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連続しょうもな小説 「オッサンの放物線」

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不定期連載。 続くかどうかも解らない。 しょうもなさ抜群の小説です。 読んだら損。
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「オッサンの放物線」 #6和室の天井、北東角

「オッサンの放物線」 #6和室の天井、北東角

~連続しょうもな小説~
「オッサンの放物線」 第六話 和室の天井、北東角

2023年1月1日

実家からの帰り道、私は家族を連れてコインパーキングまで歩いていた。
まだ考えている。

でも、あの日おかしかったのって、結局カメムシがバックで歩いてた事だけよな。
ちょうど信号が赤。立ち止まって携帯で調べる。
「カメムシ バック」
検索で出てきたのは、カメムシのデザインの「かばん」だった。
結構あるよ

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「オッサンの放物線」 #4シロクマ

「オッサンの放物線」 #4シロクマ

~連続しょうもな小説~
「オッサンの放物線」 第四話シロクマ

2023年1月1日

あいたたたた…。
辺り一面真っ白だ。
左右両側は壁になっていて、前に真っ直ぐ道が伸びている。
道幅は、およそ5メートル。
ゆっくりと歩いてみる。
すると…。

5メートル毎に左右に道が伸びている。
なんじゃコリャ?
右の道へ入ってみると、また5メートル毎に…。
オイオイオイ。
京都市内よりややこしいやんけ。

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「オッサンの放物線」 ♯2耳から弾丸

「オッサンの放物線」 ♯2耳から弾丸

~連続しょうもな小説~
「オッサンの放物線」 第二話 耳から弾丸

2022年12月31日

振り返った私は驚愕した。
女性(の様なモノ)がお茶漬け(の様なモノ)を食べている。
食べているのだが、食べている口がケツなのだ。
顔の下半分が尻で。
尻でお茶漬けをすすっている。

どうなっとんや、コレ…。
ほんで周りの人間、なんで気づかんのやコレに。
私と目が合った女性(の様なモノ)は怒った様に席を立ち

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