見出し画像

梅雨のない北海道へ 帯広温泉巡り一人旅③

帯広へ三泊四日の温泉巡り一人旅。初日は丸美ヶ丘温泉ホテルに素泊まり、帯広市内の温泉を巡り、2日目は然別峡かんの温泉泊。

②はこちら

朝6時に目覚める。温泉に来ると飲み過ぎたと思っても二日酔いないし、頭痛もなくぐっすり眠れて朝はスッキリ起きれる。これだけでも立派な湯治⁈

最高な温泉に入るため、湯屋に向かう。

湯屋に向かうまでの通路に足跡。く、熊もあるよね⁈
内湯は上に二つ
ウヌカルアンナーの湯
ウヌカルアンノーの湯

こちらは昨日の女湯と同じ源泉のようです。ウヌカルアンナーはぬる湯、ウヌカルアンノーは熱い湯。

更に階段を降りると…
波切の湯。ささ濁りで熱め

名湯は下に下れの如く、素晴らしいお風呂がありました!49.6度、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。

シロカニベの湯 熱め

こちらも違う源泉なんです。泉質は同じです。

析出物がすごい!
コンカニベの湯。こちらはぬる湯で長湯できます。

階段を上がった先にまた小さな浴槽が。
圧巻の析出物アート。まるで洞窟です。源泉は違いますが、泉質は同じ。
まるで温泉博物館のようでした。断然こちら(ウヌカル)の方がおすすめです。男女入れ替えになりますので、日帰り入浴の方は要チェックです。

ヒグマ出没情報

朝食も夕食と同じ食事処で。

シンプルな朝食。

食事処の一角。ちょっとカオスな空間
手作り野湯マップ

先日福島で野湯デビューしたし、湯浴み着を持参してたので早めに出て野湯チャレンジしようかと思い、熊が怖いのでフロントの方に聞いたら、比較的行きやすいとこはキャンプ場がオープンしないとお湯がないとのこと。7/1〜だそうで、断念。
普通に9時前にチェックアウトしました。

一泊二食13900円(税込)1人泊。1人用のシングルルームが空いていればもう少し安く泊まれます。
携帯電波ありません。Wi-Fiはありますが、かなり不安定。繋がっても遅い。部屋によるかもです。
ワーケーションは難しそうです。

次の目的地に向かう途中、鹿に会いました。

思わず車を止めてパチリ。右のフキの中にバンビちゃんがいるんですよ。わかりますか?親子でした。

雌阿寒温泉 山の宿 野中温泉

かんの温泉から120キロ。北海道のドライブで100キロなんてあっというま。

白濁の硫黄泉
熱いので加水してます。

久々の硫黄泉。源泉45.6度。舐めたら苦くて激マズでした。

露天風呂

奥の露天風呂は透明。源泉に近く、加水なしだからでしょうか?なので熱いです。400円

オンネトー

阿寒富士がきれい

晴れてるという奇跡。うれしすぎます。うれしくてちょっとハイキングしました。

オンネトー湯の滝

黒いのがマンガン。苔も天然記念物

湯の滝駐車場から歩いて30分ほど。平坦な道なのでスニーカーで行けます。触ったらかなり温め。30度ないかな?上で湧いているので降りてくる間に冷めてしまうんでしょうね。

詳しくはこちら

今日は長距離移動だからもう宿に向かいます。途中でランチ、いいお店を発見!行きも通って気になってたんですよね。


ラワンドライブイン(松尾ジンギスカン足寄支店)

松尾ジンギスカン足寄支店
ラワンドライブイン

ジンギスカンをお願いしたら別棟に案内されました。

普通の家で食べる感じ。笑
ちゃんと松尾ジンギスカンの鉄板
白ごはんとたくあん
ジンギスカン。野菜は白菜と紫玉ねぎ

北海道の「松尾ジンギスカン」有名ですよね。
食べたことがないのでこれがそうなのかわからないですが、私にとって初「松尾ジンギスカン」はこれです。
野菜はもやしとキャベツと玉ねぎが定番なのかと思いきや、まさかの白菜と紫玉ねぎ。足寄支店オリジナルなのかもしれない!笑
とても美味しかったですー!ビール飲めたら最高だったけど。

昭和レトロなコップがたくさん

今日の宿は素泊まりなので、途中、またセコマで食料とお酒を買い込む。

幌加温泉 湯元鹿の谷

前からずっと来たかった宿。やっと来れました。
こちら、混浴なんです。女性は湯浴みかバスタオル巻きならOK(水着NG)3種のお湯と露天風呂があります。素泊まりのみの宿で、自炊可能。

テーブルの感じ、背景の襖で部屋の感じをお察し下さい

部屋は2階。部屋の写真を撮り忘れたのですが、6畳で、空の食器棚あり。鍵なし、テレビなし、電波なし、Wi-Fiなしです。笑
今まで泊まった旅館で一番ボロ、あ、違う!鄙びてるかもです。
今日はデジタルデトックスします。こんな日があってもいいですね。まずはビールを飲んで一息。
北海道産のミント、トマト、メロンを使ったセコマオリジナルのお酒、3種類買いました。欲張り過ぎたかな?ま、余裕だろ。夜の楽しみ♪

ではお風呂へ。

塩化物泉かな?
析出物がすごい
シャワーなし

こちらは女性専用のお風呂です。オンネトー湯の滝で汗をかいたのでまずは女湯でゆっくり。
いざ湯浴み着を着て混浴風呂へ。

3種類の源泉

勇んで混浴の扉を開けたら独泉で拍子抜け。
こちら3種類の源泉があるのですが、成分表はないそうです。

ナトリューム泉(女湯と同じ⁈)
鉄鋼泉
カルシューム泉
打たせ湯。左にあるサンダルは露天風呂に行く時用

他に混浴露天風呂がありますが、先客がいらしたので朝レポします。

夕食はセコマ

annaさんから聞いた100円パスタ。美味しかった。一昨日食べた明太子たまご焼きをリピート。あとは野菜スティック。電子レンジ、トースター、共同の大きな冷蔵庫はあります。
自炊可なのでホントは旬のアスパラを買って茹でたくて、道の駅に寄ったんだけどなかった。泣

夜、網戸を素通りして入ってくる小さな虫に悩まされました。案外暑くて、エアコンも扇風機もないので窓を開けてたら灯りに吸い寄せられてたくさん入ってきた。これがどうやら刺すらしく、痒くてたまらない!もしや野湯かも⁉︎と持参した虫除け(バンコクで買ったレモングラスのいい匂い)とムヒが役立つ。

虫は「ヌカカ」という北海道にしかいない(本州にもいるそうです!)蚊の仲間。とにかく痒い!夏の北海道、みなさんもお気をつけ下さい。


夏の北海道、温泉巡りの必需品
虫除け
スプレー型ベープ(部屋にシュッてすればいいやつ)
虫刺され薬(刺された時用)
うちわ(エアコンなしがデフォで、地球温暖化でフツーに暑いし、湯上がりはもっと暑い!)更に虫を叩けるの一石二鳥。
熊除け鈴(野湯に行かなくても念の為)

虫がー!エアコンがー!テレビがー!とか宿に野暮な文句は言わない。だって夜に露天風呂で満天の星が見れたし、鹿も来た。こんな経験は山の中でしかできないよ。嫌なら都会のきれいなホテルに泊まればいいだけ。

④につづく

この記事が参加している募集

ご当地グルメ

至福の温泉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?