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学ぶ×暮らす×働く

資金調達も無事に完了し、いよいよ新しい場が始まる。場の名前は『学び場とびら』

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みんなで新しい価値を創っていきたかったので、初めからみんなでつくることにした。椅子づくり、壁塗り、床貼り。子どもから大人まで集まってつくりあげ、2018年4月に無事スタートした。


何かルールを作るとそのルールに沿った人しか集まらなくなる。これから面白い価値を創っていくにはできるだけルールをなくして多様な人が集まり自由に使ってもらうことが大事だと感じていた。自由にすると収拾がつかなくなる可能性もあるが、ルールはいつでもつくれる。


まずはこちらからまだ見ぬ人を信じてスタートしようと思った。


大したセキュリティもなく、管理人も常時いるわけでもない。サービスを提供する側と受ける側。教える側と教わる側。そういった区分をできるだけなくした先にどんな風景が広がるんだろうか。


人の噂や関係者のSNSを見たりで段々と人が集まってきた。ルールがないため、初めの頃はどう使ったらいいですか?とかこれはありですか?とか質問だらけ。その時の答えは決まっていて「やってみたらいいんじゃないですかね」


その答えに戸惑う人も多かった。日本では決まった答えのある教育がされてきた。自分で考えて行動する経験を得にくい環境で育ってきたのだから仕方がない。


でも毎年のように起きる異常気象、日本は人口が減って少子高齢化が進んでいる。地球も日本も経験したことのない、誰も答えを持っていない時代に必要なのは自ら考えて生き抜く力や仲間と一緒につくる力だと思う。


学び場とびらは色んな人が集まって関わり合い、学び合う場にしたかったので答えは用意されていない。段々とみんな慣れてきていろんな使い方が生まれてくるようになった。


起業家がとびらを拠点にして事業を始める、近くに会社があるのにとびらで仕事をしている、育休中のママさんが赤ん坊を遊ばせながら勉強している、寝てる、お昼を食べている、子連れで働いている、会社を飛び出してとびらで経営会議をしている、畑に出社して農家さんの手伝いをする、就活に悩んだ学生がいろんな大人と出逢いに来る、仕事の応援をし合う、野菜の販売が始まるetc


学ぶと暮らすと働くが混じり合い、人の可能性が開いていくのを見るのはすごく楽しい。


学び場とびらが大事にしている3つのコンセプト≫

〇本物に出逢う

〇生き方、働き方について考えてみる

〇自ら、仲間と一緒にやってみる


つづく

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