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そんな私の自己紹介

こんばんは、遊美です。

前回、初回の記事を書いたところ、予想以上に19件もの『スキ』を頂けて、個人的にとても嬉しくなっています。我ながら単純ですね(笑)

毎日書くことはできないかもしれないけれど、過去から今に至るまでの私自身の繋がりを文章の中で感じつつ、言葉を紡ぎ出せる嬉しさ、楽しさを感じながらnoteに綴っていこうかと思います。


さて、今回は少し私の自己紹介をさせていただこうかと。

プロフィールにもある通り、齢三十。夫と共働きの2人暮らしです。大学では4年間哲学を学び、さらに2年間大学院で哲学を学びました。そこまでいけば、アカデミックの道に進む選択肢もあったわけですが、そこに喜びを見出して幸せに暮らしている自分の姿を描けなかったので、民間企業へ就職。転職を1回していて、5年間営業として働いてます。


私の人生の一つのキーワードは「哲学」です。
(哲学とは、という問いはここでは置いておきましょう笑)

民間企業にいると「哲学科出身です」というだけで、割と珍しがられます。自己紹介などの場では大抵「哲学?なにそれ?なんか難しそう」「え、よくわからない、なにやってるの?」という反応が返ってきます。あるあるですね。おそらくこれを読んでいただいた方の中にも、そういうふうに感じられる方もいらっしゃるのでは。(もちろん興味津々になってくれる人もいて、そうなるともう嬉しい)

私はそんな訳もわからない「哲学」を、中学の頃からなんとなく「やりたいなぁ」と思っていました。今考えると「哲学をやる」ってなんだ、と我ながら突っ込みたくなりますが。
おそらく当時、人間関係があまりよくなく、軽いいじめにあっていたこともあり、孤独を感じることが多かったように思います。自分の存在意義や存在価値について、頭でぐるぐる巡らせているときに「哲学」という言葉に出会いました。もともと文章や言葉が好きだったので、その素朴な問いに対して、言葉で考えさせてくれる世界が私を魅了したのかな、と思います。
まぁ当時は「なんでこんな理不尽な世界に私は生きてるんだ」みたいな、世の中をちょっと斜に構えて見ていた、いわゆる中二病のようなひねくれた人間だったと思いますが(笑)

結果、そんな私でもありがたいことに、その後の人と環境にはとても恵まれています。高校の恩師とは放課後から夜まで終わりのない哲学談義をし、大学大学院では仲間に恵まれ、就活では「なぜ哲学を?」という問いに対する答えを受け止めていただけた企業の一員として働いています。前職と現職には感謝しかありません。そして何よりそんな私を無償の愛で理解してくれる夫にも感謝ですね。色んな方に、哲学を選んだ動機・考え方・行動など、まるっと含めて受け止めてもらえている人生だな、と幸せを感じています。

ただ、やはり企業の中で一社員として働いていると心穏やかに物思いにふける余裕は当然なく、日々のタスクに追われて心がどんどん空虚になっていきました。以前感じていたような自分の存在意義や存在価値を問いかけるまでではないものの、私が表現したいことは表現されることなく、いつの間にか日常に溶けて消えてしまっている感覚。それは何もないのと同然。

感覚的に、企業人として使う言葉は、スピード感があり、限りなく多くの人が素早く判断、決断、モチベートができるキャッチコピーのように量産された言葉。これまで自分が想像しうる範囲で、できるだけ自分の捉えた世界が普遍的に伝わり理解されるよう丁寧に選んで接していた言葉とは全く別物。

企業人になった以上、心のどこかで「仕様がない」と思いながら、その言葉たちに適応しつつ、それなりにうまく使えるようにもなってきました。その一方で、年を経るごとに自分が大切にしていた"言葉との接し方"を忘れていっているような気がしています。現に今も。

そういった意味でも、この私のnoteの活動は、私の心がどこかで欲していた言葉に対する原点回帰への活動の一環なのかもしれません。あるいはこのnoteを読む中で、文脈から離れた言葉や表現が出てきたり、なにか違和感を感じたとしたら、それはある意味、私の心と頭と指をつなぎ合わせるためのリハビリの中で生じた"歪み"なのかもしれません。

そんな原点回帰への活動の一環として、これから何を書いていこうか…と考えました。

GWは終わりますが、在宅勤務で時間もできたことなので、少しずつ溜めていた本を読んでいこうかと思います。そしてたまには日常風景的なエッセイも。あるいはもしかすると気分が乗ってきたら、昔のように小説も書き出すかもしれません。気ままに見守っていただけたらと思います。

長くなりましたが、今回はこの辺で。
おやすみなさい、世界。

Yumi

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