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有能な上司から学べなかったこと

昨年度の上司は、入社5年目ながら聡明でやさしく、申し訳ないほど面倒見がよかった。
週に一度、わたしのタスクの進捗確認のミーティングを行ってくれ、抜け漏れがないか確認してくれていた。

当時から有能な上司に頼りすぎてはいけないと思いつつ、相談すると的確な道筋を教えてくれ、かつ美人で話の内容もおもしろい大好きな上司に、いつしか安心しきっていたのだと思う。

そのしっぺ返しが、今日あらわれた。
今年から別の上司になり、週に一度の個人ミーティングはなくなった。
自分のタスクはしっかり管理しているつもりだった。でも上司から担当企業へ重要情報の連携漏れを指摘された。
担当企業は関係ないのでは?と思っとものの、伝えなければいけない期限を過ぎてしまっていたので、軽い確認しかせずに慌てて担当企業に連絡していた。しかしよくよく資料を見ると、担当企業に影響はなく、伝える必要がないことが書かれていた。

このミスは、わたしが前もって把握し、確認していればよかった話であって、「上司のせいだ!」と責めたいわけではない。
ただ、だれもが前の上司のように丁寧で正確ではない、ということを改めて思い知った。

私のような未熟者は、有能な上司のしたにつかないほうがいいのかもしれない。
「え、ほんと?」と疑ってかかる必要性は感じることはほとんどなかったから。そういった意味では、今回のミスは入社3年目の私にはいい経験になった。

結局、自分を守るのは自分だ。エビデンスを手に入れて、確実な仕事をするようにしたい。

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