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じゃあね
じゃあね別れの言葉 なんて言えないまま この時になって いつか旅立つ時が 来ることだけは 知っていたのに ヒラヒラ落ちる枯れ葉 僕と君の終わりが近づいてる じゃあね じゃあね自転車漕いで 市民プールへ泳ぎに行った いつも子供の頃は 君の背中を追いかけていた キラキラ光る水面 溶けたアイスと街に沈む夕日 じゃあね じゃあねお正月には 皆集まっておせち囲んだ 今年も良い年に なります様にお屠蘇を飲んで チラチラと舞う雪が どこか寂しくそして綺麗だった じゃあね じゃあね春になって 二人近所の公園に行った 辺り一面に咲く 桜の花がとても綺麗で ハラハラ風に踊る ピンクの花びらずっと眺めていた じゃあね じゃあね君の声を もっと沢山聴けば良かった じゃあねそっぽ向かずに もっと近くにいれば良かった ずっと悔やむのだろうか それともいつか忘れてしまうだろか じゃあね じゃあね またね
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デキソコナイ
少しだけ春の匂いがする 風が吹いて街を洗う 心踊るようなこの季節に 僕は一人道に迷う 部屋の隅で ただ時間をやり過ごし 誰の声も聞きたくなかった 出来損ないの心のままで ほんの少し夢を見たんだ 僕らどうして生きていくんだろう そんな事すら知らないまんまで 駆け引きばかりの世界の中で 僕はどんな道を選ぼう はみ出さぬ様に落ちこぼれない様に 走り続ける自信がない だから今日も ただ時間をやり過ごし 暗い部屋で静かに目を閉じる 出来損ないの心のままで 恥ずかしい様な夢を見たんだ 僕らどこに向かっていくんだろう そんな事すら知らないまんまで 部屋の隅で ただ時間をやり過ごし 誰の声も聞きたくなかった 出来損ないの心のままで ほんの少し夢を見たんだ 僕らどうして生きていくんだろう そんな事すら知らないまんまで
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友達のまま
毛糸の手袋息を吹きかけ 君が笑うもうすぐねクリスマス バス停に並んで見上げた夜空 今年初めて雪が降ってる 駅のイルミネーション とても綺麗だね 振り向いた君の横顔 可愛いピアスが揺れてる 君の笑顔が嬉しくて 調子にのって喋り続けた ても本当の気持ちが言えなくて 映画の話ばかりしてた 海の見える部屋を貸し切って 仲間達と過ごしたねクリスマス 大人振ってシャンペン片手に しつこいほど乾杯していた 陽気な音楽に 肩を揺らす君 少し寂しげなその瞳 本当は何を思ってたの 君を笑顔にさせたくて 調子のって喋り続けた まだ本当の気持ちは言えなくて 友達のままメリークリスマス 君が笑うまで 声が枯れるまで 君の笑顔が嬉しくて 調子にのって喋り続けた ても本当の気持ちが言えなくて 映画の話ばかりして 君を笑顔にさせたくて 調子のって喋り続けた まだ本当の気持ちは言えなくて 友達のままメリークリスマス
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10月12日
10月に吹く風が コスモスの花揺らす 少し傾いた日差しに 季節を感じる ああこの街に暮らして 何度目の秋だろう 幾度の出会いと別れを 繰り返したんだろう 大好きだったあの人 通りすぎた月日も さよならこの物語 昨日までの夢 もう歩くことのない この坂道をまた振り返る さよならじゃあもう行くね 昨日までの恋 最後のポーズは笑ってきめるから 一枚写真撮ってよ 未来だと思っていた 時も思い出に変わる 名前も知らない花さえ 愛しく思える こんなにも寂しいなら 楽しくなけりゃ良かった 子供の様なつぶやき 西の空に消えてく ほどけかけた靴紐 こぼれ落ちた涙も さよならこの物語 昨日までの旅 陽だまりの中で二人笑ってた 懐かしい日々 さよならじゃあもう行くね 昨日までの歌 ずっとずっと今日を忘れない為に 記念日にしよう さよなら さよならこの物語 昨日までの夢 陽だまりの中で二人笑ってた 懐かしい日々 さよならじゃあもう行くね 昨日までの歌 ずっとずっと今日を忘れない為に 記念日にしよう さよなら
