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いろんな手法

あっという間に、4月。

今年は雨が多くて、暖かくなってきたこともあるからか、
雑草の成長具合が激しい。
登録している IGP の決め事で、trinciatura と呼ばれる除草や草刈りは
5月の中頃まで出来ないから、ほぼほぼ放置状態。
なので、オリーブ畑を歩き回るには、少々、歩きにくい。

先日、たまたま、知人に教えてもらって
オリーブではないけれど、日本にはいろいろな農法がある事を知った。
イタリアは、どうなのだろう。

私のオリーブ畑は、「自然農法」。
有機栽培の登録をしていないから、こういう言い方になるかと思う。
要は、除草剤や肥料などを使わない、ほぼほぼ放置のやり方。
やることといえば、剪定と草刈り、収穫くらいかと思うけれど、
剪定だけでも四苦八苦。
自分たちで全てをやっていくには、経験がなさすぎて
今までは収穫隊に頼るのが常となっていた。
それでも、少しずつ、自分でやる事を増やしていこうと
今年は少し剪定をしてみたところである。

日本では、果物や野菜を育てるのに
農薬も使わず、肥料も与えず、雑草もあまり抜かない「協生農法」だとか
効率よく収穫出来る「道法スタイル」だとか、
銅線を使った「エレクトロカルチャー」など
本当にいろんな手法があるみたいだ。
オリーブにおいては、これに限らないけれども
その哲学は魅力的である。

ちなみに、オリーブ畑の一角にある小さな菜園では、
雑草の上から種を蒔いて、それから草刈りをしてみたけれども
どうだろう。

単に、農薬を与えず、肥料を与えず…といっても
ただの放置で野菜が育つのかは
やってみないと分からない。

だから、とりあえず、小さな菜園で
いろいろ試してみようと思っている。
もちろん、農薬や肥料は与えずに。

日々、学びだけれど
学びが楽しくもある。

さて、どうなることか。

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