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【Vol.5】アクション②:自信は自分で生み出せる(前編)

さて、前章にて、グローバル女子(グロ女)の始めの一歩として、目的強い想い、そして自分でもできるんだという自信を持ちましょう、というお話をしましたね。

確かに、いきなり「自信を持て」なんて言われても、何をすればいいのかわからないですよね。

ではまず、とても重要な大前提をお伝えしましょう。なんと、自信は自分で生み出せるんです。そう、自信があるのもないのも、全ては自分自身のメンタリティー次第なのです。

自信がない人は、えてして自分に厳しすぎな傾向があるように思います。

「私なんかじゃできるわけがない」
「こんな結果でいいわけがない」

こんな感じで、自分で自分の首を絞めていませんか?

人間にとって最大の敵は自分である

By ルキウス・アンナエウス・セネカ(ローマ帝国時代の哲学者)
ルキウス氏の銅像(出典:Wikipedia


こちらの名言にもありますが、自分自身が敵になってしまっては元も子もないですよね。敵ではなく、むしろ自分が自分に対して一番の応援者になれるよう、姿勢を変えていきましょう!



自信は自分で生み出せる

では自分に自信を持つために、具体的にどのような方法を試してみればいいのでしょう。いくつか有効なアプローチがあるので、2日間に分けてご紹介したいと思います。今日の記事は「前編」ということで。

● アクション①:小さい成功の積み重ねを目指す

自分に自信がない理由の一つに、そもそも経験値が少ないということがあげられます。

私もアメリカで就職したばかりの頃は、英語で仕事をするのも初めてだし、社会人として働く経験もなかったし、何から何までが初めてでとても不安だったのを覚えています。

でもとにかく、やってみないと前に進めない!

というわけで、目の前に与えられた仕事をひたすら全力投球で挑戦していました。

面白いもので、最初は全く分からなかったことも、2回目、3回目になるとだんだんコツがつかめてくるものです。それと共に自分の考え方も少しずつ「こんな私でもできるのかな」から「私でもできた!」という達成感に。そんな嬉しい感覚が1つ、また1つと増えていくにつれ、少しずつ自信につながっていきました。

今振り返ってみれば、何てことない簡単な業務だったのですが、当時の私にとっては一大事。そして、やり遂げた時の達成感や充実感は、今でも鮮明に覚えています。

「すごいぞ私、よく頑張った!」と自分を褒めてあげることで、少しずつ自分の中に自信が生まれていったのかな、と今になっては思います。

かといって、毎回全ての業務が成功するわけではありません。時には失敗してしまうことも。でも、失敗してしまったらしょうがない!くよくよせずに、いい勉強をさせてもらった、次は気を付けようと気持ちを切り替えて、その経験を糧に前に進みましょう。

失敗なら、私も山ほどあります。

 間違った相手にメールを送り、状況を混乱させてしまった
 締切日を誤解し、期日に間に合わせられなかった
 会議の時間を忘れ、会議をすっぽかしてしまった
 会議案内に間違った電話番号を掲載してしまい、会議をボツにした

などなど、今思い出しても真っ青になることを何度やってきたことか。

って、当時の失敗談を思い出しながら書いているうちに、手のひらにいや~な冷や汗が出てきました…。


でも、こんな失敗を教訓にして前に進むことで、回り回って自己の成長につながっているのだなと今になっては思います。

失敗は成功の母、若い時の苦労は買ってでもするものって言いますよね。
やりきる力、再度立ち上がる力を身に付けて、自分の自信につなげていきましょう。

● アクション②:他人と比べるのをやめる

「私は〇〇さんほど英語がペラペラにしゃべれないし」
「私より▲▲さんの方が成績がいいし」

確かにそうなのかも?
でも、そういって一つ一つ比べ始めたらキリがありませんよね。
他人と比べるのを、今日でやめにしてみましょう!

英語でもThe grass is greener on the other side(隣の芝生は青い)ということわざがあるくらい、他人の方がよく見えてしまうというのは世界共通。

最近ではSNS等で他人の幸せそうな日々を垣間見ながら、「それに比べて自分は…」と自己嫌悪に陥ってしまう人も増えているようですが、裏ではあなたの知らないような、大変なことや悲しいことがあるのかもしれません。

他人と比べて自分を卑下しても、百害あって一利なしです。あくまで自分の物差しで自分を見つめ、自分が達成したいゴールに集中しましょう。

SMAPのミリオンセラーの「世界に一つだけの花」の歌詞にも「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」とありますよね。そう、これです!

ちなみにこの歌は、平成で一番売れたシングルランキングで1位を獲得したそうです。たくさんの人々の心に響いたのであろうということは、想像に難くありません。


● アクション③:完璧を目指さない

完璧主義も、時には自信に負の影響を与えてしまう場合があります。

100点満点を目指すあまり、少しでもミスがあると「私はダメな人間だ」とか「完璧にできなかった」と自分を責めてしまう人もいるよう。もちろん真摯に取り組むことは大事ですが、毎回完璧な結果を出さなくとも、案外どうにかなるものですよ。

私の職場でも、完璧な資料を提出しようと頑張ってくれる社員がいますが、完璧を目指しすぎるあまり、締め切りに間に合わないことも。一生懸命頑張ってくれるのは嬉しいのですが、依頼側としては、期日に遅れて完璧なものを出してもらうよりも、8~9割程度の完成度のものを予定通り提出してもらった方が、何倍もありがたい時もあるのです。必ずしも常に完璧が一番というわけではないので、臨機応変に、しなやかな姿勢で行きましょう。

日米の女子大生の違い

私は職業がら、日本とアメリカの女子大生達とそれぞれ関わる機会があるのですが、同じ女子大生でも日米で物事を進めていくやり方が全く違って、非常に興味深いなと思います

アメリカ側の女子大生達は、とにかく意思決定とアクションが早い!
この活動をやろうと決めたら、次のステップは何、この作業は誰、期日はいつまでに…というように、サクサクトントンと決まっていきます。よく言えばスピーディー、悪く言えば雑。あっという間に進めていくので、一歩踏み込んだところが検討されておらず、当日アワアワすることも。でも問題が発生した時もその場でササっと対策を決めて、次のステップに進んでいきます。横目で見ながらヒヤヒヤするときもありますが、最終的にしっかりとしたアウトプットを出してくるのでさすがです。

一方、日本の女子大生達は、非常に丁寧
きちんと手順を踏んで内容を練りこみ、チームの皆で協議しながら合意を得た上で、一つ一つアクションを進めていきます。スピード感はアメリカ側と比べると遅いのは否めませんが、文句なしの素晴らしい結果ができあがってきます

どちらが良い悪いというわけではありません。
10人がいれば、10通りのアプローチがありますよね。

あなたらしい、あなたの自信につながるやり方を見つけていきましょう。


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