見出し画像

新潟県五頭温泉郷で湯治① 2022.07.16


宿の白いごはんに重きを置く人って、どのくらいいるのかなあ。

読めば読むほど美味しい、湯美さんの銀シャリ愛。

わたしも結構重要視しています。米が美味ければおかずなしでも食えるしね。

この記事を読んでからずっと行ってみたいと思っていた五頭温泉郷にある出湯温泉へ、ついにおでかけ!


宿泊する珍生館に予約を入れたのは5月下旬。7月の3連休だし、予約取れなかったらどうしよう…と思いながら電話をかけたら、あっさり取れて拍子抜け。

電話対応してくださったのは女将さん、もう電話の時点でかなり好き。絶対に優しくて良い人だ。色々と説明してくれてとても懇切丁寧。

お一人様は湯治プランのみ。2泊以上から予約が可能。2食付き1泊7850円(税込・入湯税込)と安価格!

アメニティはバスタオルか浴衣のどちらかを選ぶことができ、その他諸々は持参した方がよさそう。


最近はもうえきねっとトクだ値が事前申込しても全然取れなくてダメ。初めて高速バスで新潟駅へ向かう。片道5500円。

画像1

川越的場を7時50分発の予定が、渋滞のため20分遅れでようやく乗車。

新潟駅まで4時間半くらいかかるけど、3列独立シートなのでゆったり。3時間以上乗る時は4列シートだと結構辛い。シートもあまり倒せないしね、隣がいれば尚更窮屈。

画像2

1回目の休憩、上里サービスエリアでは定番のこれ。もちもちいも万十!レジで温かいのをお願いすると出してくれる。非常に美味しい。

画像3

旅のお供に持ってきた文藝。

酔うかもしれない予兆を感じて酔い止めを飲むくらいなので、普段車で本なんて読まないのだけど…今日は酔い止めを飲んでいないのに文字を読んでいても全然酔わない!!!尾崎さんの私小説、ファンにとって嬉しい内容(尾崎さんの部分だけすでに2周目)

と夢中になって読んでいたらいつのまにか2回目の休憩、越後川口SAに到着。

画像4

トイレに行きがてら、小高い展望台みたいなところに登ってみた。夏!って感じの景色。今日の新潟は晴れだ。


バスはトータル25分遅れたまま運行。高速降りたあともプチ渋滞にハマり、予定していた電車の発車時刻の12時42分に新潟駅に到着…間に合わなかった。その次の電車は14時44分。

2時間も新潟駅にいられなくない…?

というわけで急遽終点の万代シティバスセンターまで乗っていくことに!(運転手さんに聞いたら、はいどうぞ〜とのこと。新潟駅で降りるのと値段変わらないから良いみたい)


到着後、バスセンターの中へ。

画像5

何やらあの奥のところだけ異様に混んでいる…

画像6

万代シティバスセンターに来たからにはこれですね。

画像7

万代そばのカレーライス🍛

ミニサイズ390円、なのだけど量が私的には普通サイズに近い。たぶん普通サイズは大盛りに値するんだと思う。

黄色いルーが特徴的。大きめの玉ねぎと豚肉とたまに現れる小さいにんじんのシンプル具材。もったりしていて甘そうに見えて、実は結構辛い。汗が止まらない。隣合った知らないおじさんと鼻をすすりかみながら食べた。美味しかった〜!


汗がひかず、すぐ隣のファッションビルへ駆け込む。バスセンター周辺は新潟伊勢丹やらファッションビルが多くて買い物客がたくさん。

地下の食品売り場で宿に持ち込む飲み物を買って新潟駅へ。

画像9

新潟駅前のバスロータリーが激渋。この待合側じゃなくて、バスが着く表側の方にでっかい数字が書かれていて、なんかすごくよかった。新潟まつりの提灯も良いしね。あとバスがグレーの車体でかっこいい。

画像8

新潟駅のぽんしゅ館で宿に持ち込むおやつなどを購入。お楽しみ!


画像10

14時44分発の磐越西線に乗る予定が、その前の14時25分発に乗っても乗り換え駅での待ち時間が延びるだけみたいだったので、買い物も終わったことだし、と早めにホームへ降りた。

画像11

新潟駅に降り立ったのは初めて。

青春18きっぷで長岡駅に行ったときに、「越後湯沢はあんなに近いのに長岡マジで遠い遠すぎる…新潟果てしない」という感想を持ったので新潟駅なんて絶対来れないと思ってた。

高速バス、案外良いかもしれない。

画像12

回送中の特急いなほ

ここまで来たら、山形も秋田も近いもんね。


画像13

磐越西線、新津行き。終点の新津まで!

画像14

画像15

ガラガラ。

画像16

車窓いっぱいの田んぼ

画像17

新津駅に到着。

15時11分発、羽越本線酒田行きに乗換移動中、何やら一番端っこのホームに停まっている特急列車に人だかりが。

気になり、酒田行きの電車が来るホームから眺めてみた(人だかりほどの熱量は皆無)

画像18

えー何この窓の数!しかも障子?!

画像19

赤べこ発見。福島方面かな、会津行きとか…?

画像20

前方にはすごく座り心地の良さそうな、特急列車の椅子にしては良すぎるソファ席。

画像21

なんの表示も出ておらず、なんなんこれ…と『新津駅 観光列車』で画像検索すると…

TRAIN SUITE 四季島

という豪華寝台列車だった!!!

季節によって1泊2日〜3泊4日の旅行行程で利用可能みたい。

3泊4日のコース、1日目上野駅出発して昼も夜も車内で食べて車内泊、2日目の朝目覚めたら函館駅に着いてるの。移動距離半端ない。

そのまま白老観光して登別か支笏湖の宿に泊まるんだ。2日目は車内泊ではないのね。

3日目に青森観光して車内泊、4日目に鳴子温泉に寄って上野駅到着かあ。とんでもない4日間。楽しそう。

スイート1名1室120万円とな。

誰が利用するの…でも利用する人いるから走ってるんだよな…すごい……


乗換時間に余裕のある電車に乗ってきてよかった!じゃなきゃこんなホームの端から端まで歩いて写真撮ってる余裕なかったー!!

画像22

特急しらゆきも見れた。かわいい。

画像23

酒田行き!このまま乗って行けば山形に行けるんだけど〜…

画像24

2駅先の水原駅で降りた。15時23分着。

画像25

観光案内板。駅周辺は何もなさそう。

画像26

寂しい駅。

画像27

小さなバス停で15時37分のバスを待つ。

画像28

あ、来た〜!幼稚園のバスみたい。

画像29

五頭温泉にかけて、ごずっちょ。かわいい。

画像30

バスは前払い制で100円!20分くらい乗るのに安い!

シートは年季が入ってる。乗客は4名。

画像31

途中の商店街がレトロで良かった。男子専科がちょいツボ。おじさんとかおじいさんの服屋さん。

途中、白鳥の湖「瓢湖」前というバス停を通過したところ、たくさんの白鳥が見えた!めちゃくちゃ大きかった🦢🦢🦢🦢🦢行ってみたいけどなあ、バスの時間と場所がなあ…うーん。


画像32

出湯温泉入口が見えてきた〜

画像33

バスロータリーに到着。降りたのは私だけ。

残りの3名は、その先の村杉温泉か今板温泉に泊まるのかな。

画像34

出湯温泉、新潟県内最古の湯なんだ〜

こじんまりとした温泉街。宿は4軒(1軒廃業)、大きなお寺と共同浴場2箇所にパン屋さんや喫茶店、徒歩10分くらいのところに釜飯屋さんが2軒と、人でごった返すこともなく程よく鄙びていて、かと言って不便さを感じさせない、連泊するには最高な場所…素泊まりでも良さそう。


お宿編に続きます!



つづく


この記事が参加している募集

至福の温泉

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?