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【Vol.6】ペイ・フォワード⑭:ボーダレスなグロ女へ

Vol.6の「ペイ・フォワード編」も⑭編目。いよいよ最後になりました。

本マガジンを通じて、「真のグローバル女子(グロ女)として、日本では学べないことをたくさん海外で学び、それをいつか日本に還元しましょう」と発信してきましたが、何か響いたものはあったでしょうか。

確かにドメスティック女子(ドメ女)がそう思うのも、無理はないかも。
でも大丈夫、そこはご安心ください。今やこの世界はボーダレスです!



海を越えて、ボーダレスに貢献しよう

● 海外から日本へ貢献

以前、Vol.6の「ペイ・フォワード⑪:あなたの声を反映させよう」の会でも触れたような在外投票なども然りですが、日本に還元せよと言っても、必ずしも物理的に日本にいないといけないわけではありません。デジタル化が進んだこのご時世、海外に住んだままでも、リモートで日本に還元、貢献できることはたくさんあります。

当方がダラスで運営しているNPO法人JCWでも、毎年津田塾大学と協力して、オンラインによる学生インターンプログラムを実施しています。また、「いつか海外に留学してみたい」「海外で働いている日本人女性とお話してみたい」という日本人女子大生を対象に、オンラインのグローバルメンタープログラムという活動も進めています。

オンラインによるインターン活動の模様
(2024年7月実施)


時差や国を超え、インターネットを通じて共に活動することが当たり前となった今、たとえ海外にいても、日本や社会に貢献できる術はあるんですね!


● 海外で日本を発信

海外に残ったままでも、日本のよいところを現地で発信するという、日本のアンバサダー的な役割をすることもできます。日本人会を通じた活動でもいいですし、現地の人達にお茶や生け花、折り紙や着付けなどを教えるのもいいですね。

JCWのダラス学生支部・PAW(SA) - Professional Asian Women Student Association - の学生の皆さんも、定期的に日本文化を現地の人に紹介する活動をしています。

ハッピを着て、地元ダラスの老人ホームを慰問。一緒に折り紙を楽しみました。
(2024年3月実施)


テキサス大学ダラス校でのイベント、「Passport to the World」にて。
千羽鶴を作り、日本の文化を紹介しました。(2024年2月実施)


最近では、日本のアニメやコスプレなどに興味のある海外の若者も多いので、そういった人達に向けて日本の素晴らしさを発信するのも、大いにアリですね!


世界で活躍する日本人女性達

世界で活躍する日本人女性、そして世界でも有名な日本人女性は意外に多いのです。下記のリストを見ると、実に様々な分野で活躍されているグローバルな日本人女性がいることが分かります。

同じ女性として、私達の誇りですね。

 ファッションデザイナー・森英恵さん
 国連難民高等弁務官・緒方貞子さん
 アーティスト・草間彌生さん
 歌手・宇多田ヒカルさん
 日本人初の女性宇宙飛行士・向井千秋さん
 コメディアン・渡辺直美さん
 片付けコンサルタント・近藤麻理恵さん(通称「こんまり」さん)
 ダンスアーティストグループ・アバンギャルディー
 ボーカロイド・初音ミクさん
 などなど…


ニューヨークのボタニカル・ガーデンにて。木の幹が草間彌生柄でデコレーション。
(2021年10月撮影)


特に最近は、SNSやYouTubeなどのプラットフォームを通じて、世界に発信するというハードルが大分低くなりました。

今のご時世、もはや「世界で活躍する日本人女性=手に届かない存在」ではないのかもしれません。


日本にいながら日本に貢献

一度も海外に行ったことないし、今のところ海外に渡航する予定もない。
グローバル女子(グロ女)にあこがれてはいるけれど、何をすればいいのかわからないという方も大丈夫。

日本にいても、日本と世界に貢献できるグロ女になれます。

とても簡単なアクションでいいのです。 

今度コンビニに行ったとき、外国の名前の名札を付けている店員さんに「いつもありがとうございます」と一声かけてみませんか?それだけでも、まずはグロ女の第一歩です。

他にも、道で迷った外国人観光客に行き方を教えてあげるとか、日本に来たばかりの外国人を支援する活動に参加してみるとか。外国語を学んでみることも、グロ女への第一歩です。

私はどうやって貢献できるかな?
そう思えた時点で、あなたはもうグロ女の第一歩を歩み始めているのです。



グローバル女子入門も、いよいよ終わり。何か学ぶことはありましたか?
それでは最後のシメを、一緒に見てみましょう。↓↓


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