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採用面談ってなんだ?

採用面談の機会っていうのは、実は、応募者よりも、「会社側が審判されている」ということなのです。

最近、わたしは、採用をする側でなく、その逆を経験してみた。とあるスタートアップで数十億ぐらい資金調達しているバブリーな会社の「カジュアル面談」というものを受けてみた。そこには、30前後のまだ転職間際の人事がご面会にでてきて、ちょっとたどたどしい日本語で、上から目線の会話をしてきた。時折、いろいろな会社の面談というものを多様な形で意図して受けている。学びが多い。

イケイケの有名ベンチャーに入社したいひともいるかもしれないですが、バブリー感あふれる資金調達をしている会社は、いま流行りのテーマを扱い、かつ、有名なキャピタルの資本がはいっているので、それにつられて、俺も俺も!で、他のキャピタルも資金をいれてくるという数字の力学の法則がある。
そこには、あまり、そのサービスが良いか本物かという、審神はないと思うし、人が優秀かどうかも、コミュニケーションが優れた企業文化なのかも、本当に成長する会社なのかも、自分が働きやすいかどうかも、会社を本質的に判断する基準にはならない。

ただ、資金が多額にはっているということでは、マネジメント(社長)に強烈なメッセージがあったり、ファイナンス(お金を引っ張ってくる)にたけた人物がいるのは事実であると思うよ。だから、それにあこがれるなら、双方ウェルカムかもしれない。

時に、会社の人事といえば、会社の顔であって、社長の分身であってもいいぐらい大事な仕事なのですが、それを理解して、採用を最優先で仕事にしているマネジメントもいるし、それを理解していない人任せな採用の会社もある。

私個人の意見としては、会社(事業)が広がる際には、広報や広告の類よりも人事が大事だと思う。

なぜなら、「あの会社の人事、とっても丁寧でいい人だったよ!」と結局口コミするのも人であるし、のちのリファーラルという優秀な人材を集めてくる(会社の評判拡散)ための大事なフックにもなるからだと考えます。いわゆる、「人的資本」です。

採用担当が素敵!って思えないと、会社の経営的にも、いつまでたっても、採用プロモーション費用は、年中かかりますし、離職率も傾向として高いでしょう。つまりが、採用の魅力としては、メディアに出ましたとか、給与を高くするぐらいしか方法がなくなってきますので、採用は、特に、小さい会社やスタートアップの場合は、社長やその事業担当が直接会いに出てくるのが正解!(この正解の意味は、人を資本として重要視している会社)だと、思います。

最近は、転職とか就活も昔とはことなり、直接社長や事業関係者に連絡とったりもSNSでできたりするわけで、自分とは合わないようなひとの紹介やプロセスをかまして、仕事を得ていくという時代ではなくなってきていると思います。

これは、自分への備忘録にもなりますが、大いに、自分の考えや作品を表現していくのが、やっぱりベストなんじゃないかな、波長の合う人とヒットするには、と思います。こうやってNOTEを書くのも、そういう理由からもありますし、誰かの役に立てればいいなという想いで、書き連ねています。

今日もありがとうございました☆

都築由紀子



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