見出し画像

「一人ラーメン」は、女性の人生を変える救世主!?

女性のひとり飯が普通になった今でも、ラーメン屋に1人で行く女性は多くない。

オシャレなラーメン屋や東京駅にある好アクセスの店は除くと、ラーメン屋にいる女性は基本誰かといる。友達や彼氏or夫、家族だったり……だから女性が1人でラーメン屋に入ると、どうしても目立ってしまう。

昨日、地元のラーメン店が開店記念に1杯500円で提供していたので、一人で行ってきた。普段800円程度するラーメンがワンコインで食べれるため、店前には行列ができていた。女性もたくさん来ていたけれど、1人だったのは私ともう1人だけしかいなかった。大勢の客が押し寄せる中でも、女性ひとりはマイナーな存在だ。

「女性1人でラーメン屋に入りづらい。。」多くの女性がそう思っているだろう。

ただ入りづらいからこそ、自分を変えるきっかけにもなると思っている。

なぜなら女性ひとりでラーメン屋を利用する恥ずかしさ・寂しさを乗り越え、周りの目を気にせず、自分のやりたいことに挑戦する経験をたくさん積めるようになったからだ。

わたしはひとりの外食が大好きだけど、1人でラーメン屋に行くのはちょっと怖い。ラーメン屋には女性1人客が少ないので、どうしても周りの目が気になる。「周りに1人客がいない中で、1人で利用するの嫌だな……」「女性1人で寂しいとか思われないかな」とか考えてしまい、いつも自分と同じような女性1人客を探してしまう。

本当は周りなんて気にせず、どんな時も1人でも堂々としていたい。でもビビりな私は”孤高”になりきれなくて、恥ずかしさや寂しさを感じながらラーメン屋を利用しているのだ。

でもいざ1人でラーメン屋を利用してみると、思ったより平気だったりする。そして入店前の怖さや恥ずかしさを乗り越えると、「周りの目を気にせず、1人でどこでも行ける」という勇気さえわいてくる。

もちろん1回ひとりラーメンをしたくらいで、この先恐怖を全く感じないわけじゃない。わたしも何度も一人ラーメンをしてきたけど、いまでも1人はビビる。でも以前より確実に挑戦のハードルはさがっている。ラーメンだけでなく、焼肉屋や牛丼屋などにもすこしの勇気で行けるようになった。

一人で出来ることが増えれば、それだけ自分の行動の幅が広がる。挑戦するのが怖いなと感じることも、1人でも取り組みやすくなる。挑戦すればするほど多くの経験が積め、それが自分の力になる。

ひとりラーメンが直接自分を変えるきっかけにならなくても、「周りの目を気にせずやりたいことに挑戦する」土台を築くためのチャンスにはなる。私が20万円弱のライター講座を受講したのも、路上占い師に突撃取材できたのも、大嫌いな飛び込み営業を1年続けられたのだって、この一人ラーメンが築いてくれた挑戦する姿勢のおかげだと思っている。


新しいことに挑戦したいけど、1人だと勇気が出ない……と感じる女性は、ぜひ騙されたと思って一人ラーメンに挑戦して欲しい。1人で入店するのは、できるだけ男性だらけの入りにくい店の方がおすすめだ。

ただ男性が多い店は超こってりラーメンの店だったりもする。脂っこいものが苦手な人はそこだけ気を付けて(笑)、ぜひひとりラーメンに挑戦してもらいたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?