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選手に必要な心理的スキル(ビック3)

こんにちは!

今回は、タイトル通り

スポーツ選手に必要な心理的なビック3についてのお話です。
(あくまで海外著書の抜粋になります)

筋力トレーニングにおけるビック3

筋力トレーニング(以下、筋トレ)におけるビック3は、ご存じの方も多いかもしれませんが

ベンチプレス・スクワット・デットリフト

今回の表紙にもなっている僕のヒーローアカデミアのビック3は、表紙のお三方のようです。
(あんまり詳しくないけど、「ビック3」で検索したらこの画像ばかり出てくるので)

話を戻して

もちろん筋トレというと他にも様々な種目が存在しますが、大きな筋肉をトレーニングするための種目として、上記の3つがビック3として重要であるとされています。

自分自身も現役時代は、かなり筋トレに力を入れていましたが、振り返ると自身の体重の増加やパフォーマンスの向上に役立ったなと思うのは、このビック3をしっかりやっていたからこそなような気もします。

もちろん競技特性や個人特性も考慮して効果的な筋トレというものは少しずつ変わっては来ると思いますが、ビック3は、どのようなトレーニングの基礎にもなるのかなと思います。(型があっての型破り)

心理スキル ビック3

それでは、今回の主題である心理スキルビック3とはなんなのでしょうか

著書
コーチングに役立つ実力発揮のメンタルトレーニング

↑アマゾンのリンクつけておきます

では、以下の3つが心理スキルのビック3であるとまとめられています。

注意の集中・最適な精神状態(ゾーン)・自信

これら3つは、また今後、1つずつ詳細にまとめていければと思いますが、まずはそれぞれの簡単な紹介?をしていこうと思います。

注意の集中

注意の集中では、名前の通りいつ・何に集中するか。といったことを明確にすることで、スポーツ場面では度々直面するプレッシャー下での実力発揮を援用するためにも、注意の集中が大切であるとされています。

集中に関しては、以前にもnoteにてまとめていますが

集中していないわけではなく、集中する対象が分散してしまっていることが、パフォーマンス発揮の妨害要因になっていることが多いのではないかと思います。

どのような時に、何に対して集中するのかといったことを試合中にできるようにトレーニングしておくことはもちろんのこと

試合場面だけなどではなく、自分は大学4年間で。この1年間で。今月で。などといったように目標を設定することで、自身が集中する対象などを明確にしていくといった集中もこの注意の集中には含まれているのかなと思います。

最適な精神状態(ゾーン)

「ゾーン」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
「フロー」といった言い方をすることもあり、精神的に最適な状態になることで、物事に完全に没頭している状態を表します。

「黒子のバスケ」で用いられていました。懐かしい。

「ゾーン」という言葉に引っ張られがちになりますが、大事なのは最適な精神状態ということです。

最適な精神状態のためには「活力・元気(エネルギー)」の養成スキルを高めていくことが非常に重要だとされています。

「活力・元気(エネルギー)」とは、具体的にすると、プレッシャーや怒り・喜びなどといったものを指しますが

これらをうまく活用できることで最適な精神状態を導くことができますが、逆にこれらに対して、うまく対処する術を身に着けていない・トレーニングしていない場合には、これらが原因となりパフォーマンスが大きく低下してしまうこともあるのではないでしょうか。
(優勝が懸かった試合によるプレッシャーによって普段のパフォーマンスを発揮することができない等)

メンタルトレーニングなどを実施し、「活力・元気(エネルギー)」を養成していくことで、パフォーマンスの向上を見込めることはもちろんのことですが、逆にこれらのスキルを高めておくことは、パフォーマンスが低下していると感じる際に、通常の状態に復帰することにも役立ちます。

自信

こちらも以前に、まとめた内容が

今回参考にしている書籍では、自信を勘違いしているという人が多いという指摘から自信についての章が開始されています。

自信は
自信の能力における信念や何かを遂行するという能力に関する感情

であるとこの著書では述べられています。

このようなことから、よく使われる自信過剰という言葉は

自信を持ちすぎたが故に失敗したのではなく

実際の能力と信念とが一致しないこと

であると述べられています。

それらを踏まえ、著書における正しい自信とは

努力や準備に関する現実的な理解を伴い、ある状況において成功するための能力を備えているという強い信念や粘り強さ

であるとされています。

まとめ


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