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自分の好きなところ100個書いてみた

自分の好きなところ、100個書けますか?

「自分のことは自分が一番わかる」なんて言うけれど、好きなところを言語化できている人は少ないと思う。現に自分が好きだと思っても、自己紹介や自己アピールが苦手な人が多いのは、自分のいいところを言葉にできていないからだ。わたし自身がまさにそうだ。

そこで、自分の好きなところを100個書き出してみようと決意した。使用したのは、カップル向けの商品「present book 好きなところ100」。相手の好きなところを100個書いて、それをプレゼントするのが本来の使い方だ。

本屋や文房具屋で見かけて「リア充爆発しろ(このセリフ死語?)」と思った人もいるんじゃないだろうか。

わたしはこのリア充感あるプレゼントブックを、自分宛てに書いてみたのだ! 自分が自分で好きだと思うところを100個書き出し、自分に自信が持てるようになるか?を確かめたいと思う。

「嘘&言いかえNG」のルールのみ。あとは自由

自分の好きなところを100個書くにあたり、守るべきルールを2つ決めた。

・嘘はつかない(本当に好きだと思うところだけ)
・単純な言いかえは禁止(やさしい⇒親切など)

このルール以外、書く内容は自由とした。

多方面から見つけ出す自分の好きなところ100個

いくら自分自身のこととはいえ、好きなところを100個も書きだすのはそう簡単ではない。私の場合、30個くらいまではスラスラ書けた。でも50個を超えるとページをめくるスピードが一気に落ちてしまい、好きなところが浮かばない時間が苦痛だった。

ただ100個あげるのが難しいからこそ、1つの視点に偏らず、多方面から自分の魅力を探すきっかけになった

前半でたくさん思い浮かんだのは仕事関連だ。編集者・ライターになるために頑張ったこと、会社で一生懸命働いていること、(ほぼ)毎日noteを書いていることなど……。やりたい仕事に最近転職できたのもあり、最初の30個中半分以上は仕事関連で埋まった。

(右上)仕事に対して前向きと言いつつ、なぜか下の方に書いてしまった笑

仕事と同じくらい書けたのが、自分の性格について。真面目や負けず嫌いなど人から褒められた長所だけでなく、「自分は凡人だと認められた」など、自分だけが知っていることもたくさん書けた!

(左下)ダイエットで大事なのは体重じゃなくウエストサイズ。

好きなところが書けない後半……苦しいけど心地よい

ネタが尽きてくると、普段なら長所と認識しないようなところにも目を向け始めた。「お酒強いフリしてそんな飲めない」「寝ているときの夢の中ですら素直になれず、自分を捨てられない」など……。人から見たら短所だと思われるかもしれない。でも自分にとっては好きなところだと感じるから、それでいい。100個考えるのは大変だけど、決して自分を否定しない姿勢が、書いていてとても気持ちがよかった。

(右下)コロナの影響で、ますます人から誘われず…笑

後半になると、現在の出来事や性格から考えるのはネタ切れで、中学~大学などの過去から引っ張り出すのが多くなった。「高校の部活で挫折を乗り越えたとこ」「受験生の時、部活は最後まで続けられたとこ」「チャラチャラした大学生活を送らなかった」など。。。就職活動の学生時代頑張ったことには書けなかったけど、自分って結構頑張ってたんだなぁとしみじみ感じた。

(右上) 水泳始めた時は、顔に水を付けられなかったからなぁ…

そして100個、どうにか書き切った!所要時間は約3時間。後半は苦しかったけど、その分達成感はひしひしと感じられた。

まさに100個目って感じの好きなところ。自分おつかれ!

自分の好きなところ100個書いた感想は?

好きなところを100個書き終わり、パラパラとプレゼントブックをめくってみた。数時間前、自分が必死で書いたと分かっているけれど、それでも自分の価値を人から認めてもらえたようで嬉しかった

3時間かけて書いた自分の好きなところ100個

このプレゼントブックには、自分しか知りえない魅力も書かれている。たとえば「人からよく道を聞かれる」「人を楽しませようと思う気持ちがある」とか、おそらく他人は知らないはずだ。自分自身で書いているから当然ではあるんだけれど、言葉として形になると改めて実感できる。

自分のことは自分が一番よく分かっていると思っていても、言葉にしないと見えていない部分って意外に多い。この本をみると「頑張ってるの、ちゃんと知ってるよ」「あなたの魅力はたくさんあるんだよ」と自分から励ましてもらえる。落ち込んだ時に見れば、たちまち元気がもらえるはずだ。

自信を持ちたいなら「好きなところ100」を自分に贈ろう

約3時間かけて自分の好きなところを書いた結果、自分の魅力を再認識でき、もっと自分自身を好きだと思えるようになった

自分の好きなところを100個も書くなんて恥ずかしいかもしれない。でも今や昔の自分の内面をみつめ、1個ずつ書いていけば、その1つ1つの魅力が自信につながっていく。そして「自分の人生、そんな悪くないんじゃない?」と思えるはずだ。

自信がない・自分を好きになれないと感じる人は、なにも予定がない日、部屋にこもって書いてみてはどうだろうか。

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