秋にも咲く桜を、今年も走って見にいく
一昨年の秋、長めのランに出たときに「秋に咲く桜」に出会いました。10月から12月頃まで、華やかではないけれど息長く花をつける桜です。場所をしっかり覚えて翌春また見に行き、これが春と秋、年に2回花を咲かせる木だとわかりました。以来、大切なランニングスポットのひとつになっています。
春から秋の桜
木の場所までがそれなりに遠いので、あまり頻繁には行けません。それでも月に一回程度はランニングでそばを通ります。
今年の春に咲いた花はこんな感じでした。
春の花が散った後、新緑の5月。
梅雨空の6月。
7月は、行くことができませんでした。
8月。今年の夏は暑かった!葉っぱの一部が紅葉し始めています。
葉っぱの感じや空の雰囲気など、やはり変わっていきますね。花が咲いてなくても、面白い。
暑さが続く9月
9月も厳しい残暑が続きました。葉っぱも疲れた感じに見えるのは気のせいでしょうか。
ようやく涼しさを感じるようになってきた9月末。
おっ!
写真の真ん中から少し左のところ、花が咲き始めました!今年も無事に!自分は何もしていないのですが、うれしくなります。
そして秋になると
10月に入ると、だんだん花が増えてきました。
秋の花は、春のように華やかな満開にはなりません。少しずつ時期をずらして花開き、12月ごろまで息長く咲き続けます。
これぐらいが、秋の「満開」。
ここまでに載せた写真は、すべてランニングの途上で撮ったものです。葉っぱを眺める夏のランもいいものですが、やはり花が咲くと奥ゆかしさを感じます。
春の花から半年あまり。そっと咲く花の脇を静かに走る。いまの時期の雰囲気と、すごく合ってる気がします。
この記事が参加している募集
いただいたサポートは、ローライ35Sやローライフレックス2.8Cなどで使用するフィルムの購入や現像などに使わせていただきます。