歴代美女のビューティルーティーン『小野小町』

〜その輝きで周りを変えた、
美しさを創り出す驚きの習慣〜

世界三大美女/小野小町『恋多き美歌人』

平安時代の六歌仙の一人と言われた6人の歌人の一人、小野小町。
小町とは美しい人という日本の美女の代名詞です。日本を代表する美しさで小野小町と呼ばれていますが、当時の貴族の女性は御みす簾や扇などで顔を隠し人前に出す事がなく、実際の美しさ顔立ちなどはわかっていません。ただその素晴らしい歌から恋多き歌人という事で、恋多き女性=美しい女性だろうとそう呼ばれるようになったという事です。

《温泉好き》
そんな日本の代表美女として名高い小野小町。山形県の小野川温泉など、小町ゆかりの温泉地が各地にあるように、温泉をこよなく愛していたと言います。

《米ぬか/小豆粉パック/へちま美肌》
入浴後はへちま水で肌を潤し、米ぬかや小豆の粉をクリームやパックのようにして塗っていたそう。
植物性セラミドやγ-オリザノール(ポリフェノールの一種)、美肌成分ビタミンB群が豊富な米ぬかや小豆、
豊富な栄養成分でアンチエイジング、ビタミンC美白効果、ひびやあかぎれ、ニキビや汗疹など抗炎症効果も高い天然のへちま水は日本で古から「美人水」と呼ばれています。近年またこの天然の素晴らしい成分が見直され高く評価されてきています。
やはり日本の知恵は美の知恵も素晴らしかったのですね。

《ぬか漬け》
もちろん日本美人は食にもこだわりを。
昔から伝わる日本の代表的な乳酸菌食『ぬか漬け』は『すずほり』と呼ばれ、小町も普段からよく食べていたようです。
ぬか漬けの植物性乳酸菌は肌、髪、ボディを美しく保ち、若々しく美しい大腸への効果で健康ダイエット効果も高く評価されています。健康にしてく多くの健康効果が認められ、
現代また見直され人気になってきています。
そんなぬか漬けは“小野小町も日常的に食べていたようなのです。

《鯉の生き血》
また、小町は当時から薬用魚と名高い鯉の生き血を飲んでいたとの事です。
平安の医学書『医心方』にも高い滋養強壮・精力剤として紹介されている鯉は、身だけでなく、生き血も効果が高いと言われ重宝されていたそうです。

《ハチミツ、鯉、麦飯、山芋食》
ハチミツは、平安時代の医学書『医心方』に“豊麗で白い肌にする食べ物”として紹介されており、
鯉にはコラーゲン、ビタミンB1などが含まれており、むくみや疲労に効果が期待出来ます。
麦に豊富な保湿や血行がよくなるビタミンE、山芋に含まれるビタミンB、ビタミンC、カリウム、酵素は、その健康効果とダイエット効果も最近大きく見直され取り入れられています。

やはり日本伝統の美の知恵と成分は素晴らしかったのですね!特に私たち日本人の肌や大腸には、日本古来の風土を活かした小町美容法はピッタリかもしれません。
その美しさや歌の才能、恋多き生涯とは裏腹に、寂しい晩年だったとも言われる小野小町。
「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に」
儚い美しさを保つ努力は古より女性の永遠のテーマですね。


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