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オンラインで生きる母③
ペルソナだって。それは鳥の名前なの?
PVってなに?何の省略なの?わかるように教えてよ。
分かりたいという思いと、こんなにも自分が知らないことが世の中にいっぱいあるんだというもどかしさが溢れてくる。
私は一念発起して起業塾に入ることにした。公務員一家に生まれてお堅く育った私。ど田舎で育って特に選べる職業はない。その中では一番良いとされている教員になった。どストレート一本勝負。大学を出て極めるために無駄に大学院まで行って。当時はまだ倍率が高かった採用試験にがむしゃらに勉強して採用試験を突破して。やっとなれた職業。でもモチベーションはキープできなかった。
もちろんやりがいはあった。
「先生に出会えてよかった」「ずっと担任してほしい」「救われた」「先生みたいな先生になりたい」「うちの娘が初めて夢を語ったんです。先生になりたいって」
そんな言葉を今思い出す。ただ「公務員」というくくりが私を窮屈にしていたことも事実。「先生」っていうガワが私をいつからか「わたし」ではなく「先生のわたし」にしていたことを実感する。
先生はつぶしがきかない。
先生は世間を知らない。
先生は転職ができない。
そんなこと誰が決めたんだよ。
私が全てをくつがえしてみせる。
私は起業家になると決めた。今日決めた。
今日から私は起業家(元公務員)になった。
税金で育って、税金でそれなりに満たされた生活をしていた34年間。
今までの全てを捨てた気持ちで。
待機児童を抱えて、窮屈なマインドがいっぱいの実家に久しぶりに来てこのブログを書いている。
私は私。それを証明して見せる。
私の周りには本当にひたむきにただがむしゃらに自分を模索しながら頑張る仲間がたくさんいる。
だから大丈夫、そう言い聞かせながら。
自分で自分の気持ちをていねいに整える。
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