「モノ」より「思い出」② かわいい子には旅を

かわいい子には旅をさせる

古来から言われている言葉ですが、「言うは易し行うは難し」だと感じています。

子供が親無しで出かけられるようになるのはいつ頃でしょうか。場所や目的によっても違うと思います。我が家は早い時期からチャレンジさせたいと考えていました。幸い、長男次男(年子の意欲も親の希望と一致していたため、いくつかトライしてみました。

・美術館、博物館
自宅から電車で30分ぐらいのところにある美術館や博物館の催事で本人達が行きたがった場合、子供だけで行かせました。もちろん最初から子供だけではなく、2〜3度は親と一緒に行って場所や乗り換えの仕方は練習しました。当日渡したお小遣いで自分用のお土産だけでなく、妻に何かお菓子を買ってきてくれてびっくりでした。

・ディズニーランド
小学校高学年になってディズニーランドに長男次男だけで行かせました。朝イチに出かけてからいつまでたっても帰ってきません。連絡手段も持たせていましたが、本人達から連絡もお昼にきたきりありませんでした。妻は心配でヤキモキしていましたが、私は妻に、

「帰ったあとに言う最初の一言が大事だよ、一生記憶に残るよ」

と伝えました。ここで普通なら、

「どうして連絡もよこさずにこんな遅くなったの!心配したんだよ!」

などと言ってしまいがちですが、絶対にそれをしてはいけない!とその時予感がしたんです。

夕方ようやく帰ってきた二人に妻は、

「よく頑張ったね!」

と褒めていました。私はそれを見ていて少し感動したのを覚えています。

・おじいちゃんおばあちゃんの家
車でも電車でもだいたい2時間ぐらいのところに私の実家があります。自立心、冒険心が芽生えて来た頃、長男次男だけで電車で行かせました。行きはホームまで見送って、先回りして現地の駅で出迎えます。乗り換えの仕方などメモは持たせますが、やはり不安はつきません。それでも本人達は楽しんでくれたようです。

・映画館

親とも何度も行っている映画館ですが、本人達だけでもよく行っていました。チケットはネットで取っておいて、手ぶらで行っていました。親と一緒に行った時にチケットの発券操作などをずっとしていたので、一人でもスムーズだったようです。

上記は一例ですが、いきなりやらせても出来ないと思いましたので、物心ついた頃から、なんでも自分でやれるように仕向けてきたから出来たのかもしれません。私と妻の性格からすると心配性の為、なんでも先回りして手助けしてしまいがちでしたが、勇気を持ってそれをやめました。妻は心配と我慢の連続だったと思います。

千葉一周

我が家は千葉県の片隅に住んでいますが、長男次男が小学校低学年の時に、千葉県房総半島一周をしました。

チーバくんってご存知ですか?

千葉県の形をモチーフにしたゆるキャラなんですが、チーバくんの体をなぞるように車で一周しました。「今どこ?」「チーバくんのお腹!」「チーバくんの耳!」などと言いながら旅をしたことは、私にも子供にも楽しい経験でした。鴨川シーワールドのシャチショーで水をかぶったのも良い思い出になりました。

よく「北海道一周」「ヨーロッパ一周」などというように、○○一周というのは覚えやすく、他人にも理解してもらいやすい、ということで本人達の意識にも残りやすかったと思います。

今年は低学年になった三男と私で同じように千葉一周をしてきました。二人っきりで車で旅をするといろんな話が出来ていい思い出が出来ました。

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スーパー銭湯で一泊

24時間営業のスーパー銭湯で一泊するのも試してみました。子供にとってはものすごく大人っぽい経験です。


最初は私と長男、次の年に私と次男、というようにサシで行きます。

夕方出発して、まず食べたいものを食べてから向かいます。普段外食もあまりしないので自分の好きなお店(だいたいファミレス)に行くのも嬉しいはず。その後はお風呂に思う存分入ります。

幸いうちの子はお風呂はもちろん、ゲームコーナー、漫画コーナー、リラックスルームなど楽しく満喫してくれました。

③に続く

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