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イベント主催者をサイコパスにしない方法①

はい。サイコパスは使いたかっただけです。

つまり、イベント企画から運営までのガイドラインです。

これまでイベントを何個かやってきたなかで得た、僕なりのイベント運営のいろはを書いていきたいと思います。

とりあえず、これ読んどけば、なんとかなる。ってゆうのを作れたらと思います。


この記事は4回分くらいに分けて投稿していこうと思うんだけど、

全部で1万字は絶対超えるけど、

これからも注ぎ足して行く予定です。


本気で全イベント企画して見たい人の必読書にしていきたいから、

みんなも思うところがあれば色々コメントしてほしいです。


そんな偉そうな事ゆーてるけど、ユーマ今まで何やってきてん?

と思うそこのあなた。

簡単に僕がやってきたイベントですけど、

全部別府か大分で、

頂いたお金の合計→150万くらいかな

参加人数合計→1000人は行ってないかなー、

まぁいくつかイベントやらせて貰ったし、合わせばこれくらいだね。


ちなみにこれまでの簡単な来歴は↓をチェック


なんだけど、、、あくまでこれは僕の経験則と、イベントやるためにあらゆる媒体や人を使って仕入れた知識でしかないので、今から提示して行くことをしなくてもイベントを成功させることはできるってゆうのは念頭に置いておいてね。




ということで、前置きが長くなったけど、目次から!



目次

1;やってみたいイベントの最高の成功はどんなのかイメージする。
2;逆にどこからが成功なのか?というボーダーラインの設定をする。

3;STP戦略(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)
4;イベント日時の設定と当日までのプランを計画
5;予算(収支計画書)の作成
6;SWOT戦略(自分のイベントとやりたいことの現状について)
7;プロモーション方法を決定
8;協賛メニューの設定
9;協賛周り
10; イベント当日
11; イベント終了後


今回はその2まで!

順番通りその1から書いて行くけど、本当はその2を読んでほしいの!!

だから先読みたかったらその2まで飛ばして!!


ということで、とりあえず


その1


やってみたいイベントの最高の成功はどんなのかイメージする。


あなたにとってイベントの成功はなんですか?

これってイベント主催する時みんな頭の中でぼんやり考えてるけど、

しっかり言語化して考えてるわけじゃないんよね。笑


だから最も出てくる答えは

目標人数である100人を集めること

次いで、

協賛金がしっかり集まって、利益もしっかり出ること。

ってゆうのが9割以上の答え。


はっきり言います

これを目標にしているイベントはうまくいきません


じゃあうまく行くイベントは構想段階で何を考えているのか?

ここはスタートアップと同じで、

ビジョン・ミッションを最低限決めることです。


そしてここで言うビジョン・ミッションとは

例えば社会に対してOOという影響を与えたい

イベントを通して参加者にOOを知ってもらいたい。

みたいなことです。


つまり、社会や参加者に対しての問題提起であるもの。

理由は2つあって

① 誰が参加するんだ?

詳しくはその3(STP戦略)

②誰がお金を出すんだ?

詳しくはその9(協賛周り)で伝えます。


今回はお預けです。

そしてミッションはビジョンを叶えるために、
私たちはこういうイベントを構成したい。

的なものだ。


おそらく、ここまでは大事だから故に、APUでイベントを考える人は皆考えているイメージです。


なんだけど、ここまでビジョン・ミッションが固まった後に皆忘れているのが、


最高の成功はなんなのか?


という点だ。

だいたいイベントをやるときはテレビやYouTubeでみたことある企画の違うトピックや、先輩がやっていたイベントと似たものであるだろうが、何がそれらのイベントを成功に導いているのか考えていない。


ちょうどこの前後輩から相談があったので、それを題材に使わせてもらうが、

彼らは今度大食い大会を開きたいみたいだ。

なんで大食い大会を開きたいのか?と聞いてみると、


大分県の特産物をいろんな人に知ってもらいたい。


そのために、自分の好きな大食い大会の番組と掛け合わせて、大分県の特産物大食い選手権を開いてみたいという相談だった。

どこまでできたら成功なのか?と聞くと、


テレビの大食い選手権みたいにできれば最高です。


じゃあここで気になるのが、なんでテレビの大食い選手権は面白いのだろうか?

