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【Vol.5】アクション③:自信は自分で生み出せる(後編)

今回は「自信は自分で生み出せる」の後編ということで、前編に引き続き、自分に自信を持つためのアプローチを紹介しましょう。

前編が気になる方は以下をどうぞ↓↓



自信は自分で生み出せる

● 身体を整えよう

自信をつけるには、内面だけでなく外面も重要です。

その1つが姿勢。姿勢は気持ちに大きな影響を与えると言われています。これだけでも、自分の中にポジティブなエネルギーが沸いてきます。

ちょっと外見を変えるために、お気に入りのネイルをしたり、今流行りのメイクに挑戦してみたり。たまには髪型を変えてみるのもいいですね。いつもとちょっと違う自分を演出するだけでも自信につながりますよ。

ネイルと言えば、ここ数年アメリカでは、通称ディッピング・パウダー(Dipping Powder)という様式のネイルが流行っています。直訳すると「粉に突っ込む」。そう、その名の通り、指を(厳密には爪を)、自分のお好みの色の粉にダイブさせるのです。普通マニキュアっていうと、「液体を爪に塗る」っていうイメージですよね。でもこのディッピング・パウダーは、塗るのではなく「粉が入った容器に爪を突っ込む」のです。

ディッピング・パウダーネイルの流れ
 
 ①好きな色の粉を選ぶ
  ②爪の形を整える
  ③ベースコートを爪に塗る
  ④指を粉の容器に突っ込む
  ⑤上記の③と④を3回繰り返す
  ⑥爪の表面を整えて完成

って感じ。

このパウダー式ネイルに初めて挑戦した時は、「ナニコレ?粉でネイル?」とビックリしましたが、マニキュアが乾燥するまで待つなどの手間が省けるため、今では私もお気に入りです。

それにしても、アメリカのマダム達は、幾つになっても真っ赤なネイルをしてますよね。私もおばあちゃんになってもネイルを楽しめるよう、今から内も外も磨いていきたいなと思います。

粉の容器に指を突っ込む x 3回


さて、身体を整えると言えば、忘れてはいけないのが運動です。

若いうちはあまりピンとこないかもしれませんが、年を重ねるにつれて着実に体力・筋力が落ちてきます。すると新陳代謝が悪くなり、デトックス効果が下がって負のエネルギーが身体に溜まり、自律神経にも悪影響を及ぼし、メンタルにも不調を来たす…といった悪循環に陥ってしまいます。

私は決して運動神経がいいわけでなく、なんならカウチポテト族(って古い?)のようにずっとソファーに寝そべっていたい派なんですが、自らの心と身体の健康のためということで、定期的に運動をするようにしています。運動すると、脳内に幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが増えて爽快な気分になるので、自信アップにもつながりますよ。心と身体は繋がっているので、ぜひ身体も忘れずに労わってあげましょう。

アメリカの大学には大抵スポーツジムが併設されていますが、ジムはいつも様々なエクササイズを楽しむ学生達でいっぱいです。それを見るたびに、アメリカは肥満体国ではあるものの、健康に気を付けている人も多いんだなと実感します。

テキサス大学ダラス校に併設されているジム

どうしても運動する気になれない人は、まずウキウキ感がアップするようなウェアやシューズをそろえて、外見から入るのもアリ。まずはとにかく、身体を動かし始めてみましょう!

● ポジティブマインドの人達とつるもう

せっかく自分に自信をつけようと心掛けても、ネガティブな発言が多い人と一緒にいると、知らず知らずのうちに、否定的な感情へ気持ちが引っ張られてしまいがちです。

正しいことを言ってくれる場合もありますが、あなたへの妬みや嫉みからか、「そんなことしても意味ないよ」とか「どうせ無理だよ」などと言って、あなたの自信を下げてくる残念な輩もいるのが現実。

朱に交われば赤くなると言いますが、ウジウジとネガティブな感情を持っている人達と共に行動していると、いつの間にか自分も感化されて、同じような否定的な考え方になってしまいがちです。

どうせなら、ポジティブマインドを持った、共に鼓舞し合っていける仲間と一緒に過ごしましょう。

●「朱に交われば赤くなる」 in シンガポール

私は小・中学生時代を、神奈川県の津久井郡津久井町というド田舎で過ごしました(今は緑区相模原市となり、郡から市へと再編成されましたが)。

当時の私は典型的な田舎の町立中学校に通っており、「勉強はある程度しておけばいい」といった感じの、ゆる~い雰囲気の学校でした。田舎にありがちなヤンキー生徒も多々いるような学校だったため、私も勉強せず、ダラダラと過ごす毎日。それでも校内ではそれなりの順位をキープしていたので、自分は勉強しなくても十分できるんだとタカをくくっていました。

そんなある日、中2の時に、突如転機が訪れたのです。

父の海外赴任の都合で、なんと家族全員でシンガポールに引っ越しすることになったのです。1980年代は、海外駐在する日本人サラリーマンの数がどんどん増えてきた時代。もれなくシンガポールも、日本人の駐在者でいっぱいでした。あまりに日本人の数が多かったため、私が通ったシンガポール日本人学校中学部は、当時「世界一大きい日本人学校」とうたわれるほど。

数年ぶりに、当時の同級生と共に懐かしい母校を訪問。
だいぶ発光してますが(笑)

そこに在籍する生徒達は、私のような駐在員の子女がほとんどで、47都道府県から集まった日本人の子供達が共にシンガポールで机を並べていました。

 私は中学2年生の時にこの日本人学校に編入したのですが、入ってすぐに「あれ、ここの学生、私が以前通っていた地元の町立中学校と違う!」と感じました。

まず、勉強に対する姿勢が違う。皆、当たり前のように一生懸命、そして楽しそうに勉強しています。出された宿題では飽き足らず、「もっと他のドリルなどありませんか」と、先生に追加で課題をお願いする生徒までいました。自ら宿題の量を増やすなんてアリ?

同級生達に中学卒業後の進路を聞くと、私が今まで考えたこともなかったような超有名な私立・国公立の高校名を志望校に挙げる子達がほとんど。

このような環境に身を置いていると、自然と自分も「もっと勉強したい」「もっと皆と同じように頑張りたい」となってくるから不思議です。いつの間にか私も自主的に勉強をするようになり、そして私の周りには、一緒に勉強を頑張る友人が一人また一人と増えていきました。

やはり人間、よくも悪くも周りの環境に影響されやすいのだなと思います。せっかくなら、ポジティブなマインドの人達とつるみましょう。あなたの思考回路にもポジティブに影響すること、間違いなしです!

● 自分を信じてあげよう

何よりも一番大事なのが、自分で自分を信じてあげることです。

ありのままの自分を受け入れて、何か小さいことでもうまくいったら、

「すごい、よくできたね、私!」
「自分はよくやってるよ、頑張って!」

と、自分を褒めてあげましょう。100点じゃなくてもドンマイ。70点でも80点でも、ベストを尽くして頑張った自分を褒めてあげましょう!

結果が全てという人も多いですが、私はそう思いません。最終的に100点ではなかったとしても、あなたの頑張りを見てくれている人は必ずいます。

私はテキサス大学ダラス校での授業や、NPO法人JCWの大学生向けインターン活動などで、学生チームプロジェクトを指導する機会が多々あるのですが、チーム内でどの学生が頑張っているか、どの学生が必要最低限しかやっていないのかを見ています。というか、意識していなくても見えてしまうのです。

頑張っている人は輝いています。
自分らしく、自分を信じて、自分のできるベストを尽くしていきましょう。



自信が生まれたら、次は具体的な渡航準備!でも、実際何をすればいい?
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