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お金をかけずに趣味や余暇の時間を楽しむ方法

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

倹約を始める前の私は、休日はブランドショップ巡りやデパートのはしごをして、必要もないのに、「臼井様にお似合いです」とか、「これが着こなせるのは臼井様しかいません」というような言葉に乗せられて、買い物三昧でした。

少しは運動もしないといけないと思いたち、スポーツクラブに通うことを決めましたが、それは「芸能人や文化人」が会員に名を連ねる高級会員制クラブ。きちんと通い体を鍛えればいいのですが、そういう場に相応しいメイクや身なりをしないといけないと考えると、足しげく通うまでには至りませんでした。

問題は、洋服や宝石を数多買っても満たされないことです。

「何でこんなことをやっているのか?」と疑問を感じてはいましたが、当時の私の趣味は、無駄なお金を使うことに他なりませんでした。

 そんな私が倹約を始めて思うのは、暮らしに「ちょっとした工夫」をするようになると人生が楽しくなってくるといこと。
趣味をもとうとか余暇をどう過ごそうと考える間がないほど、衣食住や人づきあいの楽しみに心躍る毎日なのです。

仕事で稼いだお金で便利な道具を買い、生活をラクにするよりも、流行の洋服や宝石を手に入れて浮かれるよりも、倹約生活自体を楽しんでいる今のほうが何倍も心豊か。

「倹約」でこんなに幸福感を得るなんて、想像もしていなかったのです。

倹約を始めたきっかけは、夫が遺した多額の借金返済のためでしたが、「こういう暮らしのほうが楽しいから」「性に合っている」と気づいたから、続けているのです。

自宅の庭先に出るのは、季節の山菜や果物。初春のふきのとうに始まり三つ葉、野蒜、筍、野蕗を収穫して料理をしたり、保存食作りを楽しみ、6月になると、梅を収穫して梅干作り。夏は茗荷、秋は栗拾い……と。

四季を通じて暮らしを楽しむことが、趣味のようになりました。こういう趣味もあるということを知ったのです。

そうはいっても、庭先や家の周囲だけで楽しんでいるわけではありません。先日は地元のガス会社主催の「味噌仕込み」の会に参加させていただきましたし、蕎麦打ちやパン作り、干物作りなど。地元の広報誌を頼りにして、安価に近場で趣味の時間を楽しませていただいています。

参加費は500円~1800円程度で、食事やお土産つきというものもあります。そこには、年代や仕事が異なる、普段の暮らしでは顔を合わせることのない方々との出会いもあって、それがまた楽しいのです。
地元に伝わる風習や行事を教えていただく機会にもなって、東京生まれの私にはふるさとができたようです。

こういう楽しみは、本やセミナーでは得られませんし、お金をかけたからといって、必ずしも得られるものではありません。「倹約」で暮らすことを楽しむという意識が強くなったからこそ、生まれたのだと思います。

 ~四季を通じて暮らしを楽しむのも趣味になる~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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