見出し画像

BGM係

最近、勤務先でBGMを流すことになり、BGM係になりました。
「BGM」の範囲内ですが、気になっている音楽をこっそり流したり、勉強している曲をこっそり流したり(私にとって仕事脳と音楽脳は別のところにあるようで、両立できてます、多分・・)。
「BGM」として適している音楽、インストゥルメンタル、激しすぎず、暗すぎず、明るすぎず、主張しすぎず、強弱差が少なく、かな。BGM専用の音楽がたくさん作られていて、それらは本当にBGMとして適していてすごいなあと思います。BGM専用の音楽を流せばまず間違いない。
自分が聴きたく且つBGMとしても成立する音楽はどれかな?と探究することが増え、結果音楽の勉強にもなっていると思います。

朝はクラシックを流したくなります。バッハは場を洗い清めてくれるような感じ、ヘンデルはとにかく美しい、パーセルの上品さ、チェロの癒し力。本当は一日中バッハにしたいぐらいですが、クラシックは人気ないかな?と考えて短時間でやめます。

ジャズは激しくなく主張が強すぎなければだいたいOKです。BGMとして聴くビル・エヴァンスの音楽のなんともいえない高貴さ美しさ華やかさに驚きました。芸術とBGMの驚異的共存と言いますか。
ピアノ音楽はBGMとして間違いない。聴いてて疲れないのはギター。トランペットもいいですね。サックスは長時間だと私はちょっと疲れます。テンションが上がるのはビッグバンド(しかし聴き入ってしまうので短時間にしています)。

音楽のテンポ(速さ)は意外と重要だなーと感じています。速すぎる曲はBGMにはあまり適さない。ゆっくりの曲は無難に馴染みますがリラックスしすぎる。ほどよい中庸のテンポを中心に、ゆっくりにしたり速くしてみたり、がいいのかな。
HipHop風が好きな人が複数人いるので、インストでHipHopで且ついい感じの音楽を模索中です。ロック好きの方が喜ぶようなBGMも探してみたい。
まだまだBGM係初心者、これからいろいろな学びと発見がありそうです!

弦楽の中のピアノ

機会があり、弦楽(ヴァイオリン、チェロ)の中でピアノを弾かせてもらうことがありました。初めての経験です。ピアノとヴァイオリンの時間感覚・呼吸感の違いに驚愕!弦楽は、呼吸とボウイング(弓の動き)で音楽を感じ合わせている。なので、突然音をすごく長くしたくなっても、弓が足りなくなるのでそれは難しいようです。事前に打ち合わせない限り。そうやって音の長さやテンポが決まってたのかあ!!と、驚きです。
また、ピアノは音を点で打っていきますが、弦楽器は羊羹のように(?)音の密度がぎゅっと濃い。その違いもおもしろい。
私はポピュラー音楽寄りの人間なのでメトロノーム的なテンポキープを意識していますが、弦楽器の方はクラシック寄りなのか、相手と呼吸を合わせることを重視されているようで、細かい呼吸感の揺れに合わせてくださいます(試しに、ピアノがメロディの箇所で少し揺らしてみたら、完璧についてきてくださり、感動!)。
生弦楽器の音は本当に優雅で美しくて、アンサンブルが楽しいです。

ラテンピアノ復習終了

約一年前にオンライン留学で受講していたラテンピアノコースの復習期間が4/2で終了しました。いずれ少しずつ記事にもかかせていただこうと思っていますが、「ボサノバとサンバの違いって何?」という質問で先生が例示してくださった、サンババージョンの「ソ・ダンソ・サンバ」です。ひたすらかっこいー。ちなみに、ボサノバとはサンバ風の音楽で、サンバとは明確にサンバリズム(partido altoなど)に基づいている音楽かな?と理解しました(が先生の説明が英語なので自信がありません)。
サンバ↓

ボサノバ↓。サンバリズムも使われているけれど、サンバに比べてダウンビートが多様されたりリズムパターンが1小節だったり。

こうやって書くとボサノバの定義はゆるいと思われそうですが、そうではないようで、「ボサノバを弾く課題」で私が弾いたベースパターンがボサノバではなかったらしく(それはボサノバではなくホレースシルバーか誰かが始めたボサノバ風と指摘されました)、本場の人にとっては気持ち悪かったようです(それで減点されました笑)。多分ですが、4/4の場合、1拍目より3拍目を重く低くすると良かったのかなと思っています(が自信ありません)(重く低く=オープン、と思います)。ラテン音楽ではどの拍をオープン(低く長く)にするかクローズ(高く短く)にするかがかなり重要みたいです。

ピアノ内部

ピアノ内部の調整が終わりました。なんと、内部にかなりカビが生えていたとのこと!!!思い当たるのは、部屋干しです。もうピアノの部屋では部屋干しをしないようにします。
調律についてもいろいろ教えていただきましたが、長くなるのでまたの機会に書かせていただくかも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?