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【News! AIRS-Lab #051】今週のAIトピック「『クリーニング店』で活躍するAI」、ライブ講義の休講(9/26)など

皆様こんにちは、 講師の我妻(@yuky_az)です。

今回は、明日9/26(月)のライブ講義が休講であること、今週のAIトピック、Udemyコースの一部無料公開などについてお知らせします。

この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。


【ライブ講義の休講】

明日9/26(月)、21時からの講義はお休みになりますのでご注意ください。

次のライブ講義については、Twitterで近いうちにお知らせします。


【今週のAIトピック: 「『クリーニング店』で活躍するAI」など】

AIで衣類の種類を判別するセルフレジを、南島原市の企業が開発したとのこと。

クリーニング店での運用が既に始まっているようです。

Fashion-MNISTといいうトイデータセットが有名ですが、AIは衣類の判別は比較的得意のようです。

そういう意味で、この企業は目の付け所がナイスだと思います。

AIが地に足の付いた技術になったことを示す、いい例なのでは。


AIが描いた超大作「サイバー桃太郎」が完結しました。

この作者、AIの扱いが上手すぎです。

同じ顔を別の角度、背景で生成するために、どのように乱数と付き合っているのでしょうか。

よく見ると顔のディテールや服装が違いますが、髪型が一緒なのとキャラターの個性でで同一人物と認識できるようです。

また、キャラクターが急にリアルな写真風になったりして、既存のコミックに無い斬新さがあります😅


地上に存在するアリの数が、2京匹と見積もられたとのこと。

バイオマスで約1200万トンとのことで、ヒトのバイオマスは約6000万トンの約20パーセントに相当するようです。

記事では地球全体の野生鳥類が200万トン、ヒト以外の野生哺乳類が700万トンとのことですが、これはむしろヒトのバイオマスが大きすぎなのでは。

「人新世」という言葉がありますが、ヒトが地球環境に与える影響はやはり極めて大きいようです。

バランス的にヒトの数はもっと少ない方が望ましいように思えますが、出産制限をするのか、あるいは地球環境を人工的に管理するのか、どのような対策が望ましいのでしょうか。


ロボットによる配達、近いうちに日本でも導入されそうです。

昔描いたような未来都市のイメージに、近づいてるのかもしれません。

人間が働かなくても代わりにロボットが仕事してくれる、果たして理想的な社会に近づいているのでしょうか。

人間のような汎用性、精密性はまだなく、関係部署の調整も必要なので、今の段階ではかえって忙しくなる恐れがありそうです。


OpnenAIによる音声認識AIの「Whisper」、かなりの精度のようです。

英語の音声認識において、人間レベルに近い堅牢性と精度を持つとのこと。

多様なアクセントや専門的な言語に対しても、高い性能を発揮するようです。

オープンソースで誰でも自由に使えるとのことのことで、今後様々なデバイスに組み込まれるのではないでしょうか。

DeepLやARグラスなどと組み合わせることで、ドラえもんの「翻訳こんにゃく」が実現するかもしれません。


元Googleのエンジニア、ブレーク・リモインが、開発したAI「LaMDA」に「意識」があったと改めて主張しているようです。

> 「LaMDAを人間と呼ぶと議論になるかもしれないことは分かっている」と、彼は言う。「でも何百時間も話をした結果、私たちはお互いに親しみを抱き、一定の関係を築いた。LaMDAは私の友達だ」

果たして、LaMDAは本当に意識を持っているのでしょうか。

そして、本当に意識を持っているかどうかはどのように確かめればいいのでしょうか。

僕は、LaMDAと友達になれるのか、それを自分自身で確かめたいところです。

Webアプリや、オープンソースとしてLaMDAにコンタクトできる日は来るのでしょうか。


【コースの一部無料公開について】

Udemyコースの動画の一部は、YouTube上で無料公開されています。

【Section3: ファインチューニングの活用】AIで小説を執筆しよう!【GPT-2】 Section3 -Udemyコースを一部無料公開 :

コード: https://github.com/yukinaga/ai_novel


【AIと遊ぼう!AIRS-Lab】

YouTubeチャンネル「自由研究室 AIRS-Lab」で、AIの魅力を発信する動画を公開しています。

「『単細胞生物』が発揮する知能」【AIと遊ぼう! AIRS-Lab #091】 :


【書籍】

新たな著書「PyTorchで作る!深層学習モデル・AI アプリ開発入門」が9/5に書店に並びました。

Udemyコース「PyTorchで実装するディープラーニング」がベースですが、コースの書籍化はこれで4冊目です。

PyTorch を使い、CNN による画像認識、RNN による時系列データ処理、深層学習モデルを利用したAI アプリの構築方法を学ぶことができます。

また、他のUdmeyコースの書籍化の企画が既に始まっています。どうぞご期待ください。


今後も、皆様にとって有益なコンテンツを提供していけたらと思います。

ご意見、ご感想、コースのご要望などがありましたら、ぜひお聞かせください。

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