寒い日には小豆を煮る
今年もこの季節がやってきた。
お餅を焼く季節である。お餅は家族全員大好きで、寒い季節になると朝ご飯に、おやつに、夜食に大活躍だ。
そういえば、昨年も今頃お餅のことをnoteに書いていた。
昨年は次男がひとり暮らしを始めて、息子がふたりとも家にいない生活が始まったのだった。2人とも今は昨年とは違う部屋に住んでいる。
長男は、すごく寒いアパートから少しいい部屋へ引っ越してふたり暮らしを始めた。もう寒くないし、奥さんがいてくれるから去年より安心して見守ることが出来ている。
次男は学年が上がってキャンパスが変わったので、昨年より都会の部屋に引っ越した。家賃が高い地域のため、昨年より部屋のグレードが下がってしまった。だから、先月あたりから朝の冷え込みがきついらしい。
今年は思いがけずオンライン授業が中心になって、ネット環境さえ整っていればどこでも授業が受けられるので次男はよく帰って来ている。洗濯もしてもらえるし、ごはんが出てくるのが魅力だそうだ。
急に帰ってくるので、ゆっくりしようと思っていた日には食事の支度などであわてることも多い。でも
「え~、急に帰って来ても食べるものないよ。」
なんてぶつぶつ言いながらも、やっぱり顔を見るのが嬉しくて冷蔵庫の中身とにらめっこしながらせっせと料理してしまう。
今回も、帰るよという連絡を受けたので次男の好きなぜんざいを作るために小豆を煮た。
かぼちゃも入れて、彩りと栄養アップ。かぼちゃは小豆と一緒に煮て崩れたようなのも甘くて美味しくて好き。でも今回は見た目を重視して別に煮ておいた。
せっかく帰ってきたのに、オンライン授業やらzoomの会議やらで思ったよりゆっくり食べる時間がなかった次男だが、しっかりぜんざいは食べて帰った。
ひとりの部屋は寒いし、なんでも自分でやらなきゃいけない。でも、元気で頑張れ!
帰ってきた時にお腹を満たしてあげることくらいしかできない母だけど、いつも応援しているよ。