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はじまりの島
月の光の中で飛び石とんで ねえ一緒にとんで あっちまで行こう 波の音が今日はとても優しいね ちょっと優しすぎるね 泣いてもいいかな 過ぎた日のこと 話していいかな この星空を君と探した 答えなんてどこにも見つからないまま はじまりの島は高く聳えて 帰ってきた二人の影を見下ろしてる 二人の旅はまだ途中で 中途半端で 歩き疲れて 帰って来てはみたものの もう昔の様に はしゃげなくて もう一度ここから 歩いて行こうか この星空の中で君と見つけた 流れ星に二人でそっと祈った はじまりの島は今日も高くて 歩き出した僕らをずっと見送ってる この星空を君と探した 答えなんてどこにも見つからないまま はじまりの島は高く聳えて 帰ってきた二人の影を見下ろしてる
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最後のまたね
作曲 高謙恒 日本語作詞 ユッキー 朝の日差しにも春の匂い 門出を祝う鳥達のさえずり 人気のないキャンパスに一人来たんだ さあ君と僕の卒業式をしよう はじめて会った君はすごく真面目そうに見えて 僕の方は寝ぐせ頭 ボタンの取れたシャツ 英文科だった君と電子工学科の僕が 出会うなんて 本当に奇跡的だよね 少し歩こうか よく行った角のカフェ いつものね そうさ合言葉 ダブルチョコレートバナナパフェ 最初僕が頼んだ日君は目を丸くして 子供みたいって笑ったけど結局ハマったのは君の方で 毎日遅くまで話したベンチ 誰かのトランペットが聴こえた噴水広場 おつりの出ない自販機 パン屋のコロッケ 駅の向こうに第三校舎レンガの階段 あるもの全てあの日のままでも 隣でいつも笑ってた君の声は聞こえなくて 僕だけを一人ここに置いてくなんて あと少しでこの学校も卒業だったのに いつもまたねって手を振ったバス停 喧嘩したあの日は二人黙ったままで 次の日君が空へ旅立つなんて 謝る事さえももう出来ないなんて 僕の時計は止まったままなんだ。 毎日泣いてばっかで社会に踏み出せなくて こんな姿見たらきっと君は怒るよね だからもう思い出も卒業しよう さあこれが最後のまたね 本当に最後のまたね もうこれが最後のまたね
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僕らがいた夏
水平線沈む太陽 繰り返す波の音 茜色砂浜に二つの影 どこにでもある様な話さ 若すぎた二人の 小さな恋 夏の物語 白いワンピース 赤いリボンの麦わら帽子 君の笑顔が眩し過ぎて ぬるいコーラ飲み干した 僕らがいた夏は あの夕陽の向こう 思い切り叫んでも届かない あの日の思い出は もう帰らない過去 何も無かった様に 季節だけが過ぎてく 受話器越しに聴く君の声 とても小さくて 鈍い僕でも気づく何かがある 久しぶりに見る事が出来た うつ向く君の顔は 胸が張り裂けるほど痩せていて 休みの度に自転車こいだ 君の部屋まで 会う度白くなってく頬に もう一度行こうあの海へ 僕らがいた夏は あの夕陽の向こう 思い切り叫んでも届かない あの日の思い出は もう帰らない過去 何も無かった様に 季節だけが過ぎてく 白いワンピース 赤いリボンの麦わら帽子 君の笑顔が眩し過ぎて ぬるいコーラ飲み干した 僕らがいた夏は あの夕陽の向こう 思い切り叫んでも届かない あの日の思い出は もう帰らない過去 何も無かった様に 季節だけが過ぎてく