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多様性を学ぶこと☘︎︎

多様性とは?
SDGsの17の目標の4番の中のターゲット4.7に記載されています☺︎

最近では学校現場でも「今は多様性の時代だ」と聞こえることも増えてきました。
公の模試でも、以前まで記入必須だった性別記入も一切なくなっています。


多様性を認め合うとは、"いろいろな違いがあるから面白い"というところまで行ききることが必須です。
違いがあるから、面白くて認め合えて、沢山の価値観をもらえる。
しかし、違いがあるからこそ腹が立つ、拒絶したくなる、話したくない…にも繋がります。

私は以前授業でこんなことをしてみました。
SDGsを絡めた授業は一切せずに、いつも通り保健の授業で使用するポスターの内容を説明しながら黒板に貼り付けます。
ここで、一つ。
私はわざとポスターを若干斜めに貼りました。

「先生!なんか曲がってて気になる!」

貼ってすぐ私に訴えてきた生徒が一人。
教室にいる生徒たちに、これが気になるか確認したら、殆どの生徒が気になると言いましたが、絵がわかればなんでも良いという生徒もいました。中にはイラッとする😫という生徒も…笑🥶震



それは、ポスターを真っ直ぐ貼ることが当たり前、普通の常識として捉えているからです。だからもちろんこのポスターは真っ直ぐ貼られることが期待されている中で斜めに貼られたら、当然大半の生徒たちにとっては不愉快なわけです。

◼︎「これ位でイライラしてるのやばいよ😂」
◼︎「いやよくお前気にならないなあ!😂」
とお互いの価値観にびっくりしていました。

でも、その反応は自然なことなんだと伝えました。

この本に書かれている内容の一つとして、自然の流れとして伝えたいことは「自分以外の存在に気がつくこと」😌
人の価値観はまるで違う。その自分と違う考え、発想を持った人間を含む動植物を隣人として生きていくことができれば、人生はより豊かになる😉


色んな境遇の人がいます。
困っている人、右も左も道が塞がって逃げ道がない人、そういう人とも共に生きる。そこに手を差し伸べる。声をかける。それができる自分でいると自分自身も磨かれる気がします😌

これからは、自分にしかない当たり前を突き通すのではなく、多様性を理解して、納得し、自分にはない価値観を得るための教育が今必要なんだと思っています。
「自分の当たり前は、他人にとっての当たり前ではない」ということです😌


そこをこれからを担う者たちが理解することで、ESDが目指すゴールに近づいていけるのかな〜とも思いました😉
これからも、どんどん私なりにSDGsを絡めた授業を積極的に行っていきたいと思います✨
そして、またここの場所でお話しできたらと思います☺️✨

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