アメリカ美味しいものシリーズ③ ～Terra Vegetable Chips～

健康診断を終えて、この2年で6kgも体重が増えていることが判明した。なんなら、この5年間で15キロ近く増えているので、この2年間で増えた6kgは慣性の法則に従っているだけだと考えようと思う。車は急には止まれないし、体重増加は簡単には収まらないのだ。

新卒でバックパッカーになって栄養失調気味の日々を過ごしていたし、就職してからはツナギを着てトラックを運転して、炎天下の石油基地や製鋼所とかで働いていたので、体重は常に平均を大きく下回っていた。（商社の仕事は本当に幅広く、いい経験をさせて貰ったと思う）

体が激変したのは金融機関に転職してからで、outputが著しく減ったのにinputが増えたので、急激に成長してしまった。それでも家から駅まで歩き、満員電車で体幹を鍛え、エレベーターが混んでいるときは20階まで駆け上ったり駆け下りたりしていた。それが、アメリカに転勤してからは、800m先のスーパーに行くのも車という生活になり、完全に歩く能力を失った私は、今後の体重増加が指数関数的なものになるのではないかと怯えているわけだ。

さて、やはり前置きが長くなったが、そんな私に罪悪感を感じさせなくなる素敵な商品に出会ったので紹介したい。

Terra - Real Vegetable Chips
(画像引用元:http://www.terrachips.com/chips/)

いわゆる野菜チップスだが、こいつは罪悪感を最小限に留めつつ美味しさを追求する二兎追いデブにとって最高のソリューションだ。ちなみに罪悪感が最小限に留められるだけで、実カロリーはチョモランマ級なのだが、私が伊達みきおならば、「本物の野菜から作られているのでカロリーはゼロ。」と断言できる。

実際にスーパーで見てみると、フレーバーが何種類もあるのだが、個人的にはORIGINALが一番美味しいと思う。唯一の難点は、値段がとにかく高く一袋で4ドル近くするので、気軽に食べ比べができないことだ。それを除けば、野菜チップスとしてだけでなく、チップス業界全体の観点からも圧倒的に優れている商品だと思う。

■その他のシリーズはこちら
アメリカ美味しいものシリーズ①
アメリカ美味しいものシリーズ②