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旅行前後になると、時間の流れに戸惑う

7月はいろいろと忙しかったり体調を崩したりずっと楽しみにしていた旅行が終わってしまった反動のやる気の無さからnoteを書く時間が取れなかったが、「そろそろやるべきことをやらねば」という焦りばかり抱えていたので、良い加減自分のケツを叩いてキーボードに向かおうと思う。

今月ずっと楽しみにしていたイベント、三連休東京への旅行へ行って来た。目的はサウナと、東京にいる友達に子供が産まれたので、そのお祝い。

我が家も10月に子供が産まれるのだが、6月のある日、ふと奥さんに「子供が産まれる前に一人旅も久しぶりに行ってみたかったなー」と話したところ「いいじゃん、今のうちに行ってくれば?2泊3日くらいしてくればいいじゃん、今しかいけないんだし」と言われ、あまりの嬉しさにニヤケ顔を隠せないまま「え、じゃあ東京に行っちゃおうかな」と思わぬ東京行きが決定した。

約1ヶ月前から少しずつどこへ行くか何を食べるかを計画してワクワクしながら過ごしていた日々も、あっという間に過ぎ去っていき気付けばその旅もこうして終わってしまい、今ではすっかり日常に戻ってしまっているから悲しくなる。そのあまりにも大きな反動から、終わった悲しみからくるやる気の起きなさにいまだに苦しんでいる。絶賛リハビリ中だ。

旅行やイベント前後はいつもそうだ。当日のことを考えワクワクしながら「本当に自分がそれを体感出来る時間がくるなんて」と不思議な気持ちになりながらもその時間が徐々に近づいていき、そして当日を迎えて、悲しいことにその楽しい時間は体感すると終わっていく。今回の旅はかなりワクワクしていたので、終わる悲しみもとても大きかった。

前々から楽しみにしている出来事が迫ってきて、当日を迎えて、過ぎ去ってくれる瞬間が人生で一番『時間』を意識する為、その概念の不思議さについて考えさせられる。

大抵旅行の前は「もう少し頑張れば旅行だー!」と半ば投げやりになり、そしてその旅行の後に、終わった悲しみと共に戻ってやるべき現実に直面しダブルパンチでメンタルがやられる。旅行前後の生産性はかなり落ちていると思う。そうでない人も多いのかもしれないけど。

さて肝心の東京旅行はというと、最高に楽しかったけど、体調が優れないせいで不完全燃焼気味に終わってしまった。東京の友達と2泊3日ホテルに泊まって遊んだのだが、僕自身はこんな時に限って、自律神経の乱れなのか風邪なのか身体が重たくて体調が優れず、僕と同じく身体の弱い友達は夏の暑さにやられていて、二人とも絶好調での遊びとはならなかった。

「遊ぶなら夏以外の季節だな…」と身体の弱い30代男が誓い合った反省の多い旅。しかしそのなかでもなんとかサウナに行ったり美味しいご飯を食べたり豊洲の千客万来に行ったり。最低限東京は満喫出来た。中でも池袋の『かるまる』のサウナが特に最高すぎた。体調が微妙だったので控えめにしか入れなったのと、他にも行きたいところがあって2時間で切り上げたが、なんなら1泊して一日中入り浸りたい最高のサウナだった。薪サウナ最高。マジで近所に出来て欲しい。

最高のサウナと、美味しいご飯と、夏は旅行しちゃダメなのと、時間の不思議さを学んだ東京旅行。次いつ行けるか分からないけど、いつか行けると思ったら人生頑張れそう。その時が来るまで、どれだけの時間が経っているか分からないけど。

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