痙攣性発声障害の治療記録【ボトックス注射編】

こんにちは！夢見です。
2019年の5月あたりに痙攣性発声障害かも？の診断を受けて
色々検査をしながらやっぱり症状的にそうだよねと耳鼻咽喉科の先生に言われてから色々ネットで治し方を調べ、民間のボイトレや鍼治療、カイロ、心理カウンセリング、ニューロパターンセラピー、漢方など
ほんとどれくらいお金かけたのさ？！！ってくらい色々やりました、、、
が症状は良くも悪くも変わらず。

その頃ボトックス注射の治療のことは知っていたのですが
なぜか気持ちが向かなくて。。
だって対処療法に過ぎないんでしょ？！
って気持ちがあったのと、
なんとか自分の力でいい方法見つけて治してやる！！
という変な意地があったのは確かです・・・。私謎。

そんな中2020年10月に育児やら体調不良やら、声が詰まるストレスや不安から
心身ともに一回ダウン（泣）
そのころに一気に痙攣性障害の症状が悪化。
そこから心の学びとか環境の変化もあって持ち直して
前向きにまたこの発声障害と向き合ってできることしてみるか〜〜
という気持ちになりました。が、この頃もボトックス治療とは思っていなく
ちょっとスピリチュアルな勉強をしてて、それでなんとかメンタルも前向き
にしながら心のどこかで勝手に治るかも、、、
という思いを抱くようになりました。

が、やっぱり日常ではこの声が詰まるってことが本当に小さなストレス。
そして出会う人にもいちいち説明することもないから
これも気にしてしまってました。
友達には説明はするけど、やっぱり詰まって話すことで私自身が疲れるし
聞く方もきっと聞きにくいしこの締め出すような声は聞きづらいだろう
と感じていました。。。（気にし過ぎかも知んないけどねー）

そんなこんなでやっぱりできることをなんかしないと気が済まなかったんですよね。。ただ待れば治るっしょ〜〜ができなかった。そして
2022年9月から声専門の耳鼻咽喉科で音声治療を２週間に一回の
ペースでスタート！！
この頃もまだ2人目授乳中ってのもあり投薬治療はNG!
だからこそ今できる音声治療をしっかりやろう！と思たのでした。

言語聴覚士の先生がとても優しい方で、
そして耳鼻咽喉科の先生も結構マニアック？でとても細かく色々チェックしてくれる先生なのでここで続けてみようと思いやってきました。
が、、、やはり音声治療の時は声はよく出たり、コントロールできる自分に気付けて希望が見えたりするものの、
実際の生活ではリハビリの効果を発揮できなくて落ち込んだり。。。

なんでリハビリではできるのに〜〜〜ともどかしかったです。

喉の形をあくびにして、息を多く吐くようにして発声する
など色々対処法も学んではいるのですが、
いざ！日常になるといちいち喉のフォームをリセットして
息をしっかり吐いてなどという一連の流れをしている暇もなく。。。

小さい子供２人育児の中ではとっさに危ない場面だったりすると
大きな声出そうとして、また喉も勝手に締まって
『こら〜〜〜！！！危ない！！！』
　などと、声を詰めて苦しく発声してしまうことを
トレーニングしているような日々、、、（本末転倒）

発声するための神経がばぐっているから
もう自分の意思ではどうにもできなくなるんです。。
そして一回喉が詰まるともう脳にスイッチが入って
その後もずーっと詰まるし（T△T）

もうだめだ。。。。お手上げーーーーー。。。

ボトックス注射は賛否両論あるけど、
もう対処療法でもいい！！一瞬でもいい！！
詰まらずに話せるひとときを体感したい。。
そう思い卒乳成功後さっそくボトックス注射をしたいことを先生方に伝えました。

すると先生はどこに打つかを判断したいから
一度筋電図を撮っていいですか？という流れになり
何もわからず、お願いします。となりました。

ただなんか首に貼って電波？で計測するんかな〜と思いきや、
首に麻酔注射をして発生するための６つの筋肉に次々と針を刺して
計測するんです！！

え、、そんなん聞いてないわ。。。

でももうまかせるがまま。。

感想は。。。。
めっちゃ痛かった（死）

刺しながらハミングしたり咳払いしたり発声をさせられるのです。（OMG）
計測中に唾を飲み込んでしまった際に針が声帯に刺さったらしく
出血していました。。。恐ろしい。。
でもここまで精密に？検査してもらってありがたいです。
料金は13000円ほどでした。

そして２週間後の結果の日。
結果のデータを波形で見るのですが全然何が何だかわかりません。
先生曰く、
声帯を開く左の筋肉は全くもって正常だけど
右に時々麻痺があるということ。
このデータを元に麻痺があるから痙攣性発声障害と診断するとのことでした。
若干の変な波形があるんだとか。
すごく説明が複雑で、先生自身もこの説明は複雑だからわからないかもしれないけどと言いながらも色々お話ししてくれました。

ということで先生は今回は声帯を開く筋肉に（右）ボトックスを打ちましょう
とのこと。

へーーーーー。

私の中で下調べしていた内容では
通常は声帯のひだに打つと思っていたので
ちょっと＜？＞でした。

場所的には外側だから筋電図の時と同じ感じで一箇所のみ注射するみたい。
前回の筋電図検査で免疫ができたのもあり、
本番のボトックス注射は３秒！！全然痛くもない！すぐ終わった！！
が素直な感想。

禁黙も特にしなくてもいいらしい。

へーーーーー。

効果は２、３日後に出てくるとのこと。

どんな効果？かもわからない。
そして通常と違う場所に打ったことにお任せしておきながら
本当にそこで思ったような効果は出るのか？？

そもそも通常は締まる筋肉に打って麻痺させて
詰まらなくするってことなんですが
今回は開くための筋肉に打ったわけなのです。
これは先生の考え。
声を出す筋肉は複雑に絡み合っていて、
それを先生は説明してくれているのだけれど
私の理解が追いつかない。。（アホーなんかな？苦笑）

とにかく声帯を開く筋肉が麻痺しているからそれを庇おうとして
強く締める癖がついてしまってる？
から根本の開く筋肉に注射をして開き過ぎないように調整するってこと？
なんだと私的には理解したのです、、

とにかく！！2日様子を見ます。

丸1日経ってこのブログを書いていますが
副作用もなく、逆に詰まりも全然あるし
何も注射前と変わりがなさすぎて、、、
若干落ち込んでます。。変に期待し過ぎていたからかな。。。

声がかすれることもなく、嚥下困難なこともなく
本当に何にもない。。。

さて、、、この先この治療はどうなる？？！！！

また綴ります。