僕たちがいいと思うイベントや番組には面白い理由がそれぞれ存在する。

それを徹底的に分析して、自分たちのイベントにも取り入れることが必要だ。


もちろん、我流でやるのもいいが、

型を知った上で自らもともいい方法を考えることはいいだろう。

でも、型も知らずに我流で挑んで勝てるような相手はいない。


奇跡の世代(黒子のバスケ)でも全員基礎練をして行く中で、自らの強みや可能性を見出して、新しい境地(ゾーン)に達して行くというものだ。


だからまずは、自分たちのイベントの成功とはなんなのか?をしっかりイメージしてやりたいイベントの最高のイメージを叩き込む必要がある。



その2


逆にどこからが成功なのか? というボーダーラインの設定をする。


今日はここをこれから初めてイベントをやるみんなに読んでほしい。

これは2つの意味がある。



一つに

次に活かすことができる。

という点だ。


例えば、最低限のゴールを、

参加者の内2割がイベント会場にある商品を購入してくれる。
を最低限のゴールとしておくと、


そのゴールを達成するために、必要な導線準備が見えてくる。

単に成功要因を全て注ぎ込んで、ある程度の人数が集まって、収益も少しは出て、ってゆう結果に終わると、


何をしたから何がうまく行ったのか?という点が曖昧になる。


そのせいで次イベントをやるときは前よりも全力にやる。というやる気根気の問題になってしまう。

何度イベントをやっても悪い意味でそれなりに上手くいく。


だが、最低限のゴールを見据えておくことによって、そのゴールを達成するために行動の優先度が決まってくる。


優先度が決まってくると、イベント終了後に、

OOに力を入れたから、XXという結果が出た

という因果関係が紐付けられる。

逆にOOをしたのに期待したXXという結果が出なかった。


こういう風にプロセスと結果を見直せるようにしておくと、次にイベントをするときは


OOは一回やったから今回は余裕を持ってできるな、
だから空いた時間で▼▼ということに力を入れて実験してみよう。


と新しい結果を出す機会がある。

つまり毎回毎回のイベントで的確なフィードバックを得ることができる。



2つ目の理由に

自分を守ることができる

という点がある。


イベント主催者になった人は分かると思うけど、イベント終了後にかなりの疲労と、虚無感に襲われる。

力を入れれば入れるほどにだ、


恐ろしいことに、最低限の成功を設定できていないと、主催者は最高の成功を追いかけてしまい、

結局ある程度上手く行っているのに、満足した気持ちにならないことがある。


そのせいで、もうイベントの主催なんてしない、

一年は休憩かな、みたいな考えになる。


実際僕もイベントを何個もやってきたが、最も力を入れたイベント(3個目とか)で最低限の成功を決めてなくて、というか、それまでこんな考えもなくて、うつ病になった


もっとOOができたのに、XXはもっと上手くいくはずだったのに、

という風に、がむしゃらで本気で挑んだからこそ、どのプロセスを改善すればいいのかわからず、全ての過程を責めてしまう。。。。


俺はイベント主催向いてないんじゃないか、なんでなんだ?という風にだ


でも、最低限のゴールを明確に設定しておくと、

行動に優先度が生まれるおかけで、自分の注力する活動とゴールが明確化し、結果を出しやすくなる。


もし最低限の目標を達成できなかった場合は、素直にOOができていなかったのか、とはっきりとした欠点が分かり、自分にはOOは向いていないんだな、

次やるときは誰かに頼んでみよう


という風になるよね

つまり、失敗を具体化できることで素直に受け止めることができるということだ。

しかし、失敗の理由が分からなくなることで、プロセス全てに責任を感じ、何をやってもダメだという風にマイナス志向が広がってしまう。

だからこそ、最低限の成功は明確に決めておくべきだと思う。


次の記事に続く!!


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