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書類作成。

 相変わらず変化の激しい天気が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私はどんな天気でも一直線に前を向いて歩いています。

 今日は昨日の面接からクールダウンするために、JREC -IN Portalの公募情報をチェックしました。マッチングメールを登録してありますので、該当する大学公募があればその都度メールで案内が来て、気になる大学があればお気に入りに入れるという作業を毎日しています。ただ、すでに応募終了して大学もありますので、応募した大学以外は、お気に入りから外す作業をして少し整理をしました。それでも今日現在で54件のお気に入りが、データとして残っています。この中には、私の研究内容にかなり近い案件もあれば、少し畑違いというのもあります。また、研究内容が近くても有期雇用で再任がなかったり、給与がかなり安いものも入っているのですべてに応募するわけではありません。あくまでも候補として挙げておいて、そこからセレクト作業をしてから応募書類を作成しています。

 ただ、昨日面接を受けた大学の結果如何によっては、今後の応募戦略が大きく変化します。仮に採用が決まれば一気に応募大学を絞り込んで、場合によっては一定の期間を経た時期に応募を終了するつもりです。しかし、不採用だった場合は、やはり応募母数を増やすために多少条件が異なっていても書類を出し続けることになりそうです。一応面接を受けた大学の事務局の担当者の方に、昨日の面接のお礼メールを送付しておきましたが、現時点では返信はありません。なので、相変わらずいつ結果通知が来るのかわからずじまいです。とにかく「果報は寝て待て」で待ち続けたいと思います。

 JREC−IN Portalで大学応募情報をチェックしていると「JREC−IN Portalの所定の履歴書で提出してください。」という指示している大学がありました。大半の大学が独自のフォーマットを作成して、それを「HPからダウンロードせよ。」という指示をしてきます。すべてフォーマットをダウンロードするのも結構面倒なのですが、さらに面倒なのがファイル名がちゃんと記載されないので、いちいちファイル名を書類名に変更する作業が発生します。特に何校もダウンロードするとどれがどの大学の書類かわからなくなりますので、必ず書類名の後に大学名を入れるようにしています。意外とこういう細かい作業に労力が取られて苦労します。ところが、JREC−IN Portal所定の履歴書でWEB応募という形式が初めてだったので、早速ページ内を探ってみると、ちゃんと所定の履歴書のページがあったのです。これを使ってみると超便利だということがわかりました。データなので保存できるのはもちろんなのですが、入力項目がちゃんと設けられていますので、そこに必要事項を記入するれば自動的に履歴書に整えてくれます。こんなに便利な機能をJREC−IN Portalが用意してくれているのになぜ大学は使わないのか不思議でたまりません。おそらく大学事務局はJREC−IN Portalへの公募情報の掲載方法は知っているけど、そのサイトにどんな機能があるのかチェックしたりしていないからだと推測しています。おそらくこの機能を使えば自分たちの仕事の効率が上がると思いますが、なかなかそのような視点でJREC−IN Portalのサイトを見る大学職員は少ないのではないでしょうか。ましてや大学教員はさらにこの機能について知ることはないかと思います。

 逆に別の大学では、書類の記入要領というものが別紙で数ページにわたって作成されており、事細かに指示の最後に「この指示に従って記入していない書類は審査の対象外となります。」という警告文がついているところもありました。確かにルールを厳格にしてそれを守らせるということは必要なことだとは思いますが、結局書類審査後に面接をして、その総合結果で採用するかどうかを判断するのであれば、そこまで厳格化する必要はないのでないかと思うのは私だけでしょうか。何か応募者の申告には常に虚偽があって信用ならないというようなメッセージとも取れてしまう表現をされると、応募者としては悲しい気持ちになります。正直この大学に応募しようか迷ってしまいますね。このように応募書類1つとっても大学によって千差万別です。その書類からその大学がどのような大学か伺い知ることができるから、これはこれで面白いと思います。

 これから大学教員になる人には、どんな応募書類であっても常に誠意を持って作成する人になってほしいと思います。そして、大学教員になった暁には、これから大学教員になる人が気持ちよく応募できるような環境づくりに取り組まれることを願います。

 (久々に涙なしで朝ドラを見ることができた元准教授でした。私もどこかの大学の人事に学位記持って直談判しに行こうかな。私を誰か雇ってください!!)


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