ゆんぼ

◯ 多趣味な臨床心理士・公認心理師 ◯ 2人の子の親 ◯ 誰もが自分の感覚を自分…

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◯ 多趣味な臨床心理士・公認心理師 ◯ 2人の子の親 ◯ 誰もが自分の感覚を自分の心の拠り所にできるように ◯ 体験したこと、感じたり考えたりしていることを、書いたり描いたりしています 🌳https://lit.link/yumbo2510

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  • 『特別』になるのが怖かった私へ

    4月〜6月に、はちみつコミックエッセイ主催の コミックエッセイ描き方講座を受講していました。 そこでの最終課題として描いた作品です。

最近の記事

モニターセッション、ご感想の紹介②

引き続き、モニターセッションのご感想の紹介です🌟 みなさんたくさん感想を伝えてくださり、本当に嬉しいです…😭💖 ありがとうございます💐 私も今年はたくさんセッションを受けていて、特に、ここ2、3ヶ月はめちゃくちゃ受けたので、少しずつ感想をシェアさせていただきます😌🤍 そしてセッションや講座を受けたことで、自分が大きく変化しているので、仕事の心理面接の質がすごく変わっているのを感じます…!! 12月からの【ほしみつカウンセリング】も、どうなるかこれから楽しみです🌈🌟

    • モニターセッション、ご感想の紹介①

      お久しぶりです! みなさま、お元気でしたでしょうか? この2ヶ月、家も仕事もドタバタしていたこと、心理士として研修に参加していたこと、個人的に新しい学びの場に参加していることなど、なかなかSNSの更新ができていなかったのですが、私はとっても元気です! モニターを受けてくださったみなさまから、感想をいただいていたのですが、中々ご紹介できずにいました💦 受けていただいた方、みなさん素敵な方で、ご縁をいただけたこと、とてもうれしく思っています💐 あたたかい感想もありがと

      • 【まとめ】『特別』になるのが怖かった私へ

        最後までおよみいただき ありがとうございます! ▽ 文章付きを読む

        • 『特別』になるのが怖かった私へ(12/12)

          自分の『特別』を生きる④ 人を時に庭や畑例えることがあります。 耕し、種を蒔き、世話をしながら収穫を待つ。 お花が咲くかもしれないし 野菜が育つかもしれません。 雑草だって元気に生えてくるでしょう。 そうやって 手入れのできる範囲のイメージをすることは 自分を耕す上でも 心理面接をする上でも 役に立つように思います。 しかし この作品を描く中で 人はもっと大きなスケールの世界を 持って生まれてきたのかもしれない とふと感じました。 庭や畑ではなく 国とか星のよ

        モニターセッション、ご感想の紹介②

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        • 『特別』になるのが怖かった私へ
          13本

        記事

          『特別』になるのが怖かった私へ(11/12)

          自分の『特別』を生きる③ 『特別』 という表現に私は抵抗がありました。 講座での最終課題作品のタイトルは 講師の松田さんにつけていただきます。 松田さんからタイトルをいただいた時に (現在とは少し違うのですが) 「『特別』という言葉を使ったタイトルの漫画を 自分が描くのか…」 という気持ちが湧いてきたのが 正直な感想です。 「人は誰もが特別で だとしたら特別な人なんていない」 と考えていたので このテーマで自分のことについて描く ということに対する抵抗や葛藤があ

          『特別』になるのが怖かった私へ(11/12)

          『特別』になるのが怖かった私へ(10/12)

          自分の『特別』を生きる② 「自分を深く傷つけた言葉が 実は自分を強くしていた」 とまとめてしまうと あまりにもキレイ事になってしまう かもしれません。 傷ついた気持ちは確かにあり その気持ちも大切にしながら 別の側面も見てみるような感じです。 「傷ついてはダメ」 「傷つくのはおかしい」 「傷つく必要はない」 という考え方は 新たな傷つきを生むようにさえ思います。 大学院時代のゼミの教授の言葉で 好きな言葉があります。 「ペイン アンド ゲイン」 「痛みと得た

          『特別』になるのが怖かった私へ(10/12)

          『特別』になるのが怖かった私へ(9/12)

          自分の『特別』を生きる① Aさんのエピソードは フィクションです。 というか 正直細かいことは覚えていないのですが “言葉の後ろにある気持ち” がなんとなく伝わってくる ということが描きたかったのです。 今回は 私が何を受け取って どう処理しているのかを がんばって言語化してみたいと思います。 私にとって “気持ちが伝わってくる” ということは “言葉が伝わってくる” とはまた異なります。 なんというか 気持ちをただ受信することと それを読み解き解釈していくことは

          『特別』になるのが怖かった私へ(9/12)

          『特別』になるのが怖かった私へ(8/12)

          『特別』と他者と私④ 「自分で自分のことを否定していた」 ということに気がつくと これまでの傷つきや悲しみが 次々と思い出されてきました。 その体験は トゲが刺さった傷口から どんどん汚染されていくような 進行性の痛みを感じるようなものではなく トゲを抜き、目の前に並べ 傷口に手を当てて 疼きを味わうようなものでした。 懐かしさすらも感じたり… 一方で 「自分は相手のことを否定していた」 ということは 私にとってまあまあショックな事実でした。 どうやら私は

          『特別』になるのが怖かった私へ(8/12)

          『特別』になるのが怖かった私へ(7/12)

          『特別』と他者と私③ 心理面接をしている中で いろんな人に出会います。 その時に自分の中に生まれてくる感情も いろいろです。 心を病んでしまっている人は 「自分はダメだ。 もっと〇〇にならないといけないのに 全然できていないから」 と自分で自分を責めてしまっている状態に なっていることが多いような気がします。 心理面接では 『今でOK。〇〇すればもっとOK』 という風に 今の自分も肯定することができるように と思ってお会いしています。 なので、基本的には

          『特別』になるのが怖かった私へ(7/12)

          『特別』になるのが怖かった私へ(6/12)

          『特別』と他者と私② 「自分は特別な存在」 「自分は特別を持っている」 ということを理解していることは とても大切なことだと思います。 そして同時に 「みんなそれぞれが特別な存在」 「みんなそれぞれに特別を持っている」 ということを理解していることも とても大切です。 天秤とかシーソーとか そういうものの上にのせて バランスが取れているかを気にする視点も 必要かもしれませんし そもそも、天秤とかシーソーごと 自分が抱えているのかもしれません。 天秤やシーソーのバラ

          『特別』になるのが怖かった私へ(6/12)

          『特別』になるのが怖かった私へ(5/12)

          『特別』と他者と私① 脳は自分が関心を向けている情報を集めやすい という性質があります。 自分の特別に目を向け始めると 相手の持っている特別にも注目することが できるようになった、 ということなのかもしれません。 今の自分が どんなものにアンテナを張っているのかで、 自分の身の回りにどんな情報や物、 人が集まっているのかが 変わってきます。 逆に考えると、 自分の身の回りの状況をよく観察してみると 自分が何にアンテナを張っているのかがわかる、 と言うことでもあります

          『特別』になるのが怖かった私へ(5/12)

          『特別』になるのが怖かった私へ(4/12)

          『特別』と私④ 自然な自分のあり方を 否定して、禁止して、押さえ込んでいると、 表面的には上手くいっていても、 大きな達成感を感じにくかったり、 褒められてもそんなに嬉しくなかったり、 なんだか毎日つまらなく思えたり、 “何かが違うのではないか” という漠然とした違和感がありました。 そして、 いつからそんな風に感じるようになったかを 考えていく中で、 学生時代はいきいきと過ごせていた ということに気がつきました。 しかし、 学生時代の方が、 しんどさも大きかったよ

          『特別』になるのが怖かった私へ(4/12)

          『特別』になるのが怖かった私へ(3/12)

          『特別』と私③ 高校も大学も大学院も 結構のびのびと 自分らしく過ごせた時期でした。 周りの友達も 個性が大爆発しているような人が たくさんいて その中で安心して 自分も自分らしくいることができました。 ありがたい環境でした。 その時期が、 今の自分を支えてくれているとも 感じています。 就職先も、 とても個人を大切にしてくれるところで、 個性的な職員さんと 個性的な患者さんばかりだったので 自分らしくいることができる環境では ありました。 しかし、 「社会人と

          『特別』になるのが怖かった私へ(3/12)

          『特別』になるのが怖かった私へ(2/12)

          『特別』と私② 中学生にもなると、 自分と周りの違いに敏感になりますね。 心理学を学ぶ中で、 「それも大切な時期だ」ということを 今では理解していますが、 実際に敏感な時期真っ只中は 大変だったような気がします。 田舎のほのぼのとした中学校だったので 楽しい思い出もたくさんありますが、 黒歴史もたくさん製造されました。 自分をおさえて周りに合わせると どうしてもちぐはぐになってしまいます… なのに、変にキャラを作ってしまって 目立ったり… あぁ… 思い出すだけで赤

          『特別』になるのが怖かった私へ(2/12)

          『特別』になるのが怖かった私へ(1/12)

          4月〜6月に、はちみつコミックエッセイ主催の コミックエッセイ描き方講座を受講していました。 そこでの最終課題として描いた作品を 少しずつ載せていきます。 描くのにも勇気が必要でしたが 投稿するのにも勇気が要ります。 講座を受けて感じたことも また書けたらと思います! 『特別』と私① 今は、この頃のように ダイレクトに入ってくることはないですし、 自分と他人のいろいろの区別もついています。 また区別をつけれるようになった経緯も 描けたらいいなと思っています…!

          『特別』になるのが怖かった私へ(1/12)

          世界と自分と平穏と不穏

          世界も平穏で、自分も平穏であれたら、とてもいいなと思います。 でも、そうでない時に、どんな風に過ごせばいいのか… 今世界で起きている悲しい出来事に対して、自分に何ができるか… 考えているだけじゃなくて、何かアウトプットをしようと思い、書いてみることにしました。 まずは、『身近な世界と自分』について書いてみます。スケールは違いますが、共通することもあると思うからです。 患者さんのしんどさに動揺する自分 精神科で働いている中で、「死にたい」と思っておられる方に出会うこと

          世界と自分と平穏と不穏