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【ブログ♯1】大学教員の私がプロボノをする理由

アウトプットの時間を作りたいと思い、毎日投稿をしてみることにしました。

以前も一度挑戦していて、あまり続かなかったのですが、今回も、続けなければいけないというより、やってみて自分にとって良い効果があるといいな、と思っています。

今日はプロボノの話。
プロボノとは、「職業上のスキルや経験を生かして取り組む社会貢献活動のこと」だそうです。

私はもともと児童養護施設で職員をしていて、今は大学教員(の卵)なのですが、
教員1年目から、いろんなNPOでボランティアをしています。

大学で、仕事は十分たくさんあるし(笑)、好きな仕事なので楽しくて、やりがいも感じているのですが、
施設職員だったときの感覚が薄れている感覚があります。

学生に施設について教えるとき。出来ることなら、なるべく現場に近い感覚をもって、教えたいと思っています。
でも、自分が職員だったのはもう何年も前。しかもひとつの施設だけの経験…となると、
むしろ現場経験がマイナスに働くのでは?と思って、
いろんな施設、いろんな職員の「いま」が知りたいと思って、
そういった意味で、プロボノをはじめました。

はじめは『自分はまだ大した知識もないし、なんの役に立てるかな…』と思っていたのですが、
最近は、立場が違う(大学で学生と接している)ことを生かして、違う視点を伝えられる、という意味で、意義があるのではと思えるようになってきました。

誰にでもできるような作業であっても、そこに自分の経験が少し乗ることで、「私」が参加する意義があるように思えます。

もちろん、専門性(といえるほどのものではないけど…)を生かす場があれば、出し惜しみなどせず、提供したいです。

たとえば、大学の授業ではコマ数が決まっているので、
伝えたいことが100あったとしたら、厳選して、30とかもっと少ししか伝える機会がないんですよね。

残りの70を自分の中に置いておいても、何の価値も生まれないので、
どこかで使ってもらえると、嬉しいんです。

論文を書くときも、調べたり分析したり、たくさんの時間を費やして、結果、使うのは一部だけ。
なるべく、ひとつの調査からたくさんの成果(論文や学会発表)を、という考え方もありますが、論文投稿や学会発表の機会もそう多くないし、
発表するほどでもない副産物がたくさん生まれます。
それを、プロボノや、こうしたnoteみたいな場を使って誰かに伝えられたら…と思います。

noteに関していえば、もともと書くことは気分転換として大好きなので、
楽しんで書いていきたいです。

施設職員だった時、学ぶ・調べる時間もなかなか取れなくて、もどかしい思いをしたこともあったので、
情報を整理して載せたり、ということも出来たらなと…

プロボノは、もう活動自体が息抜きみたいになっているのと、
児童福祉の業界って優しくて熱い人が多いので、会ったり話したりすると元気が貰えるという嬉しいこともあります。

徒然と書いてきました。基本的に一筆書きでいくつもりなので、あまり意味のあるものになるかはわかりませんが、
続けていきたいと思います。

2023.3.20 祝日 在宅勤務とプロボノ会議の日 自宅にて

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