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おわりに~世界を目指してみよう

先日、2024年7月20日に放映されたテレビ朝日系列の番組「池上彰のニュース・そうだったのか」を見ていたら、興味深いランキングを目にしました。

あなたは自国民であることに誇りを感じますか?という質問です。66か国を対象に行ったこのデータ、果たして日本の順位やいかに?

答えは…55位でした!

テレビ朝日番組「池上彰のニュース そうだったのか」より、画面スクショ
(2024年7月20日)

これを見て「えー、そんなに低いの?」と思うか、それとも「やっぱり、そんな感じかもね」と思うか…。

番組では、「日本は謙虚だからね」とか、「日本人は向上心が高いから、思ったよりも低い順位となってしまっているのかも」という考察をされていました。

私も同意見ですが、あえて言うなら、もう一つの理由を足したい。

それは、未だたくさんの日本人が、海外から見た日本を知らないからです。

あくまで私見ですが、この「あなたは自国民であることに誇りを感じますか」という質問を、日本在住の日本人 vs 海外在住の日本人でやってみたら、データが如実に違ってくると思います。

いったん海外に出てから改めて日本を見てみると、日本のいいところが本当にたくさん見えてきます。

日本が大好きになるのです。

海外在住の日本人を対象に「あなたは自国民であることを誇りに感じますか」と問いたら、ぶっちぎりでトップ10、いやトップ5に入るはずだ、と私は思います!



左からアメリカ、テキサス、日本。全て私の「故郷」です。


"Ladies, be ambitious"

日本の女性達に、もっと自信を持ってほしい。グローバルなマインドを持った女性として世界に飛び立ち、世界を見て、世界から学び、私達一人一人が自分らしく輝く女性になれるということを知ってほしい。そしていつか、あなた達が世界で学んだことを日本の社会に発信、還元し、よりよい社会を築いていきたい。

これが、本noteを通じて、私がお伝えしたかった思いです。

世界で活躍するグロ女はみんな、スーパーウーマンのように無敵なメンタルで、バリバリと活動しているの?そんなことはありません。皆、日々笑って、泣いて、悩んで…。でも、いつも前を向いています。

自分ができることって何だろうと日々試行錯誤しながら歩き、立ち止まり、また歩き、少しずつ成長していくのです。

このメッセージは、本記事を読んでいるあなたに送ると共に、同じ日本人女性の1人でもある、私自身にも送っています。

私も毎日、「これでいいのだろうか」、「私なんかで大丈夫なんだろうか」と悩み、考え、つまずき、自問自答しながら、でも新しいことに日々挑戦しています。

もちろん、全てが完璧に進むわけではありません。でももし困難な出来事や予測外の問題が発生したとしても、自分を成長させるいい機会だ!ととらえて、逆境を逆手に、一歩ずつ進んでいこうと思っています。その瞬間はとても大変でつらい思いをしたとしても、後に自分を振り返ってみた時に、「あの時の困難があったから今の私がいるんだ」と思えるはず!

まずは、始めの第一歩。

今日からあなたの考え方を、自信を持ったポジティブマインドへ変えていきませんか?

どうせ私なんてできない → 私だからできるんだ
不安で一歩を踏み出せない → とりあえずやってみよう
きっと失敗するに違いない → やってみないとわからない

私も常に、不安ながらも、私だからできるんだという思いとチャレンジ精神を忘れずに色々なことを試みてきました。

 アメリカに留学するという夢。
 英語を使って現地の人と対等に仕事すること。
 大学で教えたいという思い。
 いつか本を出版してみたいという野望。

もちろん全てが順調だったわけではありません。
全てが希望通りに叶ったわけでもありません。

アメリカへの留学は、当初シカゴにある大学を目指していたのですが、GMATの点数が足りずに不合格となってしまい、泣く泣くルイジアナの大学に行くことになりました。いつかは子供が欲しいと、何年も何年も妊活を続けましたが、結局その夢は叶いませんでした。

その時はとてもつらくて悲しいものですが、シカゴの大学に行けずにルイジアナの大学に行ったからこそ、今の夫と出会えましたし、子供を授からなかったことで、自分の時間を更なるキャリア構築に費やすことができました。

何事も考えようですね。結果がダメでも大丈夫!

あとで後悔しないように、自分がやってみたいと思ったことは、自信を持ってどんどんチャレンジしていきましょう。Ladies, be ambitious!


ルイジアナ大学の卒業式の写真(2000年5月)
まさか当時の彼氏が、未来の夫となるとは。


あなたの挑戦は?

今、あなたが挑戦してみたいことは何ですか?

 留学?
 海外で働くこと? 
 何かの資格取得?
 フリーランスとしての活動?
 アカデミアへの道?
 起業してビジネスを立ち上げる?
 社長になること?

あなたがワクワクすること、あなたがやってみたいと思うことを見つけて下さい。そして、恐れずにチャレンジしていきましょう。自信を持ってその道を歩んでいくと、挑戦が楽しくなってきます。

そう、あなたのチャレンジを楽しむのです。

え、私のチャレンジ?
まさかグロ女に、私のことを聞かれるとは思っていませんでした。

私のチャレンジは、このnoteを読んで下さった一人でも多くの日本人女性達が、世界に羽ばたき、世界からたくさんのことを学び、自分らしくキラキラと輝きながら、日本に還元してくれるような環境を作り出していくことです。

そしていつの日か、世界で学んだ女性達が、男性達と共に協力し、私達の愛する日本をよりよくしてほしい。それが私の夢です。今この文章を読んで下さっているあなたも、そんな私の夢を叶えてくれる一人かもしれません。

課題はある。でも、大丈夫。

2024年3月8日の国際女性デーに、英紙エコノミストが、先進国OECD加盟国38か国中の29か国を対象に「女性の働きやすさランキング」を発表しました。その名もGlass Ceiling Index。女性の活躍を妨げる意味の「ガラスの天井」を名称にした指標です。

気になる日本は、29か国中のワースト3位となる、27位に留まりました。これは残念ながら、日本が依然として女性の活躍が難しい環境にあることを示しています。

図表⑥-25:日本、29カ国ワースト3位 女性の働きやすさ、英誌が発表
(出典:Yahooニュース・2024年3月7日配信



課題はある。でも、ここで悲観して終わりでなく、世界で活躍する一人のグロ女として、次のステップへと進んでいきましょう。

カナダの精神科医、エリック・バーン氏が説いた名言の一つに、「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」というものがあります。
そう、自分を変えられるのは自分だけなのです。

人生は1度きり。
楽しく、自分らしく、エキサイティングに、自信を持っていきましょう。

私達のマインドが変われば、未来も自ずと変わっていきます。

 世界はあなたを待っています。
 さあ、勇気の一歩を踏み出して。
 
グロ女の新しい扉はすぐそこです。

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