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金木犀のモイストポプリ

金木犀の季節

 実家の庭には、金木犀があります。樹齢50年です。
9月~10月ごろになると、秋風と一緒に甘い香りを届けてくれます。
 1年に1回の金木犀の花との出会い。花は、1カ月とたたず散ってしまいます。金木犀の花を、お香に使えないかなと思い、金木犀のモイストポプリを作ってみることにしました。

金木犀と遊ぶ

お花をいただきますよ~、と声がけしてから、花をとっていきます。秋風と金木犀の香りに癒されつつ、子どものころを思い出しました。
 花を、おままごとで使っていたこと、友達と結婚式のまねごとで、ライスシャワーみたいに、ふりまいていたこと。昔は、この金木犀とよく遊んだものです。夢中でとっていると、時間を忘れて、すぐに夕方になってしまいました。「じゃぁ、また明日。」
 そう言ってから、作業は3日ほど続きました。

仕分け作業

花と茎、ちいさなゴミ、虫などを仕分けしていきます。
なかなか細かい作業です。私の母も手伝ってくれました。
 手には、金木犀の香りがたくさんついて、時々香りを聞いてリラックスしながら、もくもく夢中で作業しました。

花と茎、ゴミ、虫を取り除き、最終ふるいにかけます

金木犀を塩づけにする

金木犀の花は、そのまま乾燥させると、香りがなくなってしまいます。そこで、1時間以内に、花を塩づけにして、ポプリを作成します。
 作り方は、ビンに塩、ポプリ、塩、ポプリ、、と、ミルフィーユ
状にして、香りを閉じ込め、蓋をしっかりしめて、1カ月後、出来上がりです。初めて作るので、成功するかどうか、とても楽しみです。

ミルフィーユ状に重ねていきます




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