初めてのビブリオバトル

今日は冷え込みましたね。

今夜はお味噌汁をたっぷり飲みたい気分で、マグロの佃煮と豆腐を入れて作ってみました。

一口飲んで、「ナイス出汁…!」と言いたくなるほど、マグロが絶妙なお出汁を醸し出してくれて、何度も作りたくなる味でした。マグロさん、ありがとう!


そういえば、先日、ビブリオバトルに参加しました。

ビブリオバトルってご存知ですか?

「全国大学ビブリオバトル」のHPには、このように書いてありました。

「ビブリオ」は書物などを意味するラテン語由来の言葉で、「ビブリオバトル」とは,立命館大学情報理工学部の谷口忠大教授が考案したゲーム感覚を取り入れた新しいスタイルの「書評合戦」です。ビブリオバトラー(発表者)たちがおすすめ本を持ち合い、1人5分の持ち時間で書評した後、バトラーと観客が一番読みたくなった本「チャンプ本」を決定します。

以前から、気になっていたのですが、本好きが集まるイメージで、参加するのをためらっていました。

わたしは映画と一緒で、にわかに本が好きなんです。

ベストセラーを読んでいたり、定期的に本を読んでいたりするわけではないのですが、昔から図書館や本屋さんに行くことが好きで、オススメいただいた本や気になった本をマイペースに読むくらいです。

なんですが、プレゼン力を試してみようと思って、ビブリオバトルに参加しました。

参加者はわたしを含めて5名。

一人5分で、自分の好きな本を紹介し合いました。

ということで、紹介した本はこちら!

ミヒャエルエンデの「モモ」です。

ご存知かと思いますが、改めてお伝えすると、児童文学作家のミヒャエルエンデが書いた作品で、内容は「時間どろぼうと ぬすまれた時間を人間に取り返してくれた女の子の不思議な物語」です。

ビブリオバトルは事前に資料などを用意しないで、その場のアドリブで紹介することがルールなんだそうです。

ということで、ざっくりとした内容+オススメポイント3つをお伝えしました。

①より早く・より多く・より広くを求める今だからこそ、読んでほしい作品
②モモ達がいた世界は、自分の好きで得意なことで人の役に立つことを仕事にしながら、周りの方(家族やお客さん)とのたわいもない時間を大切にしている。こういうことが今を生きることだと思っている
③自分の守りたい世界、実現したい世界があるのなら、モモのように、今いる場所を飛び出して、目的に向かって自ら動いていくことが大切なんだと、改めて思った

5分があっという間で、夢中でプレゼンしました。

他の参加者の方のプレゼンも聴いて、どちらの本も読みたい気持ちになって、1番読みたくなった本に1票入れました。(1票は瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」に投じました)

そして、ドキドキの結果発表。。。

チャンプ本に選ばれたのは、なんと、モモでした。

他の参加者の方全員がモモに投票してくださったんです。やりましたー!

自分の好きなものをオススメして、誰かが読みたい気持ちになってくれるって、やっぱりすごく嬉しいですね。

今年は、自分が体験したオススメなものを周りに伝えていくことにもっと力を注ごうと思います。

今日の1曲:星野源さんで「Week End」



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