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カタカナ英語はNG!

皆さんは、McDonald をどのように発音しますか?
マクドナルドと発音しますよね。
日本語には、たくさんの外来語があります。
カタカナ英語は、外来語を発音しやすいように”おと”で表すように日本語の文章の中で目立つようにするために考え出されたそうです。
しかし、このカタカナ読みのシステムのせいで、日本人の英語を発音する能力の発達にかなり影響を及ぼしています。
カタカナ読みは、あくまでも日本語にある音だけを使って外国語の音を表しているので、どうしても”日本語風に読む英語”になってしまいます。
本来の発音とは全く違った"おと”になってしまっています。

まず、カタカナ英語を”英語の発音”と勘違いしていることに気づいてください。

カタカナ英語は、あくまでも、日本語にある音だけで発音されています。
英語には、日本語にない発音の仕方がたくさんありますが、学校の英語の勉強には、正しい英語の発音の仕方が全く取り入れられていません。
最近は、英会を喋るようにすることに重点が置かれ始めて、英会話の勉強が取り入れられているそうですが、英語を正しく喋るには、正しい英語の発音のルールを勉強することから始めるべきです。
このルールを学ぶことで、通じる英語を喋ることができるようになり、同時に英語を聞き取る力もついてくるのです。
自分で発音できない音は、聞き取ることができないので、聞いても理解することもできないのです。
カタカナは、日本語にない言葉を日本語にある”音”を使って英語を表すことができる便利なシステムです。
しかし、こうすることで、日本人は英語を喋っていると勘違いしているのです。
日本語の母音は、a, e, i, u, o しかありませんが、英語には、22個の母音があります。
子音は、24個あります。
日本語は、音読型の言語であるため、書いてある通りに発音できますが、英語はそういうわけにはいきません。 
英語は、発音する音、発音しない音、発音しても弱く発音する場合や、強く発音する場合があります。
さらに、イントネーションが高かったり、低かったりします。
これらの全て理解した上で、英語を発音することができるようになって初めて、通じる英語が話せるようになるのです。

日本人がカタカナ英語を卒業するためには、まずは、カタカナで表現する英語は英語ではないと認識することです。
そして、その認識ものもとに、英語の正しい発音のルールを一から勉強することで、カタカナ英語を卒業することができるのです。

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