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一人、クリスマスイブに書店に行った。


12月22日は、スピンという新雑誌の第2号の発売日。

しかし第1号を買い逃しているので第2号を買うかどうか悩んでいた。

第1号はネットでも大型書店でも売り切れ、メルカリでは1000円近くで売られている。(定価330円なのに)

どこかで手に入らないかな〜…と、なんとなくTwitterで「スピン 雑誌」で検索していたら、見つけた。

千駄木にある往来堂書店の高橋さんのツイートが目に焼き付いて離れない。本当に奇跡。ツイートしてくれてありがとうございます!そして諦めず探した貪欲な私もえらい!!!

往来堂書店のホームページのお取り置きフォームから連絡をしたら、すぐに返事がきて嬉しかった。そのまま第2号も一緒に取り置きしてもらった。


千駄木駅まで電車に揺られて1時間。

往来堂書店は、千駄木駅から歩いて5分ほどのところにある。地元に愛される書店って感じで、小さい店内にはたくさんの本がぎゅっと詰まっていて、たくさんの地元の方が来店していた。

店員さん、めちゃくちゃ感じが良かった〜
書店の店員さんって優しさ100%滲み出てる。

尾崎世界観の『すべる愛』という連載小説を読みたくて買ったのだけど、こういう雑誌は他の作者の作品を読める機会になるのですごく良い。

見て分かるように、第1号と第2号の表紙の色味が違う。これは、毎回表紙と目次に使用する紙が変わるためだ。

第1号はやわらかいほんわりとしたきなり色、第2号はもくもくした水色。さらに第2号は、目次の紙がちょっと透けていて可愛い。


あー、定期購読しようかなあ。


それから12月23日発売の、尾崎世界観と千早茜の共作小説『犬も食わない』の文庫本も一緒に購入。

これは自分で探して店頭で手に取りたくて、取り置きしなかった。

入荷してなかったらどうしよう…って思ってたけど、ちゃんとあった。ちゃんと見つけたよ。

男女のダラダラっとした、歯がゆい、どうにもならない、めんどくさい、うざい、でも気を抜いていると、ほろっとしてしまう、そんな話。(ざっくりしすぎか)

すでに単行本を買って読んでいるけれど、文庫本の方が読みやすいし、持ち歩きできるし、サイズ感良き!


ブックカバーをかけるのがあんまり好きじゃないのだが(そもそも最初からかかってるカバーもはずして読む)

デザインが可愛すぎたのでかけてもらっちゃった。モグラの大群?可愛い絵だな〜


帰りの荷物が3冊分、重たくなったのが嬉しい。クリスマスはおうちで本を読もう。



おわり

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