ユッキー

走る、泳ぐ、闘う。 noteは、2019年より始めた歌を載せています。 2020.…

ユッキー

走る、泳ぐ、闘う。 noteは、2019年より始めた歌を載せています。 2020.10.24

マガジン

  • しょうもない歌の数々

    題名の通り

  • 連続しょうもな小説 「オッサンの放物線」

    不定期連載。 続くかどうかも解らない。 しょうもなさ抜群の小説です。 読んだら損。

  • 高さん作曲の日本語バージョン

    中国のシンガーソングライター、高さんの中国語の曲に、ユッキーが日本語バージョンで作詞したもの。 2022年、中国と日本で配信予定。

  • この期に及んでつぶやくのか?

    50前にもなって何をぶつくさ言いよんな…。

  • 帰って来た言葉遊び

    俳句、短歌など。 真剣にされている方々は、気分を害する恐れがあるので予めご了承下さい。

記事一覧

じゃあね

じゃあね別れの言葉 なんて言えないまま この時になって いつか旅立つ時が 来ることだけは 知っていたのに ヒラヒラ落ちる枯れ葉 僕と君の終わりが近づいてる じゃあね …

ユッキー
2か月前
3

デキソコナイ

少しだけ春の匂いがする 風が吹いて街を洗う 心踊るようなこの季節に 僕は一人道に迷う 部屋の隅で ただ時間をやり過ごし 誰の声も聞きたくなかった 出来損ないの心のま…

ユッキー
2か月前
1

友達のまま

毛糸の手袋息を吹きかけ 君が笑うもうすぐねクリスマス バス停に並んで見上げた夜空 今年初めて雪が降ってる 駅のイルミネーション とても綺麗だね 振り向いた君の横顔 可…

ユッキー
5か月前
2

いつもどこかでカメムシの匂い

ユッキー
7か月前
1

「君は放課後インソムニア」最終巻発売記念。当日歌う「10月12日」。

ついに終わってしまいました。 君は放課後インソムニア。 最終巻発売が楽しみで寂しくて、いてもたってもいられなくて。 発売日を題名に、先月作った曲。 「10月12日」…

ユッキー
7か月前

2023.10.1 ユッキーソロ

studio21でのライブです。

ユッキー
7か月前
1

10月12日

10月に吹く風が コスモスの花揺らす 少し傾いた日差しに 季節を感じる ああこの街に暮らして 何度目の秋だろう 幾度の出会いと別れを 繰り返したんだろう 大好きだった…

ユッキー
8か月前
4

2023.9.16 「はじまりの島」こばこカフェ

オープンマイクでのソロライブ。

ユッキー
8か月前
4

君の歌声

突然の雨が通りを濡らす 弾ける雨音リズムになって 小さなステップ踊る君の おどけた仕草が瞼に浮かぶ りるりるりるりら 君の歌声今もここにある りるりるりるりら 寂し…

ユッキー
8か月前
3

はじまりの島

月の光の中で飛び石とんで ねえ一緒にとんで あっちまで行こう 波の音が今日はとても優しいね ちょっと優しすぎるね 泣いてもいいかな 過ぎた日のこと 話していいかな …

ユッキー
9か月前
2

「オッサンの放物線」 #20オッサン二人のインソムニア その2 七つ橋渡り

「オッサンの放物線」 第二十話 オッサン二人のインソムニア その2 七つ橋渡り 〜この物語はフィクションであり、着地点は無い〜 まず私達が目指したのは尾湾橋(びわん…

ユッキー
9か月前
2

「オッサンの放物線」 #19オッサン二人のインソムニア その1 食祭市場

~連続しょうもな小説~ 「オッサンの放物線」 第十九話 オッサン二人のインソムニア その1 食祭市場 〜この物語はフィクションであり、着地点は無い〜 2023年8月5日…

ユッキー
9か月前
5

2023.7.8   LIVEStudio21

今回はソロでした。

ユッキー
10か月前
1

「オッサンの放物線」 #18オッサンの白昼夢

~連続しょうもな小説~ 「オッサンの放物線」 第十八話 オッサンの白昼夢 〜この物語はフィクションであり、着地点は無い〜 2023年7月4日 あー。 女子高生なりたいわ…

ユッキー
10か月前
4

最後のまたね

作曲    高謙恒 日本語作詞 ユッキー 朝の日差しにも春の匂い 門出を祝う鳥達のさえずり 人気のないキャンパスに一人来たんだ さあ君と僕の卒業式をしよう は…

ユッキー
11か月前
2

僕らがいた夏

水平線沈む太陽 繰り返す波の音 茜色砂浜に二つの影 どこにでもある様な話さ 若すぎた二人の 小さな恋 夏の物語 白いワンピース 赤いリボンの麦わら帽子 君の笑顔が眩し…

ユッキー
11か月前
3

じゃあね

じゃあね別れの言葉
なんて言えないまま
この時になって
いつか旅立つ時が
来ることだけは
知っていたのに

ヒラヒラ落ちる枯れ葉
僕と君の終わりが近づいてる
じゃあね

じゃあね自転車漕いで
市民プールへ泳ぎに行った
いつも子供の頃は
君の背中を追いかけていた

キラキラ光る水面
溶けたアイスと街に沈む夕日
じゃあね

じゃあねお正月には
皆集まっておせち囲んだ
今年も良い年に
なります様
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デキソコナイ

少しだけ春の匂いがする
風が吹いて街を洗う
心踊るようなこの季節に
僕は一人道に迷う

部屋の隅で
ただ時間をやり過ごし
誰の声も聞きたくなかった

出来損ないの心のままで
ほんの少し夢を見たんだ
僕らどうして生きていくんだろう
そんな事すら知らないまんまで


駆け引きばかりの世界の中で
僕はどんな道を選ぼう
はみ出さぬ様に落ちこぼれない様に
走り続ける自信がない

だから今日も
ただ時間をやり
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友達のまま

毛糸の手袋息を吹きかけ
君が笑うもうすぐねクリスマス
バス停に並んで見上げた夜空
今年初めて雪が降ってる

駅のイルミネーション
とても綺麗だね
振り向いた君の横顔
可愛いピアスが揺れてる

君の笑顔が嬉しくて
調子にのって喋り続けた
ても本当の気持ちが言えなくて
映画の話ばかりしてた


海の見える部屋を貸し切って
仲間達と過ごしたねクリスマス
大人振ってシャンペン片手に
しつこいほど乾杯してい
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いつもどこかでカメムシの匂い

「君は放課後インソムニア」最終巻発売記念。当日歌う「10月12日」。

ついに終わってしまいました。
君は放課後インソムニア。
最終巻発売が楽しみで寂しくて、いてもたってもいられなくて。
発売日を題名に、先月作った曲。
「10月12日」。
最終巻を読んだ後に歌いました。
一人感無量。

10月12日

10月に吹く風が
コスモスの花揺らす
少し傾いた日差しに
季節を感じる

ああこの街に暮らして
何度目の秋だろう
幾度の出会いと別れを
繰り返したんだろう

大好きだったあの人
通りすぎた月日も

さよならこの物語
昨日までの夢
もう歩くことのない
この坂道をまた振り返る

さよならじゃあもう行くね
昨日までの恋
最後のポーズは笑ってきめるから
一枚写真撮ってよ


未来だと思っていた
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君の歌声

突然の雨が通りを濡らす
弾ける雨音リズムになって
小さなステップ踊る君の
おどけた仕草が瞼に浮かぶ

りるりるりるりら
君の歌声今もここにある
りるりるりるりら
寂しいね
どこかで誰ががそっと呟く

一人で入ったコーヒーショップ
懐かしい匂い君といた場所
通り雨ももうすぐ上がる
虹を探して遠回りしようか

りるりるりるりら
君の歌声今もここにある
りるりるりるりら
悲しいね
僕らの約束は雲の
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はじまりの島

月の光の中で飛び石とんで
ねえ一緒にとんで
あっちまで行こう

波の音が今日はとても優しいね
ちょっと優しすぎるね
泣いてもいいかな

過ぎた日のこと
話していいかな

この星空を君と探した
答えなんてどこにも見つからないまま
はじまりの島は高く聳えて
帰ってきた二人の影を見下ろしてる

二人の旅はまだ途中で
中途半端で
歩き疲れて

帰って来てはみたものの
もう昔の様に
はしゃげなくて
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「オッサンの放物線」 #20オッサン二人のインソムニア その2 七つ橋渡り

「オッサンの放物線」 #20オッサン二人のインソムニア その2 七つ橋渡り

「オッサンの放物線」 第二十話 オッサン二人のインソムニア その2 七つ橋渡り

〜この物語はフィクションであり、着地点は無い〜

まず私達が目指したのは尾湾橋(びわんばし)。御祓川の河口付近に架かる橋で、物語にも何度も出てくる重要地点だ。
そして、その橋の袂から海の方へ降りた防波堤。そこがかの有名な伊咲ちゃんの足あげシーンの場所なのだ!
私はこのシーンの写真を撮るために二週間ほど柔軟体操をして準

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「オッサンの放物線」 #19オッサン二人のインソムニア その1 食祭市場

「オッサンの放物線」 #19オッサン二人のインソムニア その1 食祭市場

~連続しょうもな小説~

「オッサンの放物線」 第十九話 オッサン二人のインソムニア その1 食祭市場

〜この物語はフィクションであり、着地点は無い〜

2023年8月5日
今回の話は長い。おそらく妖怪も出てくる暇がないだろう。
朝6時。いつもの出勤時間に家を出る。
でも今日は仕事ではない。ランニングチーム「サバ缶」の「兄やん」と旅行に行くのだ。
待ち合わせのコンビニへ車を走らせる。

最近アニ

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「オッサンの放物線」 #18オッサンの白昼夢

「オッサンの放物線」 #18オッサンの白昼夢

~連続しょうもな小説~

「オッサンの放物線」 第十八話 オッサンの白昼夢

〜この物語はフィクションであり、着地点は無い〜

2023年7月4日
あー。
女子高生なりたいわー。
女子高生に生まれ変わって。
青春しまくって。
ちょっと大人になったら。
網タイツ穿きたい。
ケケケ。

2023年7月5日
最近は、純愛モノの映画かラブコメのアニメばかり観ている。
元々そういうジャンルは好きだったが、拍

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最後のまたね

作曲    高謙恒
日本語作詞 ユッキー



朝の日差しにも春の匂い
門出を祝う鳥達のさえずり

人気のないキャンパスに一人来たんだ
さあ君と僕の卒業式をしよう

はじめて会った君はすごく真面目そうに見えて
僕の方は寝ぐせ頭  ボタンの取れたシャツ

英文科だった君と電子工学科の僕が
出会うなんて 本当に奇跡的だよね

少し歩こうか  よく行った角のカフェ
いつものね  そうさ合言葉
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僕らがいた夏

水平線沈む太陽
繰り返す波の音
茜色砂浜に二つの影

どこにでもある様な話さ
若すぎた二人の
小さな恋 夏の物語

白いワンピース
赤いリボンの麦わら帽子
君の笑顔が眩し過ぎて
ぬるいコーラ飲み干した

僕らがいた夏は
あの夕陽の向こう
思い切り叫んでも届かない
あの日の思い出は
もう帰らない過去
何も無かった様に
季節だけが過ぎてく

受話器越しに聴く君の声
とても小さくて
鈍い僕でも気づく何か
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