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『みんなの夢AWARD11 ファイナリスト紹介 』 加藤路瑛さん


みんなの夢AWARD事務局です。

みんなの夢AWARD11のファイナリスト6名が決まりました。

今回から、ファイナリストをお一人ずつご紹介します!


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<名前>
加藤 路瑛(かとう じえい)

<職業>
中学生・会社役員

<実現したい夢>
五感にやさしい社会を世界中に(感覚のダイバーシティー)

<5年後の肩書き>
感覚の研究者

<現在のお仕事・ 活動>
中学3年生。

12歳の時に親子起業という形式で起業し、株式会社クリスタルロードを 立ち上げる。

事業の一つとして、2020年1月に感覚過敏研究所を設立、感覚過敏の人が暮らしやすい社会を目指し、感覚過敏の啓蒙/感覚過敏の課題解決のための商品・ サービスの企画・開発・販売/感覚過敏の研究に取り組む。


また中学生で起業した経験から、小中高生向けの起業やキャリア教育イベントなどに登壇し、「今をあき らめない生き方」について講演をおこなう。


<夢のミッションとミッションを掲げる理由>
ミッションは「感覚過敏の人が暮らしやすい社会をつくる」こと。

感覚は人には見えず、比較もできないため、自分が感覚過敏であることにも気づけず生きづらさを抱えている人も少なくありません。

また、自分が感覚過敏だと気が付いても他人にその辛さ は理解されることが難しいです。

感覚過敏の人の生きづらさを解消し、暮らしやすい社 会を目指しますが、
究極のゴールは「感覚過敏」という名前も概念も不要な社会にする ことです。


<夢の具体的な事業内容>
感覚過敏の問題は五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)にわたり、それぞれの解決に取り組みた いため、1つのサービスを打ち出すことはできません。

五感それぞれの悩みを解決する商品やサー ビスを小さく積み重ねていくことが重要だと思っています。現在、感覚過敏を総合的に取り組む企 業も機関もありません。
そのため「感覚に関する世界一の企業になること」が目標です。

最終的に はブレインテック分野でのテクノロジー解決を目指しており、脳波の研究を小さくはじめました。 テクノロジーでの解決は時間がかかりますので、研究を続けながら、当面は日常生活での困りごと を解決する商品やサービスを企画し提供していきたいと考えています。

現在構想中のものは大きく 2つあります。

1つは、触覚が過敏で着られる服がなくて困っている人のために感覚過敏アパレル ブランドの立ち上げを企画しています。縫い目がなく、タグがないことを条件に、肌に痛みや不快 感のない衣服を作りたいと考えています。

2つ目は、「五感にやさしい街づくり」を自治体や企業 の協力のもとに進めていきます。
感覚過敏があると、音、照明、ニオイなどの刺激で体調が悪くな るため、外出にもたくさんの困難さを抱えています。海外では、感覚過敏の方のために、照明や BGMを落とした時間帯を作る「クワイエットアワー」の導入や、感覚過敏で疲れたり発作が出た時に避難できる「カームダウンスペース」が広がり初めていますが、日本での導入例が極めて少なく、 感覚過敏研究所で日本全国に「クワイエットアワー」や「クワイエットエリア」を広めて行きたい と思っています。

感覚は他人には見えないものでしが、目に見えないバリアフリー社会を実現させ ます。

この2つは事業内容の一部であり、感覚を取り扱う総合企業として多様なニーズと多様な困 りごとに対応していきたいと考えています。




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