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「与えよう」という言葉に苦しくなった時

「与える」という言葉が、苦しかった


ビジネスの世界でもなんでも、「まず自分から与えること」が大事だと言われていますよね。確かに私の周りにいる成功されている方たちもとことん自分から人が期待する以上の価値を与えている方ばかりです。

そんな風に心から与えられる人だからこそ、その人柄に惹かれてファンになる人がいっぱいいますし、たくさんの人から感謝され慕われて結果的にビジネスも上手くいっています。

ビジネスの世界でなくても、「○○さんに喜んでもらえるかな?」と心から人のことを思って行動できる方はやっぱり人から感謝され、大切にされ、良い人間関係を築いている方が多いですよね。

「与えること」って本当に大切なことなのだと、私も思います。

でも、「与えよう」って言葉を耳にした時・目にした時、「良し、私もそうなろう!」と思える時もあるかもしれませんが逆に「ウッ・・・」と胸が苦しくなってしまう時もあるのではないでしょうか。

「与えるって言ったって、自分には何も与えられるものが無いよ‼︎」

「今自分がしんどいのに、そんな自分がどうやって与えろって言うの⁉︎」

と言いたくなってしまう時、ありますよね。

私も「与える」という言葉に苦しくなってしまった時がありました。

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誰かに与えるよりもまず、自分に与えよう


そんな時の自分を振り返ってみると、自分自身が満たされていなかったな、と感じています。

自分自身が満たされておらず、自分の現状に不満足な状態、つまり「足りない・・・」と感じている状況の中で、与えようとしてもそもそも与えられるものが何もないと感じてしまいますし、枯渇している中から振り絞って誰かに与えようとしても、疲れてしまいます。

そして、自分が満たされていないのに与える時はともすれば“自己犠牲”になってしまい、それで相手から期待するものが返ってこなければ、

「○○してあげたのに・・・‼︎」

という怒りの感情さえわいてしまうこともあります。

相手も、どこかその重いエネルギーを感じて離れていってしまうこともありますよね・・・。

何かを与える時、というのは自分自身が満たされていることが本当に大切です。

自分自身が満たされていると自然と誰かの役に立ちたくなって「与える」という意識もなく、与えられるようにもなってきます。

だから、自分のエネルギーがカツカツでしんどい・・・と思っている時、「満たされていない・・・」と感じる時は、誰かに与えようとするよりも、まずは自分自身にエネルギーを与えてください。

エネルギーになるものは、

よく頑張ったねという自分からの言葉かもしれないですし、あんまり眠れていなかったからゆっくり眠るという自分を大切にする行動かもしれないですし、誰か大好きな人と過ごす時間かもしれません。

きっとその時の状況や、あなた自身が“本当に求めているのは何か”によって何がエネルギーとなるかは変わって来ます。

自分自身はどう在ると満たされるのかな?と問いかけてみて、自分の答えを見つけてみてくださいね。

そうして自分が満たされると、もう「苦しい・・・」と感じながら与える必要はなくなっていきます。

与えよう!と頑張るのではなく、「役に立てるようなことがしたい!」と自然と思える自分になるために、まずは自分自身に与えてあげてください。

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与えるという言葉の定義を変えてみよう


そして、私が「与える」という言葉に出会う度に苦しくなっていた時は、「与える=何か大きなものを与えなければいけない」というように言葉を定義していたな、ということに気づきました。

与えるものは何か“スゴいもの”ではなくてはいけない、という風に思っていましたね・・・

でも、与えるものって”大きなもの””スゴいもの”である必要はなく、自分が自然とできてしまうこと、自然と相手にしていることも「与える」ことの一つに入るのだな、と。

そしてそんな自然と相手にしていることこそ、相手から「ありがとう!」と言われてしまうことが多いのです。

そう、あなたの”当たり前”が価値であり、「与えるもの」にかわっていくのです。

私の場合は、「アイディア」がその一つであることが多いなということを最近自覚しました。

誰かとお話している時に、

「○○してみたらどうでしょうか?」
「△△さんの□□を求めている人いると思います!」

なんてことがふと浮かんだりしてそれを伝えることがよくあるのですが、そうすると相手から「その視点は無かった、ありがとう!」などと言われることがあります。

ひらめきやアイディアはポンポンと湧いてきやすい私なので、これは全く苦労もせずに自然とやっていることの様ですが、それが「与えるもの」になっているのだな、と感じています。

与えるもの=何か大きなもの、スゴいものではなく、
与えるもの=自然と自分ができてしまうことで相手に喜ばれること

というように言葉の定義を変えてしまうと、それだったら苦労することなくできてしまうことだから「苦しい・・・」という気持ちも和らいでいくのではないでしょうか?

私自身、自分を満たしていくこと・そして「与える」という言葉の定義を変えたことで、「与える」という言葉に抵抗感というアレルギー反応もでなくなって、何より自分自身の心が軽くなって行動しやすくなっていきました。

そして自分が行動している中でできることをやっていると、それが「与える」ことに繋がっていっていることも実感しています。

「与える・・・」という言葉に苦しくなってしまった時はぜひ、まずは自分に与えること、言葉の定義を変えてみるということをしてみてくださいね・・・♪

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2冊目の本、購入してくださる方・Kindle Unlimitedで読んでくださる方がいて本当に嬉しいです、ありがとうございます・・・‼︎(嬉泣)

自分を満たしていくためにも自分を知ることってとっても大切なことです。自分を知っていく、自分と対話していくツールとして活用していただけたら嬉しいです♪





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