここでいう金融リテラシーとは人生におけるお金の「使い方」、「貯め方」、「増やし方」、「稼ぎ方」の話です。

これも学校では教えてくれません。

例えば投資信託の勧誘を受けた時に、「毎月分配型だからお小遣い代わりにもなりますよね」と言われて「うん、なかなかいいな!」と思う人がたくさんいるわけです。

生命保険だってカードのリボ払いだって勧められるままに契約してしまう人がなんと多いことか。

個人によって情報のレベル差が激しいため、うまくやれば幸せ、失敗すればその反対となります。

誤解のないよう申し上げますが、私自身は恥ずかしながら全く低レベルで、全く出来ていません。(それなのにこんなこと書いてごめんなさい)

昭和ドラマのような「父ちゃんみたいな苦労をさせとうないんや!」です。

果たしてどうなることやら

ただ、今までの話は私の強い希望であり、子供に強制するつもりはありません。

三兄弟にはそれぞれ自分の人生があり、自分で責任を取りながら自分の道を進めばよいのです。

なるべくなるべく、やんわりとやんわりと、少しずつ少しずつ、その道へ誘導していきたいのですが、願わくば自主的に3つの生きていくためのパスポート取得に頑張ってくれればいいなぁと日々考えているのです。


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