クラファン公演終演、今の気持ち

ユメミテイヨウクラウドファンディング公演
「ひらけ、パンドラボックス！」

#ひらパン

誰一人欠けることなく、満員御礼で終演いたしました。
心より感謝申し上げます。

プロデューサー、ミナト役の森川耶美です。

わたしはプロデューサーでもあり、クラウドファンディング実施の立ち上げメンバーです。

今回のこの公演は、私の人生で忘れられない経験と思い出になりました。

少し長くなりますが、今の気持ちを書かせていただきます。

事の発端は、ある団体との契約トラブル。

契約トラブルに関して...
私が団体に対する質問や異議申し立てをしたところ、「輪を乱す存在」として契約先から突然団体都合の降板を言い渡されました。

私の場合は明らかな相手側の契約違反な為、
一人で立ち向かい法的措置をとることもできたかもしれません。
ですが、私は周りと一緒に行動することを決め、プロジェクトリーダーとして動いてきました。

ネガティブな気持ちを集めて、最大限ポジティブなパワーに変える。実は団体調停中から、実施するプロジェクトに対してすでにエネルギーの矛先が向いていました。

事案を拡散し、
クラウドファンディングで支援をお願いし、公演実施にいたりました。

ひとえに応援してくださる皆様のおかげです。

本当にありがとうございました。

事案拡散時は、心臓が潰れそうなほど緊張しました。
「こんなことを言ったらもう俳優の仕事がこなくなるかもしれない」「団体からの嫌がらせがあるかもしれない」

けれどその結果、
想いに共感してくれる方から沢山のメッセージをいただき、更に素敵な役者さんやプロデューサーさんとの出会いがありました。後者は想像をしていなかったことだったので本当にびっくり。嬉しかったです。

それからの期間はあっという間に過ぎていきました。

正直、こんな人数が集まってくれると思わなかったんです。

こんなに大勢をまとめられるか不安でしたし、
実際沢山の失敗を出演者の皆さんがカバーしてくれました。

集まってくれた方々の人柄が素晴らしく、明るく、前向きで、本当に助けられました。

私が逼迫していて人に優しくできないときも正直ありました。

けれど周りが毎日楽しそうに稽古に取り組んでくれて、
「やったるぞ」とプロ意識も凄まじく、本当に安心して任せられる皆さんに囲まれて、本当に幸せでした。

最後まで信じてついてきてくれて、ありがとう。

そして最高の日替わりゲスト様。

私がどうしてもお願いしたい方々に声をかけさせていただきました。

皆さん快く引き受けてくれて、嬉しかった。
ありがとうございました。

毎公演のカーテンコールでは胸がいっぱいであまりきちんとお話ができませんでした。悔しい。笑

小さな勇気が集まった結果をこの公演で体現することが出来たのではないかと、そう自信を持って言えます。

そう言えるのは、
応援してくださった皆様、
スタッフ、出演者のおかげです。

ありがとう。
本当にありがとう。

この公演を実施したことにより、同じ経験をしたことのある方の明日を生きる希望に繋がりますように。
私たちもこの一連の出来事を心に刻み込み、教訓として負けじと明日を生きてまいります。

一人ひとりの力は小さいかもしれません。

けれど、声を上げる勇気をもって。

自分の人生は、自分が切り開いていってほしい。

関わってくださった全ての皆様へ、愛を込めて。

ありがとうございました。

森川耶美