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ローライフレックス2.8Cと山歩き 高尾山〜陣馬山

先日、ローライフレックス2.8Cとローライキンのことを書きました。今回は、このカメラを持っての山歩きの話です。

長い距離を走ったり歩いたりするとき、カメラは小さなローライ35Sを持っていくことが多いのですが、ときどき頑張って1kg超のローライフレックス2.8Cを持ち出します。

私の2.8Cはローライキンというアダプターで135フィルムが使えるようにしています。撮れる写真のサイズは6x6cmより小さくなり、構図も基本縦長に限定されますが、1ロールで撮れる枚数が増えます。途中のフイルム交換が120フィルム(12枚撮り)よりもグッと少なくて済むのが何よりありがたいです。

もう2年ほど前でしょうか、高尾山から陣馬山まで歩きました。高尾山口駅出発、最後は藤野駅まで行くという行程でちょうど20km、自分の脚力で5時間ほどの道のりでした。途中、雨が降ったりしてリュックからローライフレックスを取り出す機会が思ったほどなかったのですが、そのとき撮った写真です。

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高尾山頂を過ぎるとほとんどすれ違う人もなく、静かな山歩きを満喫できました。

累計の登りが1200mほど。途中の小さな山はいくつか巻き道を迂回したので、それも登るともう少しアップダウンが増えます。登り下りのきつさはそれ程感じない道のりでしたが、地面がぬかるんでいるところがあり、最後の陣馬山へと登りと、そこから下山口までの下りは急な傾斜にスリップしないよう気を使いました。

下山して舗装路に出たところにトイレと水場があり、靴の汚れを落とすことができました。これはうれしいですね。そこからしばらく、トレイルではなく舗装された道ですが、ジョグにちょうどよい程度の下り道が続きます。傾斜に合わせて軽く走りながら平地の方へ降りていけたのも、「足場のよい緩やかな下り道」が好きな凡ランナーとして楽しめました。

スタート地点に戻ってくる往復ルートではなく、電車の駅から別の駅へ山を通ってワンウェイ(片道)で行ける、魅力的なコースだと思います。

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