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強さは服の内側にあってもいい 「そして、バトンは渡された」で思ったこと

物語について語ろうとするとどうしてもネタバレが生じてしまうので、キーパーソンである梨花さんがすごくよかった件について語らせてください…!

目標のためなら手段を選ばない、強かで自分の意志をしっかり持っていて、端的に言うと「デキる女」の梨花さん。

でも見た目はかっこいいではなく超絶キュートで!!!!
演じてるのが石原さとみさんなので当たり前に可愛いのですが、お洋服も無駄に色気たっぷりなわけでも、かっちりパンツスーツを着こなしているわけでもなく、いい意味でゆるくて女の子してて可愛いんです…!

なんか、強い女っていうと戦闘服みたいな「強さの象徴」みたいなものを纏わされている現象って特に作品上だとよくあって、すごく気持ち悪いというかうすら寒さを感じてたんですよね。

だって意志の強い/決断力のある男像ってコレ!ってやつないじゃん!って。髭があってもなくてもいいし、髪も長くても短くてもいい。男らしくてもいいけれど、弱そうだけどしっかり芯を持ってるって設定だってよくあるはず。

なのにこれが女になると、一転。背筋がピン!としてて、服はキレイめ系。メイクもキリッとしていて、「私は女の子じゃないんですよ」みたいな顔してないと強くないみたいな。

何が言いたいかって自分の好きな見た目で「いい女」になっていいよね!ってこと!強い女になるからこそ自分を曲げるな!!!!